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2017年 40冊目『知っておいしい肉辞典』

なぜか自宅の書庫にあったので手に取りました。
おそらく料理人の息子の本だと思います。

牛肉、豚肉、鶏肉、その他の肉、加工品、日本の肉事業の6章構成からなっています。
それぞれの種類や部位の特徴、料理の仕方、副生物(内臓など)の食べたかなどが学べます。
何となく知っていたけれど、そうだったんだということを以下に記します。


・和牛:明治以降日本の在来牛と外国の牛を交配して、改良された日本国有の肉職種。黒毛、褐色、日本短角、無角の4種類が認定。

・国産牛:品種に関係なく、一定期間日本国内で飼育された牛の総称。和牛と乳用種(ホルスタイン)などを交配したものも含む。

・牛の4つの胃は、順にミノ、ハチノス、センマイ、ギアラ
・ハラミは副生物(内臓などの仲間)で、横隔膜の腹側の肉。関西では上部をハラミ、下部をサガリと分けて呼ぶ。

・三元豚、四元豚:豚の品種は4-500種あるけれど、日本では主な6種類の3-4種類を交雑種のこと。

・6種類は、大ヨークシャー、中ヨークシャー、バークシャー、ランドレース、デュロック、ハンプシャー

・SPF豚:豚がかかりやすい5つの病気にかかってないことをチェックし、一定の飼育条件を満たしたもの。

・ブロイラー:鶏の種類ではなく、肉用に品種改良された交雑種を8週間かけて約2.6kg程度に肥育した若鶏のこと。

・地鶏:在来種である比内鶏、薩摩鶏などの交雑種。

・鴨:鴨料理のほとんどは合鴨(アヒルと野生の鴨との交雑種)、北京ダックはアヒル。フォアグラは合鴨かガチョウ。

・世界三大ハム:パルマハム、金貨ハム、ハモン・セラーノ

・牛肉の等級:歩留り等級(たくさん肉が採れる順にAからC)+肉質等級(良い順に5-1)

・牛農家の種類:雌牛に種付けして子牛をつくる「繁殖農家」と牛の体重を増加させ目指す肉質に育てる「肥育農家」。両方を担当する一環農家に分類。

▼前回のブックレビューです。


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