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ドリームキラーは挑戦を蝕む

成し遂げたい目標に
挑戦しようとしたとき

「できるはずがない」

「無理だねぇ」

と止められたこと
ありませんか?

私はやりたいことの
大小に関わらず

数え切れないほど
止められてきた。

あなたも一度は
絶対あるはず。

今日はそんな厄介な
ドリームキラー
対峙しながらも

今の職場に
就職する目標を
成し遂げたこと

どのように
付き合うと良いのかをシェア。


保育士から飲食の道へ


大学4年生の夏まで
保育士になるための
就活をしていた。

就活の仕方は
大きく分けて主に3つ

一つは
園の施設設計や
先生方の連携の雰囲気

こども達と
関わる際に大切にしていること

などを
見学して確かめる。

2つ目は 
面接の際の
受け答えの練習

3つ目は
「この人と話してみたい!」

と思ってもらえる
魅力的な履歴書の作成

一般企業に比べて
シンプルでやりやすい。

そんな就活を
進めていくにつれて

疑問が生まれた。

「本当に保育士になりたいのだろうか?」

高校生のときに
保育士になりたいから
今の大学に進学し

1限から5限までの
過密スケジュールでこなした
講義。

先生方の顔色を伺い
眠気を殺しながら

頭も体もフル稼働して
こども達と遊び

心も体も強くなった
地獄の実習。

そんな
知識を詰めて
現場で実践までして来たのに

保育士になっている自分を
イメージできず疑問だけが
肥大化していった。

なぜ
この疑問が生まれたのかと考えたら
答えはすぐ分かった。

飲食の仕事をしたい
と思っている自分がいるからだ

大学の勉強の傍
時間があったら

カフェやレストランに
よく足を運んでいた。

そこで出会った

生産者へのリスペクトを
お皿で表現する料理人

食事に
見えないスパイスを加える
サービスマン

笑顔と心の距離感を
絶妙に造り上げる
バリスタ

そんな
キラキラした雰囲気を纏った
人に憧れた。

自分もそっち側に行きたい

個人経営の
ハンバーガー屋さんで
アルバイトしていたときも

お客さんに

「美味しいかった!
ありがとう!また来るね!」

と言っていただき
やりがいと晴々しい気持ちを
感じた。

だから

無意識のうちに
飲食の仕事がしたいと
考えていたのだろう。

「自分の人生の限りある時間を
仕事に捧げるからこそ
やりたい仕事をしよう!」

そう思い
就活を飲食に
シフトチェンジした。


圧力で奪われた挑戦エネルギー


飲食の就活をすることを
両親に伝えたら

何で保育士じゃないの

学費払ったのにどうして

なぜ今のタイミングなんだ

そんなのやめて保育士になれ

目が点になるどころの
騒ぎではない。

応援してもらえると
思っていたのに

裏切られたような
気持ちになり

言葉が
強く刺さり胸をえぐる。

自分がどういう思いで
飲食の仕事を選んだのか

熱意を伝えて
理解してもらおうとしたが

ますます罵倒され
火に油を注ぐ状況だった。

「どうして私のやりたいことを
理解してくれないの?
家族だったら応援して当然でしょう?」

と聞く耳を
持とうとしない両親に

湧き上がる嘆きと
突き上げてくる憤りで 
張り裂けそうだった。

それからは

顔を見るたびに
感情的な言葉を
浴びせて来て

家は戦地と化していた。

こんなところで
闘っている暇などない。

ただただ足を引っ張られる
この状況を
脱したくて仕方なったので

大学の先生や
就活支援の先生

飲食の仕事をしている
知り合いの方に相談し

お店を偵察したり
面接練習や
履歴書を書き直したりと

とにかく行動し
結果を出せば両親は
罵倒しなくなると考えた。

家から遠いお店を受けたり

面接で背伸びをしたり

血迷ったのか
アルバイト先の
ハンバーガー屋さんに

雇ってもらえないか
かけあったり

今振り返えると

親に怒られる現状を
打破するために
結果を求めすぎていた

それぐらい
親からの圧力が
私を蝕んでいた。

さらに
このとき12月で
周りが就職が決まって来て

「卒業して私だけ無職」

なんて言葉がよぎり
焦っていた。

しかし
やるしかない。

やらないと
目標が成し遂げられない。

その思いに
必死にしがみついていた。


結果から得た快感と不快感


そして1月頭に
今働いているカフェから
内定をいただいた。

楽しく働いている自分の姿が
イメージでき

自分自身が
成長できそうだと期待した
納得のいく職場だった。

内定をいただいた話を
真っ先に両親にしたら

「やったねー!」

と飛んで喜んでくれた。

あんなに
ボロカス言ってたのに

あっさり
手のひらを返したので
正直しゃくに触った。

でも
我が家の戦国時代が
幕を閉じたので良しとした。

苦渋を飲むような環境で
何度も潰されながらも

挑戦し続けた自分に
拍手を送りたい。


努力家の利益を掻っ払う
ドリームキラー


どうして両親は
あんなに批判的だったのか考えると

1番は
私の挑戦を怖がっていたこと。

「失敗したらどうするの?」

「リスクが大きいから
やめた方がいい」

心配しているから
危ない環境に身を置かずに
安全な方を取って欲しい。

いや、心配ではない。

「親のエゴ」
と言う厄介な足枷
だ。

そんな
ドリームキラーは

口出し批判をし

現状を改善するための
手助けをしない
から
タチが悪い。

しかし

結果を出したら
手のひらを返して
擦り寄ってくる。

そんな人とは関わるべきでない

批判を対処するのに
エネルギーを奪われるし

そのエネルギーは
本来自分の目標達成のために
発揮するものである。

結果を出して
寄ってくる輩は

結果から得られる己への報酬
であり

その人自身のことは
どうでもいいと思っている。

あなたの挑戦を
強く批判するドリームキラーが
現れたら

無視しよう。

自分自身の
目標達成のために。

今日もみんなが
美味しい物を食べられますように。

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