つっかかられるんじゃなくて、引かれるほうだって話。
ヘッダーはこのあとの記事の流れでエヴァンゲリオンの名をだしたから。
この楽しげな感じが理想だなぁって。
こうであったら、それは良かったろうなぁってほっこりしたので使わせてもらいます。
イジメ。
イジメ…?
うーん。
過去の私はクラスのほぼ全員からクスクス笑われたり、目の前で「なんであいつに話しかけんの?」って言われたり、「キモっ」てさり際に言われたり、私が笑ったりすると「え…笑ってるんですけど…」って1日ザワザワされたりしてきたんだけど、イジメを題材にした漫画とか読むと『なんか、ちげーな』などと思うことがあった。
そんな事、のんびり考えてたら何か降りてきた。
『あれか!私のは、目立って(もしくは勝手にいじめる側がそう感じて)突っかかられてイジメ発展パターンじゃなくて、言動と行動が理解の範囲に無いから引かれてイジメに発展するパターンかっ!!』
えー…じゃあの日あの時、あの日々は、多感な子供達の本能的な危機回避ってことですかね。笑
あ、大人も遠巻きだったから、大人も本能的な危機回避ってことですね。笑
弱い個体を弾こうとするのは群れの特徴。
たまに庇い合いながら生きてる群れもあるけど(人間、そういう話大好きだよねぇ…)見切りつけるときはつけるし、ついてこれないやつ置き去りはよくある話で。
だって、それがいると群れの秩序が乱れて、全員が危険な目に合うんだから、考えてみれば当たり前の選択。それが、生存戦略。
あとは、わけわかんない物は怖いのが本能だから。やられる前にやれ。先手必勝。そんな感じなんだと思う。
そして、弱くて変わってる個体として強く意地汚く生き残ったのがこの私。(いぇーい)
元々、群れの生き物じゃなかったらしい。
みにくいアヒルの子みたいなもん。
まぁ、白鳥にはなりたくないけど。
だって、白鳥気性荒いんだもん。(そこなの?)
白鳥は見てるほうが好き。
つっかかられる方がダメージ大きいかもって漫画とか読むと思うよ。
だって攻撃が激しい感じするもん。
きっと、いじめる側には攻撃色バリバリの生き物が見えているのかもね。
ただの擬態色がとんだトラブルの元だったりしてさ、攻撃受ける側は擬態色下手くそなだけだったりしてさ、でも、そんなのはお構いなし。
アドレナリン全開のイジメ。おぉ、こわっ。
引かれるほうは、卑屈にはなるのかもしれないけど、なんとなくわかるもんね。
『私、変じゃね??この群れ違くね??』ってね。まぁ、私の場合の話だけど。
人間の社会の中でイジメって良くないと思うんだよ。知能とか生活スタイルを考えると、野性的生存戦略な本能の暴力はなくてもいいと思うんだ。
誰だってイジメられたくはないし、イジメられてる人がどれだけ傷つくか、私は身を持って体験しているよ。
別に、教科書やぶられたり、机に死ねって書かれたり、無理やり何かやらされたみたいな、レベル的にとんでもない事は私には起きなかったし、私も私で『変な奴という私』を使いこなせなかったってだけだったんだけどさ、
それでも数年、同年代の群れを見ると動悸がしたり、人混みに行くと目眩がしたり、人前に立つと目が泳いじゃったりと、色々あったし、きっと今も残っている。
本能的に残っちゃうんだよ。
だから良いとは思わない。
ただでさえ生きづらいのに、負荷がつくとか、とにかく生きづらいからね。
けれど、イジメた側のことも私は考えたいと思うんだよ。
『いじめる側も酷い目にあえ』とか『いじめるやつは皆頭おかしい』とか思えない。
きっと、それなりの理由があると思うよ。
それが例え人間的な人道的なものから外れた、本能的なものだったとしても。
もしくは、その人が作り出す幻に踊らされているだけだとしても。
(ほら。童話であるじゃない?橋の上からのぞいた川にうつる犬に犬が吠えてお肉落とすやつ。
あんな感じ。)
時が経って考える。
多分、私は抜けているし、なにより頭悪いのが全開に出ていて、苛つくんだと思う。
それから無駄に細い体がなかなか気持ち悪い。笑
157cmの時、35kgとかだったもんね。ガリッガリだね!!笑
あと私手でかいし、猫背気味だから、まじエヴァンゲリオン。笑
あれよ。アンガールズの田中の、出始めくらいの気持ち悪さじゃないかな?彼はそれを笑いに変えて使いこなしてるわけなんだけど(田中に関しては紅茶が趣味とかそういうとこ良いなぁ〜って思ってる)中学生の私にはそこまでのポテンシャル発揮は難しかったって話。
眼鏡の度数あってなくて人相悪かったし、天然パーマひどくって、メデューサみたいになってたし、流行りのものは何も知らないし、今の私が当時の私を見ても『みすぼらしい』感じだと思うもん。絶妙に貧乏くさかったのよ。いや、ほんとほんと。
そんな奴が、普通に話しかけてくる。
なんか、仲良くしようとしてくる。
教室が狼の群れだったとして、オメガがアルファの食事に混じろうとしてるくらい場違いな感じだったんだと思う。
本能的に順位が上だと思った狼からはイジメ(攻撃)られるわけ。狼の群れは縦社会だからね。
でも、私は狼じゃなくて基本個体で生活する生き物だったから、群れのルールがよくわかってなかったんだよね。
それに周りは思春期真っ只中。
私はのんびり成長してたらしくて、まだぽやぽやだったので、それも、まぁ、見事に周りの神経を逆撫でたことでしょう。
「でも、人間じゃん?獣じゃないじゃん。人間なら知性もあるし、感情のコントロールも出来る。だから、イジメなんてする奴がおかしい」
みたいな事を言って、慰めてくれる人もいるけれど、そもそも、人間なんてそんな出来のいい生き物じゃないんだからエラーだらけなのは仕方ないでしょ。獣のがよっぽどわかりやすくて、エラーも少ないよ。そのぶん、人間からしたら残酷な結果がおおいけど。
その中で、自分が傷ついた時にどうやって回復するのかとか、どうやって身を守るのかとか考えたほうがいいなって思うんだ。
相手を知る事は面白いし、役に立つ。
でも、相手を「こうだ」って決めちゃうと勿体無いから、いつでも柔軟にいたいなと思う。
たとえどんなに憎くても。
憎いのと知るのは別物だから。
私、そこの切り分け上手なんだろうなって思う。
そこが私のいいところなんだ。
そう。私のことは私が好きだから大丈夫。
外の世界からの「好き」も、私の中で私達大切にするね。
私が私のこと置き去りにしていたときは、藁でも何でも掴んで溺れてを繰り返していたけれど、私はこういう生き物だったから、私と手をつなぐので安定。
話しが散らかってきたかな。
たぶんさ、当時の子達は私をイジメたとは思っていない。からかったくらいかな。
そもそも、私のことなんて覚えていないと思うんだよ。
それでいいとも思うんだよ。
忘れやがってとか思わないよ。
私だって忘れちゃうしさ。
『そんな自分は認めない』って思うと苦しいよ。
どんな自分もいるもんだ。
その中で気に入ったのをやってく方向でいいじゃないか。
なーんか、笑われてキョドって、とにかく驚くほど頭悪いのも私だし
一人暮らしで、真夜中のファミレスでドリンク混ぜまくって遊んでたのも私だし
モラハラ彼氏にメンヘラかまして、とんでもなく傷ついたのも私だし
こうやって電子の海でそれっぽく語って、優しい人が見てくれるのも私だし
全部で私なわけだから、この先にどんな私がいても私だよ。
そんなことふわふわ思って考えて、冷えきった焙じ茶を啜る。渋い…。
ちなみに今は165cm。(のびたなぁ。)
当時より少し装甲の厚くなったエヴァンゲリオンは元気に活動しておりますので、心配せず、楽しく、自由に遊んでくれたら嬉しいです。