スーパー営業マンの素質は子供の頃からキラリ⭐︎【196目】
私たちの時代はこうでは
なかったような・・・。
最近の子供たちは、
道路を横断する際、通行中の車が
停車すると横断後に丁寧に
お辞儀をします。
ここだけなのか、
全国的なことなのかは
分かりませんが。
ちょっとした違和感を覚えます。
それは、
昔から歩行者優先と教えられ、
ましてや子供たちが横断しようとするなら
停車するのではないでしょうか。
その行為に対する「お礼」では
ありますが、果たしていつ頃から
そうなったのか。
学校が教えているのだろうか。
ほとんどの子どもたちが
同じように振り返って「ぺこり」と
お辞儀します。
待てよ、もしかすると、
私だけが王様気取りで
横断していたのか!?
もしかして、
かなり恥ずかしい事を
書いているのかも知れない!
人として当然の行為と
言えばそれまでですので。
そして、これまた面白い
小学生に出会いました。
少し細めの路地で、
ランドセルを背負った
3人の男の子が遊んでいました。
小学校3、4年生でしょうか。
道路を横断するかのように
見えたので、車を止めて
手で合図を送る。
すると、1人の子が
私と同じように手で
合図をしました。
どうぞどうぞ!と
笑顔でジェスチャーするのです。
私はこれに返すように、さらに
どうぞどうぞとジェスチャー。
すると、
今度は3人が笑顔で、
どうぞどうぞと同じジェスチャー。
その可愛らしさに
思わず私も笑ってしまい、
ありがとう!と合図して
譲ってもらいました。
この所作とタイミングを
どこで学んだのか。
最初に動いた子につられて
他の2人も同じような行動。
最初に動いた子は、
間違いなくスーパー営業マンに
なれるであろう素質があると
思います。
この素質はどこから生まれるのか。
親が教えるとするならば、
どのような教えになるのだろうか。
親が何かを教えたら、
こう育つという確実なモノは
ないでしょう。
これができたら子育て楽勝ですよ。
ホント。。
「子は親の背中を見て育つ」
と言われますが、
親の立場からすると
意識して「どうだ!」と
見せられるものでもありません。
私からすると
日々のバタバタでそんな
余裕も無いですし。
ただ、
親の背中が最も影響を与える
のは間違いありません。
加えて、
どれだけ同じ時間を過ごすかも
大事だと思います。会話含めて。
そして、成長するにつれ、
親の仕事や活動が見える(理解する)、
他人との暮らし(日常)の違いを知る、
親と周りの人との繋がりを知る。
目に映ったもの、
聞いた事、感じた事の全てを
時間をかけて、少しずつ
理解して子供自ら行動を
決定していくように思います。
良い事も悪い事も。
親があまりにも
手助けし過ぎると、
判断できない子供に
なると言いますね。
以前、
私の息子(小学生)が、
私と妻、それぞれが電話を
受けるマネをしていました。
妻マネ
「あ〜あの、えっと〜」
私マネ
「はい!そうですね!はい!
ありがとうございます!」
これが、よくポイントを捉えている!
この延長と言いますか、
子供は自分でも認識できない
レベルまで親を見ている(感じている)
のだと思います。
ですので、
子供に行動に対して
ヤキモキしたとしても、
結局は自分が見せてきた背中。
強い言葉で怒鳴っても、
反発した行動に繋がる事もある。
何も言わなきゃ、
とことん流される。
そう考えれば、
多いとは言えない
子供との時間と会話を
大切にしなくてはと思います。
そして、
自分自身を常に律し、
所作と言葉を改善し続けよう
と思った次第です。
子供だけ成長するのではなく、
同時に親も成長しなくてはですね。
ありがとうございました。