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「書く」ことは「診る」こと


毎日noteを始めて、今日で10日目。

続けてみて思ったのは、「文章を書くことは、
健康診断に似ている」ということだ。


毎日何かしら書かなきゃいけない、ということは、
その日自分が考えていたことや感じていたことを、
整理して言葉にして、自分の身体から外に出す
ということ。

その作業を行ったあと、書きあがった文章を見て
「今日の自分、こんなことを考えていたのか」とか
「最近なんか暗いな」「今日は調子がいいな」とか、
はじめて気づくことがたくさんあった。

毎日書くことで、「あれ、今日も同じテーマに
ついて書いてる。最近のわたしはこれに関心が
あるのかな」と発見することもできた。


毎日頭や心の中を言葉にして、自分の目の前に
並べてみてはじめて気づけた感情が、たくさんある。

無意識を意識化に移動させる、みたいな感覚だろうか。

自分の書いた文章をしばらく時間を置いて見つめて
みると、なんだか自分とは違う人が書いたもの
みたいで、不思議な気持ちになる。

言葉が荒削りで目もあてられなかったり、冗長に
なってしまって後から読み返した時に何を言って
いるんだと自分で呆れてしまうこともたくさんある
けれど、

それでも「毎日書く」という習慣をほんの数日
続けただけで、今まで以上に自分と向き合う時間が
増えたし、自分の感情がわかるようになってきた
ように感じる。


今日で10日目ということは、目標にしていた
30日のちょうど3分の1の地点まで到達できた
ということだ。

まだ10日しか経っていないのか、という気もする
し、もう10日も経ったのか、という気もする。

明日からの日々も、毎日自分の健康状態を確認する
つもりで、自分の中の感情や感覚、考えを言葉に
していこうと思う。

これからどんな自分を見つけることができるの
だろう。

と、前より少し自分と向き合う時間が楽しくなって
きたりしている。


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