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「自分が挑戦することで、家族に迷惑をかけてしまうのではないか」

ちょっと前に、挑戦することに許可を出そうという話をラジオで投稿したんです。


この回では、本当はやりたいことがあるのに、「挑戦すること」に自分でセーブをかけてしまう人は、挑戦すること=いけないこと・自分には無理なこと、という公式ができてしまっているかもよ、というお話をしたのですが。


この放送から数日経って、たまたまクライアントさんとお話をさせてもらったときに、ああ、「自分は挑戦していい存在なんだ」と自分に許可を出すことって、大切な人の存在があるからこそ出来ないパターンもあるよね、と思うことがありました。


今日はそんなお話していきたいと思います。



挑戦をすること=家族に迷惑をかけること?



私のクライアントさんには、「働き方を変えたい」という想いをもって、新しい仕事や事業に挑戦しようとしているフリーランスの方や、これから独立を目指す会社員の方が多いです。


相談を受ける中で感じるのが、本当にやりたいことを見つけてそこに向かって走っていきたい!という気持ちがあっても、「自分が挑戦をすることで、パートナーや家族に迷惑をかけてしまうんじゃないか」という不安がヒタヒタに染み込んでしまっていて、なかなか動き出せない人が多いということ。


やっぱり、経済面に不安を感じてしまう方が一番多いです。男性に多いのかなと思っていたんですが、もうやっぱり関係ないんですよね。もうね、女性もそういう人がほとんどで。


この悩みは、”迷惑をかけること”に慣れていない、心優しい人に多い悩みです。

きっとその裏側には、親や社会、友達、周囲の人たちに迷惑をかけることが悪だと学習してしまった人生の背景があるのかなと思います。



それで、今日伝えたいのは、
「迷惑かどうかは、相手が決めることだよ」
ということでして。。




私ね、一度、パートナーに話してみるといいと思うんです。

頼ってもいいか、頑張ってみてもいいかを。


これまで何人も独立や起業を目指すクライアントさんとお付き合いさせてもらったんですが、恐る恐る奥さんや旦那さんに相談してみたら、「やってみたらいいじゃん!」と言われて拍子抜けした、なんてことは意外と多かったりします。


迷惑かどうかって、相手に聞いてみないと分からないんです。

一人で決めつけて、しょいこんでしまってるのは、実は自分だけだったりってことはよくあることで。

嫌われるんじゃないか、怒られるんじゃないか、理解されないんじゃないか…と、パートナーの反応を自分で勝手に予測してる人は意外にも多いんです。



それでね、たとえ迷惑をかけたとしても、奥さんや旦那さんは、そんな自分のことも愛してくれるパートナーかもしれないじゃないですか。

「頼っていいんだよ」「迷惑かけてよ」「しばらく面倒見るよ」「応援するよ」って言ってくれるかもしれないです。


私は、もし、愛するパートナーがそう言ってくれるのなら、思い切って、その愛に乗っかってみてもいいと思うんです。



我が家の場合は、私は「1年間の期限付き」で個人事業主の道(というか、起業の道)に挑戦しました。


これは旦那さん側から提示してくれたんですが、

「1年間は俺があすぴー(私)の生活費出す。1年間本気でやってみて、成果が出なかったら会社員に戻ることも考えてみてほしい」

と言われ、1年間のうちに成果が出せなかったら会社員に戻る、という条件で家庭内協定を結びました。


正直人によっては厳しい言葉だとは思うんですけど、私は私で、それで振っ切れたんですよね。


じゃあやれるまでやってみようって。
後悔ないくらい動いてみようって。

そしたらやっぱり、起業や仕事のつくり方について猛勉強をしたし、24時間仕事のことについて考える生活になりました。



ちなみにうちは二人とも個人事業主なのですが、旦那さんの独立のときは、私は何も言わなかったです。この人なら大丈夫だわって信じてたので。

(旦那さんもほぼ未経験での独立だったけど、そういえば収入の心配とか全然しなかったなぁ)


彼はいま新しい事業づくりを考えているようなんですが、それについても「ええやん」としか言ってないです。宅地建物取引士の資格を取ろうとしてて、今日も仕事を終えたあとに図書館にいって勉強しています。





やっぱり、迷惑と思われるかどうかって、「言ってみないと分からないよね」と思うんです。打ち明けてみないと、相手のリアクションは分からない。蓋を開けてみないと、中身は見えないのと同じで。


そして、もしベコベコに反対されたら、納得して、腹落ちしてもらうまでプレゼンし続けなきゃ自分の道は進めないと考えていてほしいです。それくらい覚悟しないと、個人事業主として生きることって厳しいんじゃないかなとも思います。

目の前の一人に、自分のやりたいことの必要性を訴えられなきゃ、お客さんにも自分の届けたいものの魅力って伝えられないと思うので。(この辺のお手伝いをすることも、よくあります。)




そうそう…!

迷惑をかけ慣れていない人って、パートナーに「頼っていいんだよ!挑戦してみなよ!」と言われててもなお、「やっぱり迷惑なんじゃ…」と自分の夢を追うことに躊躇してしまうこともあって。


でも、どれだけ「迷惑をかけてしまう…」と綺麗ごとを言ったって、見つけてしまった自分のやりたいことにチャレンジ出来ないもどかしさは、胸の中にしこりになって残り続けると思います。自分の人生なんですもん。


前提として、収入をゼロにしたい訳じゃないし、そもそもパートナーを困らせたいがために挑戦する訳じゃないですよね。

新しいことを挑戦するときに、「失敗したい!」って思っている人ってさすがにいないと思います。(え・・・、きっとみんな成功したいよね・・!!合ってるよね・・・?!)

失敗したいために挑戦する訳じゃないということ。そもそも論、それを忘れないでほしいなとも、思います。それを伝えてあげるといいなと。



インドには「私たちは他人に迷惑かけて生きているのだから、他人のことも許してあげなさい」という教えがあるそうです。


迷惑をかけることが怖いときって、相手に、一方的に「迷惑をかけっぱなし」にしてしまうんじゃないかという思い込みがあるからなのかなとも思います。


仮に自分の挑戦が、家族にとっての「迷惑」だったとして。

挑戦する期間に経済的な負担を強いてしまうなら、せめて家事や育児は自分主導で引き受けるって決めてもいいと思うんです。


それで、挑戦に成功して余裕ができたときに、「ありがとう」と稼いだお金で旅行に連れていったり、奥さんや旦那さんにちょっといいプレゼントを買ってあげればいいと思うんです。

お金じゃなくて、行動や気持ちで返せることって、たくさんあるのです!




迷惑かどうかは
相手が決めること。

「頼ってもいいんだよ」と言われたら、
思い切って頼ってみること。

迷惑をかけて挑戦させてもらう代わりに、
今できることがたくさんあること。



挑戦することで、家族に迷惑をかけてしまうのではないか?と不安に思ったら、またこのnoteを読み返しにきてほしいなと思います。


ラジオでも話したので、ぜひ聴いてみてください。



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