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朝ランvs夜ラン。メリット・デメリット。目的と効果の比較。

何時に走るか?によってもその効果・目的は違う、と思います。それぞれのプロコン(メリット・デメリット)と目的別オススメ、をざっくり整理します。

コメント 2020-04-19 160840

以下、それぞれの説明です。

朝ランのPros(良い所)

時間がつくりやすい
早起きすれば自分の時間は作れます。

1日充実感続く
朝走ると一日良い気分でいられます。特に休日は、ダレがちな一日がシャキッとして、良い気分で充実した1日に。

仕事がはかどる
脳が活発になり、頭の回転があがり、仕事の効率やアイデア出しが普段よりもはかどります。ポジティブにもなれますね。私は大事な会議の日・大事な資料を作る日の朝は走るようにしています。詳しくは以下の記事もご参考ください。

交通量が少なく走りやすい
安全第一。早朝は交通量(人・車)が少なく比較的安全です。道が空いていると気持ちよくも走れますね。

朝日・空気がきれい
忙しい毎日、朝日を浴びる機会は意外と少なくないでしょうか。走っていて朝日を感じると気持ち良いです。朝は空気もきれいめなので、自然を感じられます。瞑想的な感覚ももちやすいです。詳しくは以下の記事もご参考ください。

朝ランのCons(悪い所)

眠い
仕方ないですが、眠いです。寝ぼけたまま走るのは危ないので、顔洗ったりコーヒー飲んだり、できる目覚ましは走る前にしましょう

走り始めきつい 
朝は身体が起きてません。頭はある程度起きてても身体は「なんで朝もはよからこき使うんだ。もっと休ませろ。」と必死の抵抗をしてきます。それが体の重さ、という形で現れ、自分の普段の体ではない感じがします。メンタルとフィジカルは別、ということを実感します。

私は朝の10kmが定番なのですが、最初の2kmまでは「体が重い、今日は7kmで止めよう」と高確率で思っています。でも、3km位はしると、身体もいつもの感じに戻ることがほとんどなので、最初だけ我慢しましょう。

走り過ぎると午後つらい
仕事がある日は程々にしておきましょう。息が切れるくらいまで追い込むと、午前中は良いのですが、午後がつらいです。仕事に影響しては本末転倒なので、今朝は頑張りすぎたなと思ったときは、休憩多めに取るとか、昼休みに仮眠とかで調整しましょう。

仲間と走りにくい
仲間と走るといろんなメリットがあります。同じペースで走ることで追い込んだポイント練習ができる、一緒に走る約束することで自分の継続の助けになる、等。朝はみんなそれぞれ忙しいので、集合して走ることは夜ランに比べて難しいですね。(いずれにせよ、今の状況下では避けましょう)

朝ランは「より良い仕事をしたい」「一日気分良く過ごしたい」人にオススメ

より良い仕事をしたい
朝少し走ってから仕事を始める、通勤ランをしてみる、ができると仕事への好影響があると思います。無理のない範囲で追い込みすぎず。頭の回転が速くなり、ポジティブになると、仕事もより良く進められるようになると思います。

一日気分良く過ごしたい
休日や在宅勤務で、1日家にいることも多い昨今、ふさぎがちな気持ちを上げるのに、朝ランは効果的です。特に晴れた日がオススメです。朝日を浴びながらゆっくりはしると、気分良く1日が始められます。

夜ランのPros(良い所) 

モヤモヤ・ストレス解消
「溜まったものが吐き出せる」という感覚で表現される方が多いです。日中にあった色々なことを、走って疲れて、スッキリ吐き出せる。キレイサッパリ忘れられる、ポジティブに1日を終えることができる。大事ですね。

ダイエット効果(食欲落ちる)
夕食前に走ると、食欲が落ちます。自然と夕食の量を減らすことがしやすいです。理由は知りませんが、「食事に求める満足感の一部を、運動による達成感が埋めてくれている」というふうに思ってます。

仲間と走りやすい
「夜8時に○○公園で10kmペース走やろう」という感じで、夜であれば仲間との都合もつけやすいです。仲間と走れると、ポイント練習(高強度のトレーニング)をよししやすくなります。マラソンやレースに向けてのトレーニングではとても効果的です。(今の状況下では避けましょう)

夜ランのCons(悪い所)

仕事次第
夜に走る時間を捻出するには、タイムマネジメント能力を問われます。突発的な事件や残業があれば、走ることはできません。私も何度か「走る道具一式会社に持っていったけど、事件が起きて走れなかった」ことがあります。とても切ないです。仕事は計画的に。

交通面危ない
暗い上に交通量も多いので、周りを意識して走る必要があります。歩行者・自転車・自動車を意識して走りましょう。

走り過ぎると眠れない
仲間とポイント練習する時は、いつもより追い込みます。身体はとても疲れるんですが、メンタル面は興奮してます。強い運動をすると交感神経が活発になり覚醒した状態になります。
昔マラソンにハマっていた時、木曜日の夜にポイント練習を仲間としてました(東宮御所での30kmペース走) とても良い練習なんですが、その夜は決まって眠れず…。体はクタクタなのに脳が覚醒している状態、でベッドに入ってから2-3時間は眠れず。翌日金曜の仕事がきつかったです。

夜ランは「ダイエットしたい」「レース向けトレーニングしたい」人にオススメ

ダイエットしたい
私のランニングのきっかけもこれでした。夜走ると夕食での食欲が和らぎます。今思えば、当時は夕方走っていたので、走っていた時間も良かったのかもしれません。

レース向けトレーニングしたい
フルマラソンでもハーフでも、レースに向けたトレーニングでは自分の限界を越えようとする試みが必要です。目標に向けて少しずつ自分のキャパシティを拡げていく営みです。
それがポイント練習という高強度なトレーニングですが、これは「体がしっかりと動く時間」に「仲間と走り高め合う」ことで効果が大きく上がると思います。夜は、日中の活動を通じて体は動く状態(朝は動きにくい)ですし、仲間がいれば彼らとのアポも朝に比べて取りやすいと思います。
今はレース自体が軒並み中止で悲しいですが、いずれまたみんなで走れる時には、仲間と一緒に走り目標に向けて頑張りましょう。

ランニングとライフスタイル

私が思っている、朝ランと夜ランの対比を書きました。ランニングは自分の体一つで行う気軽なスポーツがゆえに、自分のライフスタイルにもつなげやすいと思います。

作れる時間、仲間の有無、朝方夜型、走る目的…みんなそれぞれ違うと思うので、自分がやりやすい所、または自分の目的に合う走り方、から始めてみてはどうでしょうか。また、ランニングが定着してきたら、それに合わせて自分のライフスタイルをカスタマイズしていく、ということも楽しいです。

ランニングが皆さんのライフスタイルの一部になってくれれば嬉しいです。

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小池 中人/Nakato Koike
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