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他人の言動に"過敏に"反応してしまう人について
お久しぶりです吉倉です。2月になりました。
今回は先日の喫煙を注意した高校生を暴行した容疑者をはじめとする「他人の言動に"過敏に"反応してしまう人」についてブログを書こうと思います。おそらく、共感してもらえないと思うけど。。
注意:このブログではニュースになった事件の容疑者の行動について善か悪かをジャッジすることが目的ではありません。
私がこの事件で注目したことは注意してきた相手を暴行し、それを「正当防衛」だと言った容疑者の心理でした。
ただ容疑者のことだけでなく多くの人間に当てはまることなので・・・
本ブログでは特定の人物にフォーカスを当てるのではなく「他人の言動に"過敏に"反応してしまう人」という括りでお話をしたい(ここ重要)
ちなみに「反応してしまう」というのは主に「ブチギレる・逆上する・攻撃する」という行動だと思ってください。
"過敏に"というのが重要だ。物理的に「殴る・蹴る」になれば事件沙汰になって世間から注目を受けるだろう。でも反応にも深刻度は様々です。"過敏に"反応して引き起こされるのはパワハラも、いじめも。DVもそう。
過敏に反応する人は、相手ではなく相手の行動がきっかけとなり己の感情(過去に負った心の傷)が"過敏に"反応しているのではないだろうか?
他人の言動に過敏に反応してしまう主な原因
他人の言動に過敏に反応してしまう主な原因というのは複数あるが全て話すとブログでは収まらないので今日は1つだけ取り上げたい。その1つと言うのは「自分に自信がない(から素直に感情を処理できない)」ことなのではないかと思う。
この問題を解決しない限り、感情を刺激されたらその度に爆発し、ブチギレ、弱い立場の者にあたることしかできなくなる。
*ちなみに人にあたる人は"他罰的"、自分にあたる人は"自責的"である。自責的な人は怒りのエネルギーを表に出せなくなって精神的に不安定になりひどい場合は病気になる。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71299971/picture_pc_b918a16217230709b98426e3403dc3ba.jpg?width=1200)
他人の言動に過敏に反応してしまうことは少なからず多くの人がすることなのではないか?と私は思っているし、私も反応したことのある人間である。
そう言う反応をした時に「なぜそう反応したのか」「どうすればそう言う反応をしないようになれるか」を自分で何度も何度も反省を繰り返し、本を読んで情報を集め続けました。
結果、現時点でわかったことを同じようなことで悩んでいる、情報を集めている人に向けてブログで書いてみようと思いました。
育った環境が与える影響は大きい
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71299678/picture_pc_76ca0435be13e8a499bd89e20e569c97.jpg?width=1200)
「自分と意見が違う人に過敏に反応してしまう人」というのは自信がない人と書いた。どうして自信がないのか?自信が育つ環境にいなかった、もしくは育ってこなかったのではないだろうか。
自信は1日2日で育たない。少しずつ積み上げられてくるものだと考える。
自信というのはどうやって育つのかというと、"何があっても私はあなたの味方だよ"というメッセージを受け取ってこれたかどうかである。そのメッセージは子供にとって"安心感"や"信頼感"を感じさせる。
そのメッセージは誰がくれるのか・・・両親である。
成長するにあたって体験する"失敗"を乗り越えるだけの心の支えが子供時代にあるかないかで大人になった時の生きやすさが大きく変わってくると思う。
子供が育つ世界は2つある
親に甘えられなかった。
困ったときに助けてもらえなかった。
失敗したらバカにされた。
意見を言えば否定や暴力。
親に味方になってもらえなかった子供は
たくさんの裏切りを受け続けて大人になる。
そうなった子供に"本当の自信"は生まれない。あるとすれば虚勢か現実逃避である。自信があるように見せて心の中の劣等感を一時的に誤魔化しているだけだと私は思っている。
自信がないからこそ弱い人に攻撃する
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71299766/picture_pc_14c374dfaaf03206feea41d977556e6f.jpg?width=1200)
つまり、「他人の(自分にとって)マイナスな意見に"過敏に"反応してしまう人」は「攻撃する」ことで自分を守ろうとしているのではないだろうか。
でも彼らは本当に攻撃するべき相手ではなく、弱い立場の人間を選ぶのである。なぜか?本当は傷つくのが怖いからである。立場が自分より上の人に逆らったらどうなるかをよく知っている。
だから会社には上にはペコペコして下にはすごく厳しい社員がいたりするのはこういう背景があるのではないかと思っている。
根性まがりにつける薬はない。それはわかっているけれど、彼らの心理を考えるとただ罰したり、批判するだけでは何も変われないし彼らも救われないままだというのが何とも言えない気持ちになる。
と、言いつつ別に彼らに同情している訳ではない。
ただ彼のような「他人の(自分にとって)マイナスな意見に"過敏に"反応(攻撃)してしまう人」は一生孤独なのである。
そんな人生を変えるには
自分の中にある感情と向き合う覚悟をするしかない。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71299730/picture_pc_b6337d76b293d9f4765c92baec6ccb11.jpg?width=1200)
まとめ
本ブログでは
・自分と意見が違う人に過敏に反応してしまう人がいる
・安心感がない人は普通の人よりも傷つきやすい
・幼少期の「安心感」が自信を育てるのに重要。
などについて書きました。
このブログでは自分と意見が違う人に過敏に反応してしまう人を悪いと言うことではなく、そういう人がどうしてそうなったのかの"原因"を書いています。原因を知ることで自分自身を変えるきっかけや何かの悩みの参考になれたら嬉しいです。
長文になりましたが、最後までご覧くださりありがとうございました!
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▼参考にした本
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