ハチ

かんじたことを つらつらと。

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かんじたことを つらつらと。

最近の記事

自分の字が嫌い、だけど書くぞ!宣言

タイトル通り、自分の字が嫌いです。 メモを取ったり、文章を書いても、自分の字を見るのが嫌で読み返すこともままならない・・。 「自分の字が嫌いなら、スマホで文字を打てばいいじゃない」と言われそうですが、スマホで文字を打つのは文章を書いた気にならないのです・・。と言いつつ、私の今までのnoteのほとんどがスマホで文字を打ったものです。ハハハ。 だが!しかし! 最近ノート活用術なる雑誌を病院の待合室で流し読みしたことがきっかけで、にわかに「書きたい!」欲が刺激されまして、こうやっ

    • 夜の読書部2

      閉館した図書館で開催される読書会「夜の読書部」第3回目。参加してきました! 前回の「夜の読書部」レポートはこちら。 参加者は男性1人、女性4人(私含む)でした。 すっかり顔見知りになった図書館員◯◯さん、いつも本当にありがとうございます。 参加者の方々も、活字を追うことが好きな方、ボランティアで絵本の読み聞かせをしている方、子どもの居場所作りをしている方等、個性的でした。 私って個性あるのかしら?(^^; 紹介型読書会、今回のおすすめ本のテーマは、 「いつもは選ばないジ

      • 子ども読書の日

        4月23日は「子ども読書の日」だそうです。 私は前日まで知りませんでした。 たまたま育児支援センターで娘とお絵描きする為に、いらない紙を裏返したら、その紙が「子ども読書の日」のポスターだったという。 知ることができて良かったです! 文部科学省のホームページには、 となっています。 また4/23~5/12が読書週間となっており、近所の図書館の週末のおはなし会も、スペシャル仕様になるみたい!(パネルシアターだそう) 参加しようと思っています♪ ちなみにシェイクスピアとセル

        • 【子易さんのこと】街とその不確かな壁

          村上春樹『街とその不確かな壁』の登場人物・子易さんについて考えたこと、思ったことを書きます。ネタバレしていますので、未読の方はお気をつけください。 今作はいつも以上に現実感が希薄だなと、読みながらずっと感じていました。物語の中の「現実」がないような、ふわふわと宙を漂うような、なんとも落ち着かないものでした。きっと「心の中」「意識の中」の物語なのだろうと。 では、いったい誰の「心の中」「意識の中」なのか。 私は、第二部で登場する子易さんだと思います。 彼は小説家志望でした

          おやすみなさい おつきさま

          図書館でとても素敵な絵本を借りたので紹介します。 『おやすみなさい おつきさま』 マーガレット・ワイズ・ブラウン さく クレメント・ハード え せた ていじ 訳 1979年/評論社 こうさぎが周りにあるもの一つ一つに「おやすみなさい」を言います。それにつれてだんだん部屋も暗くなっていきます。 優しくささやくような言葉と、 落ち着きのある静謐な部屋の絵。 子供の寝かしつけ前に読むのに丁度良い絵本だなと思ったら、私の方が読んでいてとても心地好く惹き付けられていました。心が落

          おやすみなさい おつきさま

          夜の読書部

          読書会に参加してきました! 閉館後の図書館で開催される「夜の読書部」第2回目。参加者は4名(1名欠席)で、私は前回に引き続き2回目の参加です。企画・司会進行してくださった司書さんに感謝です! 紹介型読書会で、テーマは「子ども頃に読んだ本」だったのですが、私はテーマのことを失念し最近読んだ本を紹介してしまいました・・(アホ!) 子供の頃に読んだ本なら『顔のない男』『クラバート』「わかったさんシリーズ」「少年探偵団シリーズ」をオススメしたかったな。 私は大江健三郎『M/Tと森

          夜の読書部

          純粋な人間たち

          『純粋な人間たち』 モハメド・ムブガル=サール 著 平野暁人 訳 英治出版 2022年12月19日 第1版 第1刷 http://www.eijipress.co.jp/book/book.php?epcode=2312 ふと日本と西洋以外の小説を読みたいと思い、何気なく手に取ったセネガル人作家の作品。ゆっくり読もうと思いきや、冒頭から結末まで目を離すことができず一気読み。心に重く響く作品だった。 ネタバレはしないように感想を書こう。 〈あらすじ〉 セネガル人の若き文

          純粋な人間たち

          雪その2

          午前6時頃、窓の外から「ザクッザクッ」という音が聞こえ目を覚ます。アパートの住人が車と道の雪掻きをしていた。夫も7時過ぎから雪掻き。その間も雪はしんしんと降り積もる。私は温かいスープを作ろうと簡易ポトフを作る。いつもより一時間早い起床。午前8時半過ぎ夫を見送る。午前中は雪止まず。膝辺りまで積もっていたようだ。 午後から青空が見え始め、暖かい日の光が窓から入ってくる。 雪が溶け始め、ぴちゃぴちゃと水の滴る音が聞こえる。子供のはしゃぎ声も聞こえる。 このまま晴れてくれないかな

          雪その2

          2023/1/24(火) 午前11時前から雪降り出す、風強し。 一旦収まり青空のぞくも、予報通り午後3時から吹雪。空は灰白色。あっという間に一面真っ白。止む気配なし。 午後6時過ぎ、アパートの住人が自分の車と周辺の道の雪掻きをし出す。夫も同時間帯に雪掻き、約30分。雪降り続ける。風弱まる。 午後8時過ぎ、積雪約20~30cm。雪降り続ける。空気が白く煙っている。静寂。 *** 今年6月にスタッドレスタイヤ必須の降雪地域に引っ越しまして、今回が初の大雪なのでnoteに記録して

          なぜ、ぼくはぼくなのか。

          「なぜ、ぼくはぼくであって、ぜんぜんべつのだれでもないの?」 子どものムーミンパパは、ヘムレンさんに尋ねます。 ヘムレンさんはこう答えます。 「わたしたちふたりにとって、運がわるかっただけのことさ。」 『ムーミンパパの思い出』第一章のやりとりです。 私が私である理由。 私が私であることなんて当たり前のようだけど、 全然当たり前じゃないのかもしれない。 どうして他の誰でもなく私なのだろう。 私も不思議に思うことがある。 普段は忘れていることだけれど。 この疑問を書き留

          なぜ、ぼくはぼくなのか。

          めの まど あけろ

          1歳3ヶ月娘の絵本読み聞かせ。 最近は、 谷川俊太郎 ぶん 長 新太 え 『めの まど あけろ』 を読むことが多いです。 娘は、 物語を聞くよりも、 棚から絵本をどんどん出して、 ページをぺらぺら繰るのが好きな様子。 読む私は、 中途半端な形で物語を中断するのは むず痒く感じてしまう・・。 そんな時『めの まど あけろ』は、 言葉が遊ぶように繋がって、 とても楽しく読むことができます。 声の強弱をつけたり、 リズミカルに読んだり。 声のバラエティーが広がるので、 娘

          めの まど あけろ

          目覚め

          夢の遊び場に出かけていた 昨日の続きのあなたが 戻ってきた。 どこにあるのか誰も知らない 夢の遊び場から 戻ってきた。 「おはよう」 目覚めたあなたは まどろむことを知らず 今日に立つ。 目覚めたあなたは できたての笑顔で 今日を笑う。 「おはよう」 朝だ。 *** 1歳娘の起床を詩のように書いてみました。 寝起きはいい方です。 私はなかなか起き上がれません(^o^;)

          目覚め

          私が世界と出会ったとき

          日野啓三は、 「私が世界と出会ったとき、そして世界が私と出会ったとき、つまり私と世界が共に誕生日したときのことを」(『台風の眼』)覚えている。 彼は、不意のサイレンとともに、時間の観念と、家族と自分の存在を意識する。 そのサイレンを、「天地の始まりの天使のラッパのようなものだった」と書いている。 私は、この一連の文章に衝撃を受け、感動し、とても羨ましく思った。 私は生き続けてきたけれど、 私が世界と自分自身の存在を意識した時が、 私の本当に生まれた瞬間なのだ。 日野はそれ

          私が世界と出会ったとき