痛みに耐えるkoedananafusiの思考
いたい。
痛い。
こんな時こそ思考だろ。
私は体調不良も少なければ、細菌感染に強めなタフガリガリの名を欲しいままにするkoedananafusi。
ガリガリだけど骨折したことは一度もない。
こないだたまたま見かけた動画で日本人骨強いみたいな事言ってたが本当でスカ?
さて、そんなタフガリガリの私でも数カ月に一度やってくる(かもしれない)痛みに耐えるイベントが待ち受けている。
あぁ、ぜひ、どなたも読んでいってくれ。
男女平等が叫ばれる世の中で、抗えないボディの問題に立ち向かうkoedananafusiが
……拝めると
思うか??
ただ、痛みへのお前の対処法なんなの?
という疑問を読者にほんのり残せるかもと書いているというのに。
考える人のポーズでお花摘み現場にいた私は
「痛覚ってなんなの?」
と疑問を声にした。
もちろん、現場には一人きり。
虚しく響く換気扇の音だけだ。
しかし、私は苦悶の表情を浮かべ、今一度
「痛覚ってなに?」
と問うた。
すごい医学的な答えをXやnoteのガチ勢が答えてくれるかもしれないが、そういう事ではない。
教えてくれたら面白いが、そういう事ではない。
これは痛覚にメンチを切っている。
そういう場面である。
私の痛い時あるある。
痛覚にメンチ切りがち。
痛覚ちゃんぴえん。
そして、謎の劇場開幕である。
痛い時の私は小説の登場人物のように台詞じみた言葉を吐きながら、痛みを考察したり、ミュージカルのように痛みを歌にしたり、忙しい。
私は不敵な笑みと冷や汗を垂らし、お花摘み現場を後にする。
夫などは勘違いしているが、これ系の痛みはお花摘んでランラ~ら~ん♪とはならないのだ。
痛みで立ち上がるのが億劫でしばし、長めに、現場にいてしまうだけで、イブ隊員の到着待ちである。
痛いとちょっと笑ってしまう。
そういうことないだろうか。
もしかして、私はMなのか?
痛みを楽しんでいるのか?
いや、私は後輩にSだと言われ…
しかし、冷静に考えてみて
SもMも担いきれない気がしてきた。
SにもなりきれずMにもなりきれない
それすなわちリバース?!
いやNだろNANAFUSI
「そもそもっ、何故痛覚が必要なのかっ!」
シャワーを浴びる間も立っているのが何となく辛く、浴槽のヘリにつかまり腰にシャワーをあて私は小さく叫ぶ。腰を温めると少し楽。
ご近所への配慮を忘れない小さな叫びがおしゃれを演出。おしゃれを履き違えている。イッ…たぁ~い
痛覚がある。
これが問題、元凶なのではないか。
痛覚が無かったら、
なかったら、
病院行かないか。
気が付かないか。
己の不調に。
でもさ、ピーピーみたいな音でお知らせでも良かったじゃん。
なんで痛みなのよ。
あ、人間弱いから弱肉強食の世界でとにかく逃げるだけの恐怖が必要となって進化したのか。
それで、痛みと共に成長し何とか生存しようと医療が発達し、見事適者生存を果たした。
人間の爆発的人口増加は痛みによる適者生存が上手くいった事例……………くっ、そ、、、痛みである必要とは??………
ワシャワシャと身体を洗い、たまに襲う痛みに耐えつつ、私の独り言は続く。
お風呂場を後にして、私は髪をタオルでゴシゴシ乾かし、何とか化粧水を塗る。肌が荒れているのがわかる。
まいったぜ☆痛いぜ☆荒れてるぜ☆
夫は夕方出勤していったから、思う存分独り言を言える。とても有り難い環境である。
廊下でへたり込み
痛み~う~痛みよ~脳への信号うぅ~♪…あっ、まって、マジでいたい、マジでいたーーいっ!
などと痛みソングからの本気の痛みにフヘへと笑いつつ痛い痛いと言う妻を誰が見たいというのか。
痛みなんなの?!
痛みに定期的にメンチを切る。
私は負けない!
痛みにメンチを切ったあとは、自律神経への文句である。
ジリツシンケイって名前なんだからさー、もっと自立してよー。(漢字で意味が違うとか、そんな事は関係ない。とにかく自律神経へ文句を言いたい)
情緒不安定すぎるでしょ~もう、反抗期の高校生かよ~すぐバランス崩してよぉ~
こんな毎度挫けてたら大変でしょーよー。
もっと気張りなさいっ!!
自律神経(いや、お前の日頃の管理の無さ棚に上げないでもろて)
そんなこんなで髪を乾かす最中に
立っていたらクラクラする気がして
しゃがみこむ。
貧血で転倒した事はない。
そうなる手前の初期も初期で私は座り込む。
痛みや気持ち悪さを前に私は無理しない。
座りながらドライヤーをかけ
身体を丸め腹を温めつつ
くっそ、痛い!これでも私はマシな方、動けるし、2日程度でピークはすぎるし、痛くない月もある。そういや、昔、生理痛の酷いやつが出産の痛みと聞いて、もし妊娠したら出産方法はアステカ式にしたいと思った事あったな……痛みは分け合えないなら、二倍あればいいってBUMPも歌ってたきがするし…
くっ、、嫁を愛してると言うなら、、アステカ式だろオォォっ……頼むから出産でなくとも痛みにつき1回キン○マに何かしらの衝撃を与えさせてくれ……
などと物騒な提案を床に投げつける。
その後すぐ
いや、可哀想。それは男性が可哀想。
私はキ○タマの痛みは解らないもん。
男性陣がこの痛みをわからないように、私にはキンタ○の痛みはわからないのだから、○ンタマで痛みを分かち合おうとするのは、なんか、卑怯な気がするッ!
痛みは人の知能指数を下げることが見て取れる。
koedananafusiは普段、そういう類の言葉はそうそう声にしないお上品な生き物(?)なわけなのだから。
……。
…………………。
なぁ、私はなんの話をしているんだろう。
因みに私の知能は普段からそんなに高くないと思うの。
#なんのはなしですか
と言われれば
痛い時のkoedananafusiの生態観察日記とでもいえばいいのだろう。
痛い時に、イライラしたりするのは避けている。
というか、痛くてイライラしだしそうになると、こうしてフザけた私が飛び出てきて、なんか色々言ってくるので、イライラよりはマシな感じで乗り切れる。
痛覚が無かったら、いいのにと思うけれど
痛覚があるからこその世界な気もする。
とりあえず、イブ隊員が少しずつ到着しつつあるようで落ち着いてきた。
男女関係なく、老いも若きも、痛みは辛い。
耐え難い痛みの人はそれこそプロにお任せしてほしい。
そうでなく、日々の中、耐えねばならぬ痛みがある時は、どうせなら痛みにメンチを切り、あーだこーだ自分の体に文句を言って乗り切ろう。
外に乱暴にぶつけるよりずっといいし、案外面白い。
痛い自分と、冷静に分析してる自分、励まそうとする自分などと、それぞれ、活き活き、その自分を生きているんだなと感じられたりするから。
少し落ち着いたら、外に甘えでもして、ゆっくり休むといいと思う。
痛いあなたの、その痛みが、少しずつでも無くなって、ホッとする時間が早く訪れますように。