夜の読書部2
閉館した図書館で開催される読書会「夜の読書部」第3回目。参加してきました!
前回の「夜の読書部」レポートはこちら。
参加者は男性1人、女性4人(私含む)でした。
すっかり顔見知りになった図書館員◯◯さん、いつも本当にありがとうございます。
参加者の方々も、活字を追うことが好きな方、ボランティアで絵本の読み聞かせをしている方、子どもの居場所作りをしている方等、個性的でした。
私って個性あるのかしら?(^^;
紹介型読書会、今回のおすすめ本のテーマは、
「いつもは選ばないジャンルだけれど、読んでみたら面白かった本」(面白いテーマ!)
このテーマではなく、普通におすすめ本を紹介してもOK。前回私は「子ども(若い)ころに読んだ本」というテーマをすっかり失念していたので、今回はしっかり選んできましたよ(笑)
私が紹介した本は、
『こどもたちが考え、話し合うための絵本ガイドブック』
最近、娘(1歳)が絵本に興味を持ち始め、読み聞かせする機会が格段に増えました。
娘がもう少し大きくなって、物語を理解するようになったらどんな絵本を読もうかなと、かなり気の早いことを考え本を手に取りました。
子どもが大人と一緒になって絵本の内容に問いを立て考え話し合う「こども哲学」で、人気のあった絵本50冊が紹介されています。5つのテーマ(「心という謎を考える」「善悪とルールを考える」等)に分かれており、見開き1ページにあらすじと解説が載っています。どの絵本もとても興味深く、今すぐ読みたくなるものばかり!
とても参考になるガイドブックでした♪
さてさて、他の参加者が紹介された本も、とても心惹かれるものでした。
・相沢沙呼『medium』
・石川達三『稚くて愛を知らず』
・重松清『きみの友だち』
・堀辰雄『羽ばたき』
特に石川達三『稚くて愛を知らず』を紹介された方は、若い頃にこの本に出会い衝撃を受け、以来何度も何度も読み返し、人にプレゼントしておすすめし、何度も何度も買い戻し、大切にされているとのこと。棺に入れてほしい本だそうです。
そのような本に出会うことは、人生にあるかないかなのでは。とても幸せなことだなと感じました。本と人との出会いも、ひとつとして同じものはなく、そのようなエピソードを聞くことは、まるで幸せをお裾分けしてもらうような気持ちになります。ああ、私にも、まだ見ぬ運命の本が待ち受けているのかなと、期待を抱いてしまいます。
堀辰雄『羽ばたき』は、初期ファンタジー傑作集とのこと。
堀辰雄はサナトリウムを舞台にした作品のイメージが強いので、どのようなファンタジーを書くのか興味が湧きました。
ちなみに紹介された方は、普段読まないジャンルなので読み進めるのに苦戦したとのこと。書店でおすすめされたそうです。今回のテーマは、紹介者それぞれ新たな出会いもありつつ、読むのに時間がかかることもあったようです。
おすすめ本を紹介したあとは、恒例のフリートーク!
今回のお題は「読書するときにリラックスできる格好・場所」でした。
格好は、ソファや布団に横になったり、腹這いだったり。私もベッドに横になっての読書が、寝落ちもできて至福だな~。
場所は、車中 が私には思いもつかなかったです、なるほど!自分だけの静かな場所としては、最適だなと思いました。他は喫茶店、自分の部屋、公園の東屋等。外での読書も気持ち良いですよね♪
そんなこんなで、あっという間の1時間30分でした。
ああ、楽しかった!本を介しての会話の弾むこと、私の場合はずっと聞いていたい思いが強いです(笑)
次回は6月末、「休館日の読書部」が午前中に開催されます。閉館後(19時~)の参加が難しい方からの要望に応えたそうです。企画してくださる方々、本当に感謝しております。ありがとうございます。
私?
もちろん参加予定です!p(^^)q
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