1月の振り返り|振り返り会、はじめました。
年始に、今年1年の目標を宣言するnoteを書いた。
それを読んでくれた友人が「毎月一緒に、振り返り会をやらない?」と誘ってくれたので、今月から、毎月1回、ふたりでその月の振り返りをすることになった。
振り返り会、はじめました。
初回は昨日、オンラインでの実施。
彼女と顔を合わせて話すのは半年ぶりくらいで、まずは2020年、お互いどんな時間を過ごしてきて、その中でどんなことを思って、だから今年はこんな年にしたい、というお互いの想いを話すところから始まった。
コロナの影響で思うように動けず、いろいろなことに流され、手元にたしかなものが何も残っていないような、もやもやした感情を抱いて迎えた新年。
今年こそは、しっかり自分の理想や目標に向かって、着実に一歩ずつ歩いていきたい。そのために、この振り返り会を行う。
自分の中で浮遊していた感情が、形になって目の前に現れたのを目にしたとき、「この振り返り会に対するお互いの想いは、きっと同じだな」ということが分かって少しほっとした。
今までわたしは、自分一人で「目標を決め、毎月振り返る」ということは習慣にしてきたけれど、その時間は孤独だったし、自分の中だけで様々な想いが絡み合い、何度も同じところを行ったり来たりしてしまって抜け出せなくなる、ということもしばしばあった。
自分だけに向けて、ではなく、「言葉」という形にして誰かに伝えてみることで、初めて気づく自分の感情や、自分にはなかった新たな視点が得られることがある。
初回の振り返り会ではそのことが改めてわかって、とても有意義な時間を過ごせたなあと、zoomを切った後、一人でしばらくほかほかとした気持ちを抱えていた。
小さい頃からアナログなわたしは、長い間自分のスケジュール帳に目標と振り返りを書き溜めていたのだけど、彼女がnoteに振り返りを書いているんだ、と教えてくれて、「あ、それもいいかも」と思った。
自分以外の誰かに伝える前提で言語化することの意義と、年末にこの1年を振り返る際に役に立つかもしれないという実用的な理由を考慮して、わたしも今年から、思い切って振り返りnoteを書いてみることにした。
あくまでも「自分のための記録」noteになるだろうけど、ここからは、実際に年始に決めた1月の目標の振り返りと、それを踏まえて決めた2月の目標を、ここに認めておこうと思う。
1月の目標と、振り返り。
▼1月のテーマ
「インプット」と「アウトプット」の習慣化
▼1月の目標と振り返り
※年間では、「健康」「人間関係」「力」「自由」「楽しみ」の5つの項目において、それぞれ目標を立てている。月ごとには、その中で特に注力したい項目内で、細かな目標を(定量的に振り返りやすいように、できる限り10個になるように)決めて、振り返りをしていく予定。
1月の達成度:7/10
①健康
・早寝・早起き(毎日7時間は睡眠時間を確保する)…×
・週に2回以上はジムに行く…○
・他人のSNSを見て自己嫌悪に陥らない…△
②人間関係
・新しい人と1人以上出会う…○
・長期的に見て、自分が幸せにならない人と会う時間を減らす…○
・重要だと思ったことは、飲み込まずに言語化して相手に伝える…○
③力
・事前に決めていたリストの中から本を10冊読む…○
・毎日日記をつける…○
・毎週1記事はnoteを更新する…△
・重要・本質的な課題は何かを判断し、取捨選択して行動する…×
1月は、とにかく本を読んで、何らかの場所で文章を書いていた月だったなあと思う。昨年思うようにインプットができなかった分、何かに取り憑かれたように、黙々と本を読んでは感じたことや気づいたことを言葉にしていた。
そのおかげもあって、昨年一番の課題だった「他人のSNSを見て自己嫌悪する」という時間は、かなり減ったように思う。日記を見てみると、それが原因で悩んでいた記述が見られるのは、3回だけだった。自分のインプットに夢中になっていると、他人のアウトプットが気にならない(気にする余裕がない)のだなあという、小さな気づきが得られた。
ハイライトとしては、「今後の人生における大きな決断」を、年明けすぐに実行したこと。昨年の後半からずっと悩んでいた、「何となくずるずると続けてきてしまった関係」に、終止符を打った。
人生で初めて、自分から相手との関係性を主体的に変えていこうと動いた経験で、自ら「何かを手放す」と決意して動いた出来事だった。その時は胸が刻まれるような痛みを伴ったけれど、この決断は自信にもつながったから、勇気を振り絞ってよかったと、今では思っている。(ほんの数週間前のことだけれど…)
▼その時のことを綴ったnote
できたこともたくさんあった一方で、まだまだできていないのが、「自己管理」だ。特に「早寝・早起き」は永遠の課題。土日は毎週朝からジムの予約を取ることでなんとか早起きができているのだけど、「早寝」が一向にできるようにならないので、睡眠時間は短くなる一方。。
これは、振り返り会の中で彼女が言っていた「目標のハードルを下げる」ことで、なんとか達成したい。(わたしの場合は、何かに夢中になるとお風呂に入るのがどんどん遅くなってしまうので、お風呂に入る時間を目標として定めようと思う…)
そして、これは主に仕事面なのだけど、事業課題や日々のタスクの山から、「その時、自分が何をするのが一番効果的なのか」を考え、取捨選択して判断し、行動に移すことが、意識していても思うようにいかなかったなあと反省している。
1月は目の前のことに集中して気合で乗り切ってしまったところがあったので、もっと効率よく、そして自分の上司やお客さんの目線に立って、何をすべきなのかを考えて動けるようにならなきゃなあ、と思っている。
(そんな課題感を持って読んだ『ユダヤ式Why思考法』は、ユダヤ教の考え方に強い興味を抱くきっかけにもなって、思いがけずいい出会いだった。)
2月の目標と、思うこと。
ここまでの振り返りを踏まえて、2月の目標はこんな内容に決めた。
▼2月のテーマ
「捨てる」を意識する
▼2月の目標
①健康
・早寝の習慣化(寝る1時間前にはお風呂に入る)
・平日の食事を目標PFC値以内に収める
・自己嫌悪に陥った時は、その感情を客観的に眺め、理由を考える
②人間関係
・新しい人と1人以上出会う
・目的を明確にしてから人と会う
③力
・事前に決めていたリストの中から本を10冊読む
・毎日日記をつける
・毎週1記事はnoteを更新する
・重要・本質的な課題は何かを判断し、取捨選択して行動する
・行動する前に「〇〇さんだったらどうする?」と考える
1月できなかったことは目標を少し変えて、できたことはさらに上のレベルで実行できるように、それぞれの目標を設定してみた。
2月は1月よりも、「やりたいこと・やらなきゃいけないこと」の優先順位を明確にして、優先順位の低いものをしっかり「捨てる」ことを意識して、日々を過ごしていきたいと思っている。
今月も慌ただしく日々が過ぎていってしまいそうだけれど、こうして毎月誰かと振り返り会を行うことで、日々の意識や行動は、少しずつ良い方向に変わっていきそうだ。何よりそう思えていることが、日々を生きる心強い糧になっている。
「今はまだできていないこと」に対しては自分を責めすぎず、「できるようになったこと」に目を向けて、楽観的に自分のペースで、日々を丁寧に積み重ねていこう。そう思っている。
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