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尾てい骨よりチョット上


医院長先生が、もう少しうまく臍を作ってくれたらこんな苦労はしなかったのにね。

というのが、私と妹のそれぞれの臍への感想である。
因みに、臍の緒の切り方で臍の形が決まるわけではないらしい。
医院長はとばっちりである。


急に臍の話からしてしまって、 #なんのはなしですか  と思われたことだろう。

臍の掃除も進化したなぁと思うことがあったので、思わず書いてしまった。
臍なんていつも綺麗ですって人は、その臍に感謝したまえ。


さて。
一昨日のことだ。

私はもう、いい大人なわけだから、パンイチで部屋をうろついたりしないし(元々そういう文化ではない)、お尻を丸出しにして踊ったりしない(見せびらかす尻も持ってない)のだから、そんな事はほぼ起きないはずなのに、起きてしまった。


お花摘みから戻り、よいせっと座椅子に座った瞬間に「ん??痒っ」となった。

それが  尾てい骨よりチョット上

触って確かめると、夏場には触り慣れた腫れの感覚。

これは!!
虫刺されっ!!

後ろなので見えないが、間違いない。
この感じ、蚊!

しかし、花摘み現場に気配は無かった。
となると…
ダニ!!

しかし、ダニの痒みは尋常ではない。
こんな可愛い痒みなどダニではない。(素人判断にもほどがある)

いや、この際犯人は誰でもいい。

なぜ、ピンポイントでこんなにも薄いところを狙ったのか聞きたい。



だから、私は本日浴槽の中でインタビューを妄想した。


koedananafusi「どうして尾てい骨よりチョット上にしたんですか?!」

ka「それは、薄いところからも飲めるというのが蚊界ではステータスだからです」

なるほど…。
柔らかなところは所詮素人の狙い目。
玄人になればなるほど、足の裏や、指などのマニアックな部位を攻めたくなる。
その最もたる部位が尾てい骨よりチョット上…そういうわけか。

メモを取りながら、キリッとした蚊さんの羽音を聴く。心なしか、他の蚊よりも美しい旋律を奏でているようだ。
流石だ!

さて、蚊にだけインタビューでは候補者ダニも黙ってはいないだろう。ここは、平等にインタビューすべきだ(に)

koedananafusi「どうして尾てい骨よりチョット上にしたんですか?!」

dani「?なんの話~」

koedananafusi「いや、ですから、あなたが噛んだ尾てい骨よりチョット上の話ですって!」

dani「あ、あぁ?あれ?あれ尾てい骨よりチョット上だったの?知らなかったなぁ」

koedananafusi「なんとっ!!」

dani「僕らは小さいからさ、とりあえずわかんなくて噛んでる時もある」

koedananafusi「わかんなくて噛んでる…」

dani「人間だって僕らの事認識してないでしょ?」

koedananafusi「たしかに、わからぬうちに噛まれてる」

dani「お互い、わかってないんだよ」


なんだろう。この、解りあえないもどかしさは。
蚊の時の爽快感がないっ!!
クソッ…解りあえたら…噛まれなくなるのかっ?!

因みにダニを顕微鏡で見ると可愛いなと思う。
痒いのはともかく、形は可愛い。私的にだが。



妄想インタビューをし終えて、自分に「いや、何この茶番は」とツッコむ事を忘れない。

自分ではじめて、自分で終わらす。

これぞ、koedananafusiのスキル。
こうでもしないと、我が夫のノリの悪さ、スルースキルの強さに、心折れることだろう。

ふふっ。私の面白さを引き立てるのが夫とは限らない。彼には荷が重い。

そもそも、私の奇怪な行動や言動は、かなり玄人向けではなかろうか。
その昔、冬にパンイチ、すりガラス越しの凍える廊下で「パンツおじさん」なる謎のダンスを披露して私を喜ばせていた従兄弟ならついてこれるかもしれない。(血なのか?)


尾てい骨よりチョット上

題名がいい感じに出来て満足だ。
なんかオシャレ小説の題名みたいじゃないか。
などと、自画自賛する。

自分で自分の作品が好きって、一番大事だと思う。
作品っていうか 題名 だけど。
内容はいつも通り『あぁ、koedananafusi』
やだっ。なんか、レトロな曲のタイトルみたいっ。

シングルCD
A面『あぁ、koedananafusi』B面『チャーハンに白米を足して』

……。
永遠に続くぞ。こんなもん。


こうしてkoedananafusiの夜は更けていくし
土日は仕事だし
夏は暑い。


皆様、熱中症には気をつけて楽しく元気に遊びましょうね!!

**素敵なヘッダーを見つけお借りしました。まさか、蚊があるとは…かわいいです。有難うございます**




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koedananafusi
サポート設定出来てるのかしら?出来ていたとして、サポートしてもらえたら、明日も生きていけると思います。その明日に何かをつくりたいなぁ。