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テレワークには朝ランが効く

先週テレワークした中でいくつか課題を感じ、ランニングがそれを解決してくれました。

「通勤に充てていた時間にランニングをするととても良い、業務効率も上がるよ」というのが趣旨です。(ウォーキングでも)

通勤レス、を活かそう

通常、私の通勤時間は片道1時間。電車を使うので人混みは避けられず、この1ヶ月は電車内には殺伐とした雰囲気があります。みんなマスクして下を向きスマホ触って…。

今回はコロナ起因ですが、サラリーマンにとって「通勤レス」の威力はとても大きい。私の場合は1時間x2=2時間が使える時間になりました。

そこで何をするか?

運動不足解消

テレワーク初日は、いつもより長く眠れるー、と喜んで寝坊しました。

仕事は普通にこなしリモートで会議も出てがんばったんですが、なんか体の調子がおかしい。気持ち悪いというか重いというか。

勤務終了後に腕時計(万歩計付き)をみると「306歩」。通常通勤すると6000歩前後歩いているので、▲5700歩。

土日も買い物等に出れば3000歩位はいくので、こんなに歩かないのは久々でした。

テレワークだと”一日中家にいることが前提”になるので、実は普段はあまり体験しないレベルの「不活動」になります。そしてそれは1日目から体が訴え始めます、お前動けと。

実際わかっていたけれど、ここまで不調感が出るとは発見でした。あるかないと体がなまるんですね。

通勤時間に走ってみた

次の日は心を入れ替えて、通常出勤のときよりもやや早めに起きて、朝一でランニングしました。

10km前後のジョグだったんですが、今日このあとの会議のアジェンダをぼんやり考えながら走ってると、色々思いついてきました。例えば、

あ、今日の会議これ決めておかないと、アジェンダに追加しよ

あのメールに返事来てないな、Kevin(オランダ人の同僚)に電話しよ

昨日話したAの件、やっぱり進め方変えたほうがいいな、みんなともう一回相談しよう

という感じです。

ランニングには瞑想の効果がある、というのはなにかの本で書いてありましたが、それが仕事前に走るとよりビジネス寄りになってくる感じです。

なんとなく気になっていた大切なことが、整理されて抽出されてくる感じ。

帰ってきてすぐ、ポストイットにランニング中に思いついたことを書き付けて、シャワー浴びてさっぱりして、まだ始業時間30分前。

目が覚めて、良い状態へ

走ると脳に血が巡るので、嫌でも目がさめます。なので、かなり良い状態で始業を迎えられます。

電車含む1時間の通勤で疲れるよりも数倍良いです。特に最近は、感染リスクを考えると、精神的にも通勤はきついです。

業務パフォーマンスが上がる

やってわかったのですが、テレワークでは一定の集中力、メリハリが必要です。自宅でやることになるので、自分を律することは必要になります。

それには集中力が大事。

テレワーク中の集中力を上げる手段として、朝ランニングをすることはとても効果を感じます。

テレワーク中の一人での資料作成はなかなかタフです。誰も居ない、誰も見てない、すぐには相談できない、集中できない。

初日(走らなかった日)はなかなか考えがまとまらず、筆が進みませんでした。

先週のテレワーク期間中、大事な資料を2つ完成できたのですが、それはいずれも朝ランニングを終えて、業務開始しての2時間以内、に作成しました。

自宅にいても集中力がしっかり続き、過去の記憶(会議の議論内容や発言)もしっかり思い出されそれを反映できました。その時間帯が、自分の考えるスピードが一番速くなり、より良い内容になるというのを実感しました。

正直、会社にいるときよりも「走ってテレワーク」の方がこの業務効率は高かったように思います。

発言が増える

テレワーク中は、歩数だけでなく、口数も減ります。そもそも話す相手が居ないので。

Skype等でのリモート会議中も通常の対面よりは発言はしにくいですよね。相手の空気が読みづらいので。

ただ、こういうときこそしっかりと伝えることは伝え、て行かないと、意思疎通や共通認識形成が難しくなります。

テレワークでのコミュニケーションは通常時以上にとても大事。

またVC(Video Conferencing:テレビ会議)中は単に話せばいいというわけではなく「ポイントを絞り、的確に、発言する」ことが求められます。

それにもランニングは効果を発揮してくれます。

朝走ると「発言したくなる」気持ちが上がります。加えて前述の「頭の回転上がる」ので、「要点を絞った発言ができる」状態になります。

これも脳の血流が促進されるからだと思っており、実感としてたしかそう感じます。

ランニングのおかげで、リモート会議での議論は思った以上に効率的にできました。

テンションあがる

定例会議でアメリカとのVCしてます。時差の関係で、アメリカ時間の午後、日本時間の朝イチ、でやってます。

通常勤務で朝イチでアメリカとのVCはちょっと疲れます。相手は元気な状態、こっちは1時間通勤直後で朝イチの会議…

Hey what's up Nakato~!?

と聞いてきてくれるのですが、いつもはなかなか気の利いた返事ができません。

今回は朝のランニング後にVCに臨んだので、いい感じで話せましたし、より深い議論もできました。

英語自体も、走ったあとのほうがよりスムースに話せる感じがします。

今回はYou speak too long,,と言われました、、これはこれで要改善ですが。。

通勤時間に走ろう、歩こう

以前から「ランニングが仕事に与える良い影響」は実感してましたが、今回テレワークではそれを更に感じました。

私はRunが好きなので走りますが、別に走らなくても良いと思います。

近くの公園まで歩いたりとか、朝の開店前の商店街を歩いたり、隣の駅まで歩いたり。

「テレワークのときこそ、意識して運動をしよう。運動をすると、運動不足解消に加え、仕事面でもいいことがある」というのが伝えたい点です。

ランニングの魅力

ランニングには多くの魅力と効果があると思います。

レースやタイム、はもちろん、仲間や絆、仕事面・家庭面のPositive effect、大変な時期を乗り越える、いろんな時にランニングはサポートしてくれました。

私はマラソンサブスリー後に一度燃え尽きましたが、今また再び走っています。

それは、これらのランニングの普遍的なより広い価値を感じているからです。これはまた機会を見つけて書いていきますので、読んでもらえたら嬉しいです。

厳しい状況が続いてますが、工夫しながら頑張りましょう。

ランニングはそれを助けてくれると思います。




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小池 中人/Nakato Koike
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