2016年 25冊目『BCGの特訓:成長し続ける人材を生む徒弟制』
自分自身が大事にしていることと共通点も多く、納得感が高かったですね。
中に書かれていますが、コンサル会社だけに閉じず、汎用性も高いと感じました。
ただ、本を読んだだけでは、TTP(徹底的にパクル)できないです。
やりたければ、同社にコンサルをお願いするんでしょうね。そういう意味で同社の良い営業ツールになりそうです。
成長を加速させる2つの要件
1 スキルの使い方が重要
23つのマインドセットが重要
3つのマインドセットとは
1他者への貢献に対する強い思い
2何度もチャレンジを継続できる折れない心
3できない事実を受け入れる素直さ
→この素直さって本当に大事ですよね
このマインドセットは4つの経験で短期間で変えられます。
1クライアントと対峙する場に飛び込む
2小さな成功体験を積む
3挫折、失敗経験を上手に振り返る
4立場が変わる
→小さな成功体験を積む、は師匠のHさんが特に重要だと考えられていました。
入社1か月目に小さな成功を積ませる!それが定着にも成長にも大事ですね。
3つの伸び悩みタイプ
1手段が目的化する人
2勘違いな人
3作業屋止まりな人
→勘違いは本当に困りますよね。
一方で作業屋さんは絶対に必要ですからね。
3つの目標設定の落とし穴
1.具体性のないスローガンを掲げる
2.憧れのあの人になりたい
3.目の前のもぐら叩きに夢中になる
→憧れを持つのは良いですが、あまりに遠すぎると、努力できないですもんね
3つの自己認識の落とし穴
1.原因他人論
2.青い鳥さがし
3.無意識の思考の癖に引っ張られる
→他責はだめですね
4つの成長の鉄則
1.スイッチオンの時間を増やす
2.自分の目を肥す
3.自分の行動を分解する
4.とにかく実践、変化する
→そして「育てられ上手」「任され上手」になるのが必要ですよね
組織の成長をPDCAで自動化する
1.育成上手は質問上手
2.仕事を分解し、どこまで任せるかを考える
3.モチベーションマネジメントする
→最近どう?が良いようです。
それをきっかけにロジックツリー的に抽象の梯子を上げ下げする質問をしながら、本人に気づかせるわけですね。
同社の方々と何度か仕事をしたことがあります。
このように育成されているのが分かる気がします。
▼前回のブックレビューです。
▼新著『業績を最大化させる 現場が動くマネジメント』です。