〇〇奉行には向いてない
焼肉に行くことは滅多にない。
焼肉が嫌いな訳ではない。
単に贅沢だからだろうか。
服が臭くなるのも嫌だからだろうか。
今回は嫁さんと二人で食べに行った。
思い返してみれば、
嫁さんと二人で行くのは4, 5年振りか、
下手したらそれ以上振りかもしれない。
二人で行く分にはあまり気にならないが、
自分はいわゆる奉行ポジションが苦手である。
限られた網のスペースを把握し、
どの肉や野菜を配置していくか。
焼けたタイミングを見計らって、
誰に配給していくか。
今まであまりこの役職についてこなかったからか、
これまでは優秀な奉行に恵まれてきたからか。
基本的にはお肉は食べる職に就いていた。
まぁ、
二人しかいなければ、
一人当たりのスペースも広いし、
気を配る要素も少ない。
もはや奉行まではいかないので気が楽である。
奉行といえば、
鍋奉行も苦手である。
鍋といえば学生時代の定番パーティだ。
いわゆる鍋パってやつ。
そんなシチュエーションでも自分のスタンスは変わらず。
鍋奉行は誰かに任せ、
食べることに専念する。
だいたい誰かしらは進んでお奉行さんをするし、
やりたい人にやってもらうのが一番である。
たこ焼きパーティなんかも食べる専門だ。
あれこそ焼きたい人が焼けばいい。
自分はいつでも奉行にはならない。
なれない。
そんな平民が自分には合っている。
これからも、
ありがたく平民は食べることに専念します。