雑草の恐るべきたくましさに学んだアースデー。【164目】
今日はアースデーと
いうことで、
所属する団体で記念植樹を
行いました。
植樹場所の草刈りと
清掃からスタート。
数名で刈払機を使い、
雑草を刈り取る。
そこで、
ツタ植物の生命力に
驚いた。
過去に植樹された
木々の根元から、
まるで蛇のように巻きつき、
木のてっぺんまで登り
葉を広げ花を咲かし、
実を付ける。
アサガオの葉のような
面積広めな葉が木のてっぺんを
多い尽くすため、木は日光を
遮られ枯れてしまう。
物凄い図々しさ。
驚いたのは、
巻きついたツルを
根気強く解くと、
木に巻き痕が凹んで
残っていたのだ。
人間がこれほどの根性で
生きるとどれだけの
結果を残せるのか。
他人を踏み付ける感じ
ですが、それは無しで。
何がなんでも
生き抜いてやるという
気持ちの部分です。
似た気持ちとしては、
幼少期に貧しくて
頑張って登り詰めたなど。
一言でいうと、
ハングリー精神。
人それぞれがもつ、
ハングリーレベルが
行動力に現れています。
当然ですが、
好きな時に好きな物を
得ることができる
状態だとハングリーには
なれず。
一度そうなると
過ごす中では、
リセットもできず。
私が思うに、
10代後半から20代で
欲望に任せて突っ走れると
強いなと思います。
と言うのは、
40や50になって
ギラギラと常にハングリーな
状態にはなりにくいと
思うからです。
体力の衰えも
あるでしょうし、
「諦め」が出てくるのでは
ないでしょうか。
俺の人生こんなもん・・・
といった気持ち。
こうなると、
前に進むことはできません。
ハングリーさを保つには
どうするのか?
それは、
重い腰を上げる
ことかと思います。
年齢に勝つには
この言葉しかない!
全てに通ずる言葉だと
思います。
重い腰を上げるは芽吹くこと。
そこから、手(ツル)を伸ばし、
手探りで巻き付きながら登る。
腰さえ上がれば
動くのです。
何度も何度も
そうするうちに、
陽を浴び花を咲かせ
何かしらの実がなる。
人間が環境整備をして
穴まで掘って植えてもらう
木(植樹)と雑草の違い。
片方は水を守るとかと
大切に扱われ、
もう片方は狩られる。
同じ緑なのに。
人間界に置き換えたり、
生き方で考えたりと
「あり方」を学ぶ
時間となりました。
ありがとうございました。