中本千晶

日々の面白きことを 分かち合いたい

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    140字では収まらない思いをつづります。

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  • カンゲキの記録

    Yahoo!ニュース (https://news.yahoo.co.jp/byline/nakamotochiaki) 朝日新聞Web論座「スターファイル」(https://webronza.asahi.com/authors/2016110700002.html) …で書ききれなかった公演レポート、極私的な観劇メモなどをこちらに書き綴っていきたいと思います。

  • オンライン講座「もっと楽しむ!タカラヅカ」

    オンライン講座「もっと楽しむ!タカラヅカ」に関する告知記事はこちら。 現在はPeatixに移行しています。こちらのフォローをお願いします。 https://peatix.com/group/11648261

  • オンライン講座「タカラヅカで学ぶ世界史」

    オンライン講座「タカラヅカで学ぶ世界史」の告知記事はこちら。

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中本千晶(なかもとちあき)です

●プロフィール 文筆家。「舞台の楽しさを伝えるひと」です。 とくに宝塚歌劇には深い関心を寄せ、独自の視点で分析し続けています。 山口県周南市出身。東京大学法学部卒業。株式会社リクルートにて10年余り勤務した後に独立。 ※2023年2月、早稲田大学大学院文学研究科にて博士(演劇学)学位を取得しました。論文の題名は、「1950〜60年代の宝塚歌劇における取り組みの多様性 ─ <虚実><和洋>の相克から『タカラヅカ様式』の獲得へ ─」です。 →→「タカラヅカ博士」爆誕までの道の

    • 「タカラヅカ博士」爆誕までの道のり

      昨年10月に論文提出してから3月25日の学位授与式に至るまでの紆余曲折の記録です。Facebookに書き綴ってきたものを、まとめ直してみました。 生涯学習の時代、学び続けたい皆さまの何かのお役に立てば幸いです。 2022/10/25  博士学位申請論文を提出した話 「博士号って、論文を書けば課程外でも取れるんですよ。 中本さん、これまで書かれた著書をまとめたら取れるのでは?」 …そんなことを勧めてくださった方があり、やってみようかなと思い立ったのが、2018年5月頃のこ

      • 講演会「周南市ゆかりの人」に登壇します!

        「なんでアナタが?」…はい。私もそう思います(笑) 正直、お声がけいただいた時は迷いました。ですが、主催されている周南文化協会の方々の「周南市を盛り上げていきたい」との心意気に共感し、家族も「恥をかいてもいいから挑戦してみたら」と背中を押してくれたので、お引き受けすることに決めました。 頂点を極めた有名人というより「…ing」の人、今まさにあがいている人の講演会とのことなので、私でもいいのかなあ、と。 文化協会の方からは「自分の言葉で、わかりやすく語って欲しい」とのご依頼を

        • ワクチン4回目・発熱の記録

          もはやお約束なので今回も測りました。 ただし、だいぶ面倒になってきたので、今回は2時間おき。 そんなに高熱は出なかったけれど、なかなか下がらなくて少し焦りました。 3回目のときは24時間後には36度台まで下がっていたのに、今回は35時間かかってしまった…やはりオミクロン対応タイプだから?知らんけど。 腕の痛みは、翌日は酷かったけれど、翌々日にはだいぶ楽になりました。 (接種当日) 10時10分接種(ファイザー) 18時(8時間後)36.59 20時(10時間後)37.55

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          オンライン講座「タカラヅカで学ぶ日本史」シリーズで開講中!

          大好評「タカラヅカで学ぶ世界史」に続いて、今度はタカラヅカの日本物で日本史を学んでしまおうという講座です。 また、この講座は2023年末に刊行を予定している『タカラヅカの解剖図鑑 詳説日本史』のプレ講座でもあります。皆さんの素朴な疑問やご意見・ご要望を書籍にどんどん反映していくつもりです。 さらに、この講座では世界史との関連にも着目するため、その時々で上演されている同時代の作品についても触れていきます(したがって、講座の順番が時系列になっていません)。懇親タイムには、上演中

          オンライン講座「タカラヅカで学ぶ日本史」シリーズで開講中!

          『導かれるように間違う』に導かれてみたら

          彩の国さいたま芸術劇場にて、『導かれるように間違う』観劇。 この作品からどこに導かれるかは人それぞれでしょうが、以下、私が導かれた先で感じたことについて、書いておこうと思います。 これって…もしかして、今の日本のこと?? そう気付いたときから、急にゾワゾワして怖くて仕方なくなった。 いや正確にいうと、途中までちょっとよくわからなかった。人はわからないものに向き合うと眠くなるから、ウトウトしかけた、まさにそのとき、舞台上から喝を入れられた感じになって一気に目が覚めた(この状

          『導かれるように間違う』に導かれてみたら

          『バイオーム』にモヤモヤし続けた話

          作者の上田久美子先生は「起承転結のあるストーリーを作ることから解放されたかった」とのこと(プログラムより)。 だとすれば私も、きっちりまとまった感想なぞ書かなくてもいい、この数日、この作品と向き合ってモヤモヤし続けた私をありのままに綴ってみよう、そう思い立って、これを書き始めてみます。 ◆1度目の観劇 じつは私、この作品の公演評を書く気満々でした。 何せ、あのウエクミ先生のタカラヅカ退団後の第一作、しかも制作発表でのお話を聞く限りでは何やら斬新、これは何か書かない手はない

          『バイオーム』にモヤモヤし続けた話

          五感を研ぎ澄ませて

          3月31日、梅田ラテラルにてトークイベントさせていただきました。お相手は最近タカラヅカに激ハマりされているという、アーバンギャルド浜崎容子さん。 アーバンギャルドは「トラウマテクノポップバンド」と自らを称しているバンドで、浜崎さんはボーカルを担当していらっしゃる。私はこの分野にはまったく疎いので、YouTubeなどで聴いて予習したものの果たして失礼なくお話できるかドキドキでした(それでも失礼はあったかも知れませんごめんなさい)。 ただ、浜崎さんは自身が音楽の道に進むまでの

          五感を研ぎ澄ませて

          「fff」 〜発熱と痛みを突き抜け換気に至れ〜

          3月25日に、ようやく3回目のワクチン打ってきました。 「fff」とは、ここでは「ファイザー・ファイザー・ファイザー」の略。ヅカオタな私が無理やりテンション上げるために考えた言い方です(笑) 例によって1時間ごとの検温を記録してみました。 当日の20時頃(接種後9時間)にいきなり発熱! ですが、この時は何故かすぐに下がってしまいました。 翌朝起きたらやはり38度超え。この時もノーシン飲んだらとりあえず36度台後半までは下がりました。 ただ、熱は下がっても2日目の14時ぐらい

          「fff」 〜発熱と痛みを突き抜け換気に至れ〜

          鼻手術体験記 〜失われた香りを求めて〜

          3月4日、意を決して副鼻腔炎の手術を受けてみました。 以下はそのとき綴った日記をまとめたものです。ご興味ある方、ご笑覧ください。人生はすべてがネタでできている。 写真は鼻じゃなくて花。 手術前日に近所の公園を散歩して撮影してきたものです。 ◆ニオイがわからない!? じつはコロナ禍になる少し前くらいから、ニオイがわからなくなっていた。 だがコロナ禍に突入し病院にも行きづらくなり、気になりつつもそのまま放置していた。 すると昨年のGWあたりに、急に鼻づまりが酷くなってしまっ

          鼻手術体験記 〜失われた香りを求めて〜

          シモキタエキマエシネマK2にて『偶然と想像』見てきた

          下北沢の南西口改札出たところに「シモキタエキマエシネマK2」っていう洒落たミニシアターができたのです。 で、こけら落とし(って言うのか?)上映の『偶然と想像』(脚本・監督:濱口竜介)見てきました。 3つの短編のオムニバス形式の作品です。 1話目「魔法」は、親友でもあるモデルとヘアメイク、そして一人の男性をめぐる物語。 2話目「扉は開けたままで」は、堅物の大学教授に単位をもらえず留年してしまった男子学生が復讐を目論む物語。 3話目「もう一度」は、高校時代に親友だった二人の女性

          シモキタエキマエシネマK2にて『偶然と想像』見てきた

          俳優座『カミノヒダリテ』、タイロン君を愛おしく感じてしまった話

          評判を聞いて昨日観に行ってきました、俳優座『カミノヒダリテ』。 ロバート・アスキンスの戯曲を、田中壮太郎さんが翻訳・演出した作品。 チケットは完売で、本日の千秋楽の当日券も出るか出ないか…らしい。やはりチケット取りも人生も、即断即決が吉です(笑) 物語の舞台はテキサス州、サイプレスの教会の地下室。 気弱なジェイソン(森山智寛)はパペットのタイロンだけがお友だちだ。気になるジェシカ(後藤佑里奈)からは、もちろん相手にもされない。母のマージェリー(福原まゆみ)は、夫に先立たれ必

          俳優座『カミノヒダリテ』、タイロン君を愛おしく感じてしまった話

          『志の輔らくご』で初笑い

          今年の観劇初めは、『志の輔らくご』初日。 PARCO劇場新春恒例の人気演目です。 とはいえ、コロナ禍により2年ぶりとのこと。初日だけに、客席で待ち構えるお客様の気合もなんだかすごいです。 上演時間「3時間強 予定」って、どういうこと?(笑) その長さとアバウトさにまずびっくり。 すべて新作落語で、その合間にも映像を活用した工夫がこらされた趣向があり、流れる音楽も洒落ています。 以下は2022年バージョンの構成のメモ。 (とはいえネタバレを避けるため詳しくは書きませんが

          『志の輔らくご』で初笑い

          KERA CROSS 第四弾『SLAPSTICKS』

          KERA CROSS 第四弾『SLAPSTICKS』、初日の夜公演を北千住のシアター1010で観て来ました。 KERA CROSSはケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)さんの戯曲を別の演出家が新たに創り上げるという趣向のシリーズ。今回は、ロロの三浦直之さんが演出を担当している。 サイレント時代の喜劇映画「スラップスティック」をこよなく愛する人たちの物語だ。映画の舞台裏って演劇の題材になりがちだ。泥くさい人間模様が、演劇に向いてるんのだろうか。 元々はKERAさんのサイ

          KERA CROSS 第四弾『SLAPSTICKS』

          別役実『あーぶくたった、にいたった』を観て、ぞわぞわした話

          新国立劇場の、スケジュールに追われることなくじっくりものづくりをしようという「こつこつプロジェクト」から生まれた作品だ。 別役実さんの不条理劇「小市民シリーズ」の代表作のひとつ、なのだそうだ。演出は、西沢栄治さん。 作品解説としては、公式サイトに掲載されていた内田洋一さんの寄稿がわかりやすい。 だが、私は別役ワールドに全く明るくないので、以下は小市民中本の等身大の感想である。 1時間45分のお芝居。 正直言って、早く終われ〜〜と思っている自分がいた。別に、つまらないわけで

          別役実『あーぶくたった、にいたった』を観て、ぞわぞわした話

          オンライン講座『柳生忍法帖』を語る会

          年末でお忙しい時期ではありますが、ここはやっぱり開催したいと思います。星組公演『柳生忍法帖』を語る会。 通い詰めている方とそうでない方がゆるく語り合い、それぞれ新しい発見があるような場になればと思っています。 皆さまのご参加をお待ちしています! ◆日程 1回戦:12月19日(日)20時〜21時半(22時ぐらいまで延長戦の可能性あり) 2回戦:12月21日(火)20時〜21時半(22時ぐらいまで延長戦の可能性あり) ※プログラムは基本的に両日ともに同じです。どちらかご都合

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