他人と一緒に居ると、自分が居なくなってしまう…本来の自分自身で居られなくなってしまう…
他人と一緒に居ると、自分じゃなくなる人がいる。
自分じゃなくなる、つまり、自分の内側が空っぽになる、ということ。
自分の内側につながれなくなってしまう。
自分が自分としてそこに居られなくなってしまう。。
だから、他人と一緒に居るときは、本来の自分とは違う自分になってしまう。いつもの自分が考えていることを考えられなくなり、いつもの自分が感じることを感じられなくなる。
他人と一緒に居たり、同じ空間に居たり、意識がつながっているだけでも、いつもの自分ではなくなり、
気が散ったり、上の空になったり、、本来の自分で居られなくなり、
いつものように頭が回らなくなり、考えられなくなり、いつも通りの判断もできなくなる。
だから、うまく話せない。
普段のレベルでの自分の考えや思いも出てこない。
その場で無理矢理しぼり出した言葉は、本来の自分の言葉ではなく、後でおおいに後悔したりする。自分の失言を責めたりする。
これはとてもしんどいことですね。
原因として、例えばHSPのような”性質””特質”の面が大きい場合は、環境を整えながらうまく付き合っていくという対策にもなるでしょうが、
”性質””特質”の面だけではなくて、心(メンタル)のテーマ・問題によって上記のような意識の動きになっている面もあると私は感じています。
心(メンタル)のテーマ・問題は、”性質””特質”の面に比べると、ずっと簡単に変えていける部分なので、あきらめないで欲しいと思います。
例えば、
上記のようなお困りの状態の原因が、「性質・特質の面30%、メンタルの面70%」などで構成されてるなら、メンタルの面70%は変えていける部分ですから、結果かなり楽になります。60~70%も解消したら、もはや日常生活を過ごすにあたっては悩み・問題ではなくなるかもしれません。
ちなみに、メンタルのテーマ・問題というのは、例えばどのようなことかというと、
このような他人に意識が持って行かれる人は、
一つはトラウマ。過去の恐怖の体験です。
*トラウマはカウンセリングでわりと簡単に短期で解消できやすいテーマです。
もう一つは、次のような性格傾向です。
・他人の面倒を見すぎる
・他人を心配しすぎる
・やさしさが強すぎる
・自分を大切にすることを知らない
・責任感が強い傾向
・他人のものを背負ってしまう傾向
など…
これはあくまで一例ですが
上記のような性格傾向が強め、つまりは「メンタル的なテーマ」ということにもなるのですが、これらを持っておられる人は多い気がしています。
上記のようなテーマは、分かりやすい「問題」とか「悩み」としては、なかなか浮上しにくい面もあるので、ご本人も強く自覚することが少なかったりもします。
そして、「なんか人生うまくいかない」「なんかしんどい」等の「なんか…」の状態で、頑張れてしまう人も多いのです。
頑張り屋さんだったり、優しかったりいい人だったり、向上心が高かったり、優秀だったり、という人が多かったりもします。
しかし、上記のような傾向を持つ人は、本当は力があるのに、ご本人は本来の自分の力を半分ぐらいしか使えていなくて、とてももったいない状態になっている場合もあります。
本来の自分の力の半分というのは、なぜかというと、半分は他人のために力を使ってしまってるからです。
もちろん原因はこれらだけではありませんが、これまでのカウンセリング経験等々から、わりとよくあると感じるものをピックアップして今日は書いてみました。
*少し話が広がってしまいましたが、今日のお話が響いた人や、もう少し人生良くしたいな、もっと楽になりたいな、もっと楽しく力を使いたいな、など思う人は、ぜひ一度、初回カウンセリングに来てみて下さい。自分のお困り事の原因はどこにあるのか、どこを改善していったらいいのか等、何かしらのヒントを得られると思います。