【仕事】適応障害で退職後、noteを毎日続けてみて
01.一目惚れのように出会う記事
毎日noteを書くようになって10日になる。
最近は22時くらいからパソコンに向かい今日あったことをnoteに書くことが習慣になりつつある。
私は退職してから初めてnoteをよく見るようになったのだが、この10日間で他の優秀なnoterさん情報の波に押し流されそうになることが度々あった。
目まぐるしく更新されていく記事の中から、記事を選び取ることは私には難しく、一目惚れのような記事の出会い方をする。
よくある交差点でぶつかって、偶然カップルが出会うようなシチュエーションに思われて、新鮮な気持ちになり、そして出会った記事に励まされたり、勇気をもらったり、学ばせてもらっている。
02.noteは伊勢丹
noteは、個人商店のようなブログとは異なり、伊勢丹で記事を書いているようだった。
多くのブランディングされた商品の中からどれだけ目立たせるかが重要になっていて、収益化するために戦略が緻密に張り巡らされている。
私自身は伊勢丹で迷子になっている子供のような気分になり、そろそろ放送室から迷子の連絡がくるかもしれない。
しかし、私自身は世界の広さを知れた喜びで満ちている。
狭い世界で生きてきたことを実感し、迷子になるのであれば思い切って迷子になりつつ、時間をかけて記事を書き続けようと決めた。
03.原研哉さんの言葉
そこでデザイナーの原研哉さんの言葉を思い出す。
notionに残っていたメモなので出典元が不明であるが、原研哉さんの言葉であることは確かである。(そのはず)
おそらく大学の卒業生に向けた言葉だろう。
ゆっくり時間をかけることに意味を見出して、情報の洪水の中で足掻いて生きていこう。
noterさんから受ける刺激とはまた異なる勇気をもらうのだった。
04.”間”の仕事
建築業界でも最近、若い建築家が新築建物を設計できる機会は少なくなっている。
そのため、不動産と建築の間、デジタルと建築の間に着目したような仕事や作品に出会うことが多い。
一見するとスキマ産業のようなネガティブなイメージになるが、これからは”間”の仕事が重要になっていると感じる。
ロングテール戦略と言うのかもしれないが、自分の積み上げた何か、あるいは何かと何かを掛け合わせて、ニッチでも誰かに刺さる作品や商品、仕事が生み出せるかに掛かっている。
偉そうに申し上げたが私としては、適応障害になったことも強みに変えられるくらいの強さが得られるように、優秀なnoterさんたちに見習おうと思うのだった。
そして自分らしく時間がかかっても日々実践を続けようと誓った。
05.おわりに
最後まで拙い文章を読んで頂きありがとうございます。
30代半ばでキャリアブレイクした建築士の記録を書いています。
読む人が前向きになってもらえるnoteを目指しています。
これからもゆるくお付き合い頂けますと幸いです。