五感を研ぎ澄ませて

３月３１日、梅田ラテラルにてトークイベントさせていただきました。お相手は最近タカラヅカに激ハマりされているという、アーバンギャルド浜崎容子さん。

アーバンギャルドは「トラウマテクノポップバンド」と自らを称しているバンドで、浜崎さんはボーカルを担当していらっしゃる。私はこの分野にはまったく疎いので、YouTubeなどで聴いて予習したものの果たして失礼なくお話できるかドキドキでした（それでも失礼はあったかも知れませんごめんなさい）。

ただ、浜崎さんは自身が音楽の道に進むまでのことを綴った著書『バラ色の人生』を出されていて、これが面白かった！！　だから浜崎さんご本人にはとても興味が湧き、お話しできるのをとても楽しみにしていたのでした。やはり本ってその人のことを深く伝えてくれる最高のツールだよなぁ。

トークイベントはめっっちゃ楽しかったです。

浜崎さんのお話はやはり音楽を創る方ならではの視点がとても面白く、私も明日からの観劇の視野がぐっと広がった感じがしました。お好きな作品や楽曲のお話、魅力的だと思う歌い手のお話、芝居中の音楽の使い方のお話…などなど、すべてが新鮮。ていうか「私は今までいったい何を聴いていたんだああああ」と打ちのめされた感もちょっとあるかも。でもまぁいいや。明日から変わればいいさ。

★ご興味ある方は是非配信の購入をどうぞ。4/14まで購入&アーカイブ視聴できるみたいです。

やはり私は物語を追う人、芝居を見ちゃう人なのかなと思います。各組で歌が素敵だなと思う方を浜崎さんがズバババ〜っと挙げてくれたのには圧倒されたけど、各組で良い味のお芝居する人なら私もズバババ〜っと挙げられますもん。人それぞれ深く観てるところは違うもので、それを情報交換するのもアフターの楽しみですよね〜。

そして、最近嗅覚に目覚めた私としては観劇もまた五感をフル活用して味わいたいな、とも改めて思いました。これまで私は視覚寄りだったけど、これからは耳ももっと澄ませましょ。タカラヅカの舞台はイイ匂いもするらしいから、戻りつつある嗅覚も使わねば（笑）
触覚を使う機会はなかなかないけど…ハイタッチで味わう手の温もり、かな。早く客席降り復活しますように。