コラーゲンについて
こんにちは!
エニタイムフィットネス中目黒池尻大橋店パーソナルトレーナーの高岡です!!
いよいよ12月になり今年も残すところ1ヶ月を切りました。毎回早いなーと感じるのは年を重ねたからでしょうか(笑)?
さて今日は女性にもトレーニーにも嬉しい「コラーゲン」についてご紹介いたします!
コラーゲンといえば美容用品に欠かせない成分の一つだと思いますが、コラーゲンはタンパク質の一種でその特徴は「接着」と「保水力」です。
美容で注目されるのは保水力と細胞膜間の接着を強めることでシワや乾燥を防ぎ張りのある肌を維持できる等の効果が期待できるからです。この接着と保水力は美容以外にも重要で骨等もコラーゲンが不足すると保水と接着の力が無くなり脆くなると言われています。骨粗鬆症の原因としてカルシウム不足だけでなくコラーゲンの不足もあげられます。
一方、トレーニングでは「骨や関節成分の保護」「組織の柔軟性」にとても関わってきます。特に高重量でトレーニングを行う場合は関節成分の消耗・ダメージは避けられませんし、筋組織や皮膚組織がスムーズに動くには水分やそこから生まれる弾性が必要になります。
トレーニングやスポーツを愛好する方のみならず、健康に生活するうえでもかなり重要な「コラーゲン」ですが、コラーゲンを摂取すれば体内のコラーゲン成分は増加するのでしょうか?
結論から話すとコラーゲンを摂取しても体内のコラーゲン成分が必ず増加するということは無いようです。先ほどご紹介したようにコラーゲンもタンパク質の一種なので消化・吸収の過程でアミノ酸までに分解されます。そのアミノ酸が必ずコラーゲン生成の材料として使われるとは限らないからです。この分野では多くの研究がなされていますが、未だにその機序の解明はなされていないようです。ですが、それぞれタンパク質を構成するアミノ酸の種類は異なるのでコラーゲンを構成するアミノ酸を摂取するというところには意味があるようです。
つまり、特定の食材からだけでなく、様々な食材から栄養を摂るというところが重要ですね。
コラーゲンの多い食材は動物性のものでは鶏皮・手羽・豚足・豚バラ・牛スジ・牛テールなどがあり、海洋性ではフカヒレ・ウナギ・エビ・エイヒレ・鮭などがあります。
ちょっとカロリーが高くなりがちな食材が多いのでボディメイクには避けられがちですし、食べすぎには注意ですが、バランスを考えながら摂ってみてはいかがでしょうか?
自分もオフ期は鶏もたまに皮を取らずに食べたりすることもありますし、やはりウエイトトレーニングをしていると肩や肘・膝に負担がかかるので積極的に摂りたい栄養成分ではあります・
ボディメイクをしている方もカロリーを調整しながら是非様々な食材から栄養を摂るようにしてはいかがでしょうか?