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叱られれば叱られるほど、「叱られる子」になってしまう
こんにちは、ほんたんです。子育てについて毎日児童心理学や育児書をまとめています。
今回は、子どもは叱られれば叱られるほど、「叱られることをする子」になる、という話について書きます。親が叱らないことが大切です。詳しく説明していきます☟
叱っているうちは治らない
これは児童精神科医の佐々木正美先生のことばですが、「親が子どもを叱っているうちは、叱らなくていい子どもにはならない」と著書に書いてありました。長年の臨床の現場から、この結論にたどりついたそうです。
よく叱る親ほど、「この子を叱らずに育てるなんてできない」と考えます。子どもはいつも叱られるようなことをするものです。だから親は「子どもが叱られるような行動をやめてくれたら、叱らずにすむ」と思います。これは子どもを先に変わってもらおうと思っているからです。
しかし先に変わるのは親です。
親が子どもを叱らなくなれば、少したってから子どもは叱られるような行動をしなくなります。順番は必ず「親」からです。
怒鳴りつけたり、命令したりすると、子どもは屈辱感と劣等感を植え付けられてしまうことになります。「こんなことするもんじゃないよ」「こうするんだよ」とサラッと注意するので十分です。
子どものかわいいところを探す
親がされて嫌なことは子どもも嫌がります。頭ごなしにだれかに叱られたり、命令されたらいい気持ちはしないですよね?それと同じです。
欠点や弱点がないひとはいません。
そのようなところばかりではなく、子どものいいところ、ほめたくなるところ、好きなところを一生懸命探してあげてください。それを子どもに伝えてあげる。これが良い循環を生み出してくれます。
だだをこねるのであれば、抱っこしてあげてください。嫌がる子もいますが、親が子どもにしてあげるスキンシップは、子どもにとって居心地がいいものです。
このように親が叱らないようにするうちに、子どもは少しずつですが叱られることをしなくなるはずです。
ぜひ試してみてほしいです!
おわりに
いかがでしたか?今回の話をまとめると、親がいつもガミガミ叱っているうちは、子どもは良い子にならないということです。
親が無理やりやらそうとすればするほど、子どもは反発してしまうものです。ぼくもそのことを知るまで、「子どもを良い子に育てるためには叱らないといけない」と勝手に思い込んでいました。
しかし、このことを知ってからは叱らないように心がけています。まわりからは「よく言うことを聞く良い子」と娘は思われているようです。お家で思い切り発散できる分、外でがんばれるようです。
最後までお読みいただきありがとうございました。少しでも参考になれば嬉しいです。それではまた!
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