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tzalam
【地味だけど重要】公用文のルールが変わります
カタカナを習っていなかった頃、「ボール」をどのように書いていましたか。
「ぼおる」?「ぼうる」?悩みどころですよね。
いっそのこと、「ぼーる」と書いてみようと思うものの、学校ではこの書き方は許されません。
学校独自のルールではなく、国家公務員の文書作成の手引きである「公用文作成の考え方」に記載されているのです。
この考え方が、70年ぶりに見直されました。
一般的には大した変化ではないかもしれません。
でも1年生の子どもや卒業文集を書いている6年生の子どもにとっては、ありがたい変更です。
サクッと紹介します。
参考にした記事はこちら↓
▼1年生に優しい変更
カタカナに、ひらがなで振り仮名を振る場合に「ー」が使えるようになりました。
「ボール」は「ぼーる」でいいのです。
正直、教える側も混乱してしまう部分なので、1年生での混乱っぷりはすさまじいです😅
1年生でもスッキリと、言葉を覚えられます。
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▼6年生に優しい変更
「?」「!」が使えるようになりました。
卒業文集では、正しい書き方で文章を書くことが求められます。
しかし、中身は「6年間の思い出」や「未来の自分」ですから熱い思いが込められます。
そのときに子どもとしては、「!」を使いたくなるのです。
強い感情を表現したいのですが、言葉だけではそれが表現しきれません。
こちらも、様々な方法を提案して、その気持ちを表す術を探りますが、子どもはピンとこないものがほとんど。
やっぱり「!」なんですね。
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▼最後に
世間的には大した変化ではありませんよね。
しかし、学校で学ぶ子ども達にとっては大きな変化になります。
世の中の変化が、学校に影響を与えることもあります。
この変化で、我が子にどんな影響があるのか。
そんな視点で、ニュースを見るのもおもしろいですよ。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました😊