コンテンツマーケティング≒資産形成。早いうちから始めるのが吉
フリーランスマーケターの中山あかりです。
企業様向けに、BtoBマーケティング全般のご支援や、MA運用戦略立案～運用代行などをさせていただいてます。
MA＝マーケティングオートメーションとは、その名の通りマーケティング活動のプロセスの自動化・仕組み化ができるツールです。
例えば顧客への一斉メール配信、特定のセグメントへのメール配信やWebサイト上でのコンテンツ出し分け、オンライン上の顧客行動の可視化などが出来ます。
Webサイト上での顧客行動を可視化することで、これまで営業担当が直接話さなければ分からなかったお客様の購買意欲をオンライン上の行動によって把握し、確度が高まったタイミングを適切に検知し、商談・契約に繋げていきます。
MAツールは、マーケティング業務の効率化・仕組み化はもちろん、企業の売上向上を目的に導入されるものです。
MA（マーケティングオートメーション）についての詳細は、以下の記事もご覧ください↓↓
今日は「コンテンツマーケティングは出来る限り早いうちから始めていくことが大切」というお話をしたいと思います。
この記事を書こうと思ったのは、現在支援中のクライアント様とのとある会話がキッカケでした。
現在、支援先の企業様のホワイトペーパー（お役立ち資料）を制作しているのですが、先日そのたたき台を作ってクライアント様にご確認いただいた時のこと。
「よく出来ているので、完成したら営業資料にも一部使わせてもらいたい」と言っていただいたのですよね。
この言葉を聞いた時に「コンテンツって、自社の資産になるよなぁ」と改めて思ったんです。
Webコンテンツって、オンライン上でしか使えないように思いがちですが、制作したものを営業資料として使っても良いですし、印刷してお客様先に持って行く、展示会で配るなどもできますし、汎用性はとても高いです。
そう考えると、コンテンツ制作に取り組む＝自社の貴重な資産を作っていくことにもなると思うんですよね。
もちろん、コンテンツ制作にはある程度の時間はかかります。また、お役立ち系の資料は今すぐサービス導入を検討している層というよりは、潜在層向けのコンテンツなので、作ったら即効果が出るのかというと、そうではありません。
お役立ち資料を読んで「今すぐサービスを導入したい」となるケースは少ないです。でも、新規のお客様に興味を持ってもらったり、認知を広げる、信頼を獲得するフックとなります。
また、既存のお客様にもお渡しすることで、業務のお悩み解決にも繋がり、自社への信頼度の向上にも繋がります。
そして、それらがいずれは受注に繋がることも。
そう。コンテンツは、コツコツ貯めていくことで貴重な資産が増え、それが将来的に効果を発揮するもの。だから、早めに取り組み始めるほど良いんです。
そんなことを考えていたら、コンテンツマーケティングと金融投資って似てるな～と思いました。
近頃話題の新NISAも「若いうちから取り組むことで、投資期間が長くなるから複利効果が期待できる」なんて言いますよね。
コンテンツマーケティングも同じです。
ただ、コンテンツ制作というと、何だか難しく大変なイメージを持つ方もいるかもしれません。
ゼロベースで作ることも、もちろん可能ではありますが、社内に既にコンテンツとなり得る素材があるケースも多いです。
そのクライアント様のホワイトペーパーも、0から作っているわけではなく、自社に既にあるコンテンツ（例えば、研修資料やお役立ち系のブログなど）を組み合わせて作っているんですよね。
「既にある資産（＝コンテンツ）を組み合わせたり、見せ方を変えて、新たな資産（＝コンテンツ）を作っていく」そんなイメージです。
「即効果が出そうなもの」と言うと、テレアポとか広告を出すとかっていう方法もあると思います。
もちろん、これらも上手く組み合わせれば効果は発揮できると思うんですけど、やっぱりそれだけでは足りないんですよね。
テレアポして新規顧客を獲得できたとしても、その人たちが興味の持ちそうなコンテンツを渡せなければ、関心は持ってもらえないですし、
いくら広告を打ってWebサイトに誘導できたとしても、魅力的なコンテンツがなければ、これまた興味は持ってもらえませんしね。
そう考えると、まずはコンテンツマーケティングにリソースを割くというのが長い目で見ると、本当に大切なのではないかな～と思います。
そして、早めに始めれば始めるほど、得られる効果も大きくなることが期待できます。
「Webマーケティングをこれから本格的に始めたい」という方は、ぜひこれを念頭に置いて、目先の成果にばかり囚われず、コンテンツ作りは優先度高く、早いうちから行っていくのがオススメです。
以上、「コンテンツマーケティングは資産形成と同じで、早いうちから始めていくのが吉」というお話でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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