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岡山・大阪・京都で叫び散らかした旅行記 第三夜、備前長船編

☆前回までのあらすじ☆
旭日亭さくらさんに砥石〜乙子界隈を案内してもらった並木満、フォロワーからあついおたより(物騒)をもらうのであった…

変死体として発見されそう

ということで前回に続き、三夜目の今回は、備前長船刀剣博物館です。刀剣乱舞フィーバーに乗れず「雷切丸が実装されたらやるわ」と言ってしまった結果いまだに何もやっていないミリしら雑魚並木は果たして生きて帰れるのか!?お楽しみください!


☆再びの、朝

朝10時…

また寝坊したの!?!?!?!
ということで、並木は推しゲーム実況者まお氏の絶叫で目が覚めました。最近は品行崩壊村のアモアス配信のアーカイブを聴きながら寝落ちしています。ありがとうまお!でもあと2時間くらい早く絶叫してほしかった
ちなみにまおがペンギンインポスターに引き摺り回されてキルされる残酷なシーンで目が覚めました。可哀想だね。そら絶叫もするというものです。

ということで、この時点で林原美術館リベンジが完全に潰えました。また次回のたのしみに取っておきましょうね。
お福様の慰霊碑もあるそうなのでそちらも今度ご挨拶に行かせてもらいます。宇喜多家で遊んでいる上に挨拶にも来ないというふてえ並木をお許しください。今度菓子折りをお持ちします。
昔、母が泥酔しながら「本当に大変なことをやらかした末に謝罪に行くときは、とらやの羊羹を持っていくものだ」と教えてくれました。そんな妙に情報量の多いエピソードを急に持ってくるな並木満。
一応直家公と忠家公へもとらやの羊羹を持っていきますが、それについては深く書くと並木の中身があまりうれしくないR指定で飛び出る案件になるので割愛します。いわゆるGがつく案件ってやつ。

ちなみに前夜、ツイキャスをやりながら「買ったはずのチューハイがないなあ~」とぼやいていましたが、このタイミングで並木は荷物の中から氷結レモン350mlを見つけた。えっ……(本日チェックアウト)

【悲報】並木満、まさかの旅先でこれから旅程があるのに朝から酒を呑み始める模様。
仕方なかったんや…!別にアル中ではないんや…!と自らに言い聞かせます。哀れですね。

☆備前長船刀剣博物館に行ってみよう

実は前もって「岡山戦国武将隊が長船の取材をしますよ」と教えてもらっていた並木満。

2023年6月ごろに岡山戦国武将隊 宇喜多秀家様にフォローいただき、浮かれながらも「畏れ多い…!」というジェットコースターみてえな感情で皆さんの活動を眺めていました。
ちなみに秀家様からフォローされた時の並木は直家様がYouTubeをBANされるという存在しない逸話をでっちあげていました。

遂にお会いできるチャンス到来。これは行かねばならねえな!ということで準備万端、14時からというので多少余裕を持って本日もまた赤穂線に乗り込みます。
二度目ともなれば慣れたもの。もうボックスシートにもビビることはありません。たぶん。

☆二日目の赤穂線 アオハル編

今回はドロドロしたヤバいパートナーの話をする女性グループとは遭遇しませんでしたが、その代わりになにやら楽しそうな男子高校生のグループに囲まれ青春を感じていました。沿線の高校の子達かな?
いいですね、高校生。土曜日にもかかわらず大量に存在する青春のきらめきたち。並木の出身校は定時制のカオス高校だったものですから、この手のキラキラとは無縁の生活でございました。
授業が終わればその足で神宮球場に行っていた。キラキラというかギラギラだね。3,000ルクスの光線の下、並木は当時付き合っていた女性とスコアブックを付けたりビニ傘を振ったりしていた。アオハルってやつぁこんな酒とヤジに囲まれたもんではないということだけは辛うじて知っています。
そんな治安がおしまいの思い出を探りながら、今回は香登駅で下車。

無人駅ですが、並木の地元駅より栄えていた

この記事を書いている直前に偶然知ったことですが、赤穂線西大寺駅は母が大学時代に仲の良かった学友の実家最寄だそうです。
案の定地理が壊滅的な母はよくわかっていませんでした。歴史もよくわかっていない。母はその年の大河ドラマで石田三成の評価が乱高下するタイプの人間です。

宇喜多直家公の話をしたら「あっ!!知ってる!!陣内孝則!!」と言っていました。そうだね、軍師官兵衛だね。あれもう10年前の大河ドラマなの!?

☆刀剣博物館への道

香登駅から刀剣博物館は大体歩いて20分くらいとのこと。
少しだけ肌寒いかな?と思いましたが、歩いているうちにやはり陽射しがあったけえ……とコート姿の並木は大汗をかき始める模様。晴天の国岡山、今度はもう少し軽装でいい季節に軽装で参ります
それにしても広がる田畑、11月も終わりですから収穫の終わった田園のそこかしこで柿が実をつけています。いいですね、暑いけど季節はちゃんと晩秋なんですね。

とても趣がある

集会所はおじさんの寄合。
髪の毛のやたら赤くて全体的にやたらでかい並木はそりゃあもう話題提供には事欠かないことでしょう。あれってねえ、並木っていうんですよ。は飲むしタバコは吸うし競馬もやります。この前フォロワーに指摘されて気が付きましたが、できればあまり近寄りたくないおじさん要素が三拍子も揃ってますね。何であれ揃うということは良いことです。本当か?

さてさて、一頻りおじさんに茶の間の話題を提供し尽くしたところで本格的に道が分岐していきます。
地図アプリを頼りに歩いていたのですが、どうも後方に同じ場所を目指しているのであろうお嬢さんがいると気が付いてからの並木のこの緊張感。おわかりいただけたであろうか。私一人が迷うならばそれでいい。しかし名も知らぬお嬢さんを巻き込んではいけない。
初めて行く球場で道に迷いそうになった時、なんとなく前に歩いている野球好きそうな人についていってしまうあの現象がもしも起きていたとしたら責任は重大です。
私はかつて武蔵浦和駅で同じことをやり、パチンコ屋に案内されたことがありました。ここにあるはずのロッテ浦和球場は!?!?!?
そんな並木の願いが通じ、迷うことなく備前長船刀剣博物館に到着しました。20分かからないかな、くらいでした。いい散歩だった。

☆ひと、多くね……?

到着して3秒で気が付く人の多さ。
初日ということである程度賑わっているのだとは思っていましたが、今回の刀剣博物館さんは事前予約制

これは撮れた

前日の時点ですでに予約が取れなかったのである程度混雑するだろうとはいえ、事前予約の特性上……ここまで大変なことにはならなくない!?
なにこの列?なんの列?!物販ですか!?(ノリがライブ会場)

とにかく人が多い……あ、そうか、時間入れ替えだとしたらその前後の人がいたりするのかしら……などと考え困惑しながら様子をうかがっていると、今回お世話になる岡山戦国武将隊の皆様が!
並木満、恐る恐る宇喜多秀家様に近寄ります。最早なんらかの物の怪のように迫りくる並木。いつもTwitterでお世話になっております…!!どうも!!並木満です…!!(自己紹介)
いつも写真や動画で拝見していましたが、平場の秀家様、煌びやかだな……というあたりまえ体操が脳内ではじまりました。遠目で気が付けたのは確実に秀家様のお陰です。そんな不審者並木に優しく接してくれる秀家様。温かく迎えてくださり大感謝です…!

そしてどうもこのとんでもねえ列は、刀剣乱舞のキャラクターであるこんのすけくんとの記念写真の待機列だそうです。こんのすけくんいるの!!?!??!?!なんも知らねえで来ている並木。なんも知りませんが、流石にこんのすけくんは知っています。あと初期刀に歌仙さんがいることだって知っています。
ちょっと前に永青文庫で歌仙展をやったときに「流行りものがわからないよ~~~!たすけて~~~!」当時まだ高校生だった妹を召喚して見にいったときに妹にいろいろ教えてもらいました(なお妹も刀剣乱舞をやってはいないそうです)(若者はそれでも何でも知ってるな、と思いました)

しかし記念撮影の列すごいなあ!と思いつつ、博物館に取材に行かれる秀家様と戸川秀安様を見送りました。

☆刀剣博物館界隈を探索だ!

そういえば勝姫様がいらっしゃるはず……!第一夜で新太郎新太郎と連呼している手前、ちょっと気まずさもあります。
待ってくれ!私は池田家ファンにしてはかなり控えめで邪悪ではないほうだ!(突然のニンジャスレイヤー)そういえばあのニンジャ修道会は岡山にありましたね。フラグ回収が雑すぎる。
どこかでお会いできるかな、と思いつつひとまず博物館界隈を探索してみようと思います。

博物館は予約制ですが、それ以外の施設は入れるみたいでした。かなり広々とした敷地の中に、博物館・物販用のホール(普段は集会場に使ってそう)・ミュージアムショップ・そして鍛冶場があります。工程によっては実際の作業を見学することもできるようです。
実は大学卒業後に、母校とは違う大学で学芸員資格を取り、その後も研究室にお世話になっていた経験があります。資格取得にあたり、実技を教えてくれた先生が刀剣の取扱いをメインにされていたため、実技ではなんと打ち刀を実際に使い手入れや展示などを行いました。その後も研究室でいろいろと教えてもらったので、太刀以外であればある程度は扱えはします。太刀は無理です。本当に危ない目に遭った。
だったら刀剣乱舞やればよかったんですが、妙な逆張りオタクをかましてしまい今に至ります。先生が実際に鍛冶屋さんとやりとりをした話などを思い出しながら、ミュージアムショップへ。

あれ!?!?!ここに砥石城の御城印あるの!??!?
どこにきてもでかい声で驚く並木。みなさんそろそろこのノリに慣れて来たでしょうか。飽きないでください。こちとらこのノリで30年以上生きているんです。平成生まれインターネット育ち、悪いテキストサイトはだいたい友達。
しかしまあここにくるまで砥石城の御城印があるとは知らなかったです。リサーチ不足だったなあ……そして見たことある人がいらっしゃる気がするなあ……
おひとり様2枚までとのことで、自分用と、いつも並木がお世話になっている(具体的に言うと実家に押しかけて毎回めちゃくちゃ酒を呑ませてもらってる)フォロワーへのお土産に2枚購入させていただきました!感謝!

☆不審者並木の声掛け事案

そうこうしていると、あれ……

そのお姿は…!

勝姫様だ!
最初は遠目で様子を伺う並木(人見知りLv100)じわじわと近寄ります。
どうして人との距離の詰め方のバリエーションが不審者以外ないのでしょうか。子どもの頃に見ていた34歳ってもう少し落ち着いていたような気がしていました。気のせいでした。
しかし不審者には不審者なりの努力があります。
勝姫様になんとかアイコンタクトをとり、一緒に撮影してもらうことに成功!その努力をもっと不審者感を消す方向に持っていってほしいものです。

勝姫様、か、可愛い……!!この時点でどうかしている並木。荒ぶる鋼の魂を抑えつつ、それとなくお話させていただきました。
「並木満と名乗ってます……」
と言った瞬間、撮影班の方と顔を見合わせた勝姫様のこの一言

「ああ、並木様!存じております!」

うsssssっそだろおい。
思わず巻き舌にもなろうというものです。知っている、私を?なるほどね?情報源がどこかはよくわかっていますが、なるほどね?(念押し)

「宇喜多秀家公から伺っております!」

ほーらねー!?!?
品行崩壊アモアスで吊られた時のとりっ○ぃ氏のモノマネさえ飛び出ようものです。なるほど。なにを伺ってるかさっぱり分かりませんがよくわかりました。 (※これを書いていた当時、なぜここでと〇っぴぃ氏の名前を出したか不明ですが、実際この発言をしていたのはズ〇氏でした。〇ズ様、とり〇ぴぃ様、本当に申し訳ないです)

勝姫様、撮影班の皆様、本当に……いつも…すみません……並木満です…!!という力強いご挨拶ができました。力強すぎて声になってなかったかもしれないですね。儚いものです。

☆グッズがいっぱいあるなあ…(小学生)

そして一度勝姫様たちと別れ、並木は刀剣乱舞のグッズが並ぶ特設会場へ。ものすごい量のグッズにびっくりする並木。
グッズが恒常的に出る業界はプロ野球しか知らない並木。
だとしても多くないですか?ちょっとした神宮球場のヤクルトグッズ売り場より広いし量も多くない?カープか?広島カープなのか?この度グッズが700種突破したそうです。おめでとうございます。どうせ全部新井監督だろ(偏見)
先述の通り残念ながら刀剣乱舞キャラクターをほぼ知らないまま来てしまったので、そういえば永井尚政が持ってた刀がいたなとか思ってたんですが結局グッズがあるかもわからないと言う体たらくぶり。
のちに信濃藤四郎くんと判明。そうそう!最初に出てきたとき家紋が庄内酒井家じゃなくて小浜酒井家だったんで並木が騒いだやつ!並木は永井尚政×酒井忠勝(小浜藩主の方)推しです!よろしくね!

しかし本当にグッズが多い。
この手のキャラクターグッズだとデビルメイクライという「最新作で急にカプコンがグッズをバカ売りし始めた地獄のようなジャンル」にいた人間(※今も大好きです)なのですが、あれはまだ可愛い方だったんだな…と思いました。
いや17種シークレット×3タイプのグッズとかやった時点で可愛くはない。20周年でグッズ出してくれたのは嬉しかったけど。
そんなことを思ってふと書籍コーナーを見ると、何点か気になる史料が。流石にここまできてでっけぇ箱入りの本を買うわけにもいかないので書いませんでしたが、機会があれば読んでみたい本がいくつかありました。こういう発見って嬉しいものですね。

鍛冶場はまだ人がいなかったので、一度ぐるりと回ってミュージアムショップの前のベンチへ。
ここで並木は前回の備前ホグワーツ動画の編集をしました。実は前後編で撮影したわけではなかったので、どこで前後に分けるかなんて考えながらスマホを睨んでいました。
その結果のこれです

そんなことをしている間も次から次へと来館者の皆さんが。すごいなぁ。ジャンルとして定着してるんだなぁと思い、再び敷地内を見て回ることに。
クラウドファンディングもやったんですね。

後で知りましたが結構大変なプロジェクトだったそうですね

昨日伺った餘慶寺さんや、昨日お世話になった旭日亭さくらさんの名前もありますね。30年オーナーってなに!?!?!(発言してから驚く並木の音)

一方で、後ろではこんのすけくんの記念撮影が絶賛行われていました。画像はありません。なんでかと言うと並んでいないと審神者の皆さんのご尊顔を容赦なく撮ってしまうと判断したためです。そう言うところは気を遣います。プロ野球で培いし精神です。
基本的に客席は映さないか、映ってたら処理をする。そういう業界です。面倒なので撮らないという決断も時には選ばねばなりません。けして並ぶのが大変そうという消極的な理由ではない

☆岡山戦国武将隊のみなさんと合流! そしてついていく不審者並木

そんなこんなであちこち見て回っていたら秀家様と戸川様が帰還
審神者の皆さんとも記念撮影されていました。
ひとまず博物館での取材は終わりのようです。
秀家様「これより備前長船の刀匠の皆様の菩提寺に参る」
なるほど……なるほど……?あれ、これ、ついっていっていいやつか??明らかに厄介ファンが勝手についていくやつになっている。並木知ってるこういうやつ。Twitterで見た。
……
大丈夫ですか?この間0.1秒。シングルコアでワーキングメモリが極端に少ない並木の低スペック脳はここでエラーを吐き出し始めます。ついにはブルスクです。残念ながら買い替えはできないようです。

なんと、取材に同行してもよいということで、並木は元気よくついていくことにしました。なおそのタイミングで博物館の見学入れ替えがあったようで、出遅れた並木は博物館に出入りする車に足を止められ、岡山戦国武将隊の皆様を初手で待たせるという死ぬほどのご迷惑をおかけしました。本当に申し訳ないです。
博物館から刀匠の皆様の菩提寺・慈眼院さんへは幟旗が立っており、それが目印となっていました。

その間にある、こんもりとした山……ここは刀匠・兼光が拝領した屋敷をルーツに持つ長船城跡でした。長船氏がここだったのかな?とその時思ってましたが、確認したらやはりここが拠点だった模様。
長船貞親といえば並木も知っている宇喜多家家老です。大変でしたね……(どうしてネタバレに配慮するかのような感想しか言えないのか)

こうして


こう!

そしてここで撮影開始!
勝姫様にポージング指導をする秀家様、手の使い方がものすごく綺麗。
秀家様のあのポーズは、一度狐の影を作るときのように重ね、それを裏返し少し開くのがコツだそうです。皆さんもやってみましょう!(突然のYouTube)

ばっちりきまってます

そして集う三人。

おや…?
突然完璧な3ショットが爆誕した

可愛い。可愛い!!!!(テンションが迷子)
撮影班さんに並び写真を撮りまくる並木。不審者一直線です。自分はもう撮影隊だという顔していますがこいつはただのファン。あと……戸川様かわいい(突然の告白)

☆慈眼院さんへ

長船城での撮影を終え、慈眼院さんへ!
それまでは田んぼのあぜ道でしたが、長船城の横あたりから民家が見え始め、明らかに路地を進んでいきます。路地ですが幟は続きます。これなら迷子にならない!
民家の脇を歩く甲冑姿のお二人、姫君、そして撮影班さんとその仲間のようについてくる赤え髪の不審者並木
民家では大きな犬ちゃんが吠えていましたが、近づくと尻尾をぶんぶん振って大歓迎してくれました。備前の犬ちゃんは強く優しい。

そして幟旗を辿って到着したのが慈眼院さんです!

趣のある境内が覗きます。まずは門前で撮影開始です。

本来の角度は岡山戦国武将隊さんの公式Twitterへ!

位置取りを自然と行うお三方。とても素敵です。
そして慈眼院さんの住職様とご家族様を交えてお話をしながら撮影。住職様、とても気さくでさまざま教えていただきました!石碑(供養塔)や梵鐘についても細かく教えていただきました。
並木は戸川様の刀をお預かりしておきながら石碑の字が読めないか夢中になったり、梵鐘に書いてある由縁が気になりすぎて梵鐘を覗き込みあわや頭を打ちかけるなど困ったことしかしていませんでしたが、優しく見守ってくださり本当にありがとうございました。本当に反省しています。

「蒲生氏郷相手なら斬られていた」とツイートしましたが、蒲生も流石に1回目は許していたのでどのみち次はないものと心得ます。初回OK(頭に出てきた言葉を全て書き残すスタイル)
供養塔は大きなもので、長船という刀匠のたちのいわば聖地がどのようなものだったのかはかるには十分でした。

どこを撮っても素敵なお寺さんでした

なお、この取材の数日後に開催された「長船真剣勝負」というイベントも行ってみたかったので、今後行ってみたいリストを更新しまくりました。
そば粉汁の振る舞いもあったとか!いいなあ!ルーツ的に長野県の血が濃いので、そば粉の食べ物に興味深々です。
またこの時間になると少し冷えてきて、暖かい食べ物が恋しくなったり……今度、ぜひ食べたいものです。

また、今回は撮影にくっついていたのであまり触れませんでしたが、慈眼院さんの御朱印がとても素敵だということを後日知りました。
本当、今度絶対行きます…!刀のこともこれを機会に勉強しようかな……と思い、過去のノートや資料を読む日々です。

少しずつ夕陽が迫ってきて、そろそろ博物館の方に戻ろうか、という話に。帰り際ネコチャンがいました。
ネコチャン、不動。我々が見ていてもこの様子。

またね!

☆刀剣博物館ふたたび、そしてひとまずの別れ

一度博物館に戻り、再度屋外で撮影することに。
撮影スポットを探し、ひとまず門で。
撮影スタート!そして秀家様が話し始めた瞬間に鳴る17時のチャイム……

え、可愛い………(息を呑む並木)
可愛さに動揺しすぎてカメラが揺れるのがお判りでしょうか。本日、勝姫様に心をわしづかみにされ大変なことになりました。

ちなみに岡山戦国武将隊さんの公式Twitterでは別角度もあります。

これ見て気が付きましたが秀家様!!!!(語彙力の消失)

そして、備前長船刀剣博物館の鍛冶場を覗くと……あ!作業が見学できる!たまたまタイミングが良かったようで、職人さんのお話を聞くことができました。

間近にせまる火がスゴイ!

うわあ……火、えげつないなあ……刀って本当に手間暇かけて制作されるんだなあ……火力やば……と、もう並木の溶け切った脳は火しか見ていないことが丸わかりの感想をずっと言っていました。
冷えて固まってくれたらいいんですけど。刀というより並木の脳はチョコレートに近いので一度溶かして固まると風味が変わる可能性があります。なんの話なのか。

そして素晴らしい帯でいらっしゃる審神者の方がいらっしゃり、すげえ!と大興奮。とてつもない愛……BIG LOVE…

ちなみに今、これを書いていて、その帯の方に無許可で写真をこちらで掲載してしまうのは良くないと思ったので過去にお写真を上げていた秀家様のTwitterでメディア検索をしたのですが、定期的に秀家様画の「どう見てもぶっ放されたらヤバそうな重火器をこちらに向けている直家様」の素晴らしいイラストが出てきて深夜の職場に不気味な笑い声を提供しました。

秀家様のTwitter、というか岡山戦国武将隊の皆様のツイッター、本当にいつも楽しく拝見させていただいております!!!
それはそれとして並木は一度直家様に撃たれた方がいい。撃たれても何も変わらなさそう、とふと思ってしまって絶望いたしました。絶望ノルマ達成です。

ということで、ここで取材終了!お疲れ様でした!
今後の企画のお話など(並木はこれを聞いていていいのだろうかの顔はしていました)を聞きつつ、ひとまずのお別れ!本当にお世話になりました!

赤穂線で一路岡山駅に戻り、並木は新たな旅のフィールド、大坂へ向かいます。
新幹線はこの日満席で、自由席のデッキで写真を見返したり、Twitter見たり……岡山での三日間、本当に楽しかったです。
人に恵まれ、縁に恵まれ、かけがえのない経験ができました。あと勉強不足を感じまくったのでそのあたりは次回への宿題ということで……
今度はまた、間を置かずに岡山入りしたいものです。

そういえば並木さん寿司屋リベンジしていないのでそれは行きます。絶対に行く。
あと、岡山城前にある「烏城」という喫茶店に行きそびれたのでリベンジ!林原美術館もお福様の慰霊碑も……まだまだ全然足りません。

かつての社畜時代のようになかなか気軽に旅に出られる身分ではなくなりましたが(旅する社畜)、今後もまったりと旅をしていきたいですね……。
と、まるで今回の旅行記が終わってしまうかのようですが、なんと次回があります。

☆次回、最終回!並木、死す!畿内編!

果たして高槻は並木を許してくれるのか……?高山右近が許しても永井直清が許してくれないはあると思います。
諸事情で本来の主目的であったオリックスバファローズのファン感謝祭関係の記事はこちらでは書きませんので、その辺はお察しください。
主に大坂は高槻界隈と南蛮文化館、京都は古田織部美術館の話になります。刺された。何にとは言わんけど。
お楽しみに!

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