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歴史小説「Two of Us」第4章 J‐2

割引あり

 ~@但馬AREA With 池田team~

 不思議なものです。
 京都市内や首都圏に住んでいた時よりも、この地但馬に根差してからの方が、生まれ故郷の丹波地域に居た、昔エピソードを思い出すのです。
 となりのエリアなんですけど。。。

 丹波という場所は、都が京都である間、とても特殊な地域でした。
 小さなエリアに無数の豪族がそれぞれに、足利氏か公家と繋がりが深く、落ち武者が住み着いた地域でもあります。隠れ住んで武家を名乗らない彼らは、トップは取れなかったけれども、皆、強者の闘将達なのです。

 例えば、武田・上杉・柴田・宇喜多・三好・浅井・朝倉の、末裔など。

雲源寺の裏山墓所から望む
しだれ桜と古からの苔庭

 習わしに囚われず己の道を突っ走る、先攻アレンジャー織田信長
 その暴走を憂慮し「和」を願い、天皇リスペクトな志が律儀でまっすぐ、明智光秀。
 天へ天へと昇り詰める事だけを目指し、出し抜く事さえいとわない、ニューリッチ豊臣秀吉
 心配性で、不安の中では動かず見守り、最後に満を持して統一を成し遂げた、偉大なるアンカー徳川家康
 それぞれの正義。それぞれの、志。

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