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About THE Rock'n'Roll Band

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バスターズがピロウズに関する記事を寄稿する非公式企画のマガジン。 noteでピロウズ関連の記事を書き、Twitterで #AboutTHERockandRollBand のタグを…
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About THE Rock'n'Roll Band 作者別・カテゴリ別分類リンク

寄稿された記事を作者別・カテゴリ別に分類したものです。 基本的には寄稿順に並べていますが、前後編のあるものはなるべくくっつけるように配置します。 作者別(敬称略)◆持ち主 ◆うーの ◆tamasiiarai ◆TKO ◆Michi_P@W800

パトリシア(デザイン秘話)

久しぶりに書きます。 普段服を作る仕事をしていて、その延長から得たキッカケからブランドなんてものを立ち上げるに至りました。その中の『Patricia』シリーズは最高にロックなバンドの影響を受けて生み出したもので紹介文を と残します。 まずは創作物語パトリシア。どうぞ。 『パトリシア』 寝癖?ベランダでくしゃくしゃの頭のまま今日もシャボン玉を飛ばしている。髪の事は気にもしていない。 少しずつ肌を掠める風が湿度を失い寒さも感じ取れるようになった。いい季節だ。着る服を悩める事が

確かめに行こう

私がピロウズで最初に聴いたアルバムはジャケ買いした「GOOD DREAMS」だった。フォークが夜空に浮かぶ、ヘンテコだけど綺麗な色彩で描かれた可愛らしい絵。 あの絵のイメージのまま、ピロウズの世界観はずっとヘンテコだけど綺麗で可愛い。整った美しさじゃなくて歪でユニークで繊細で、そこが最大の魅力だ。 例えばGOOD DREAMSの最後に収録された「Rosy Head」 ペンギンの恋は無表情 つまんない 絶妙なスパイスがない 意味なんてないようなヘンテコなフレーズなんだけ

持ち主がピロウズと歩んだ半生

こんばんは。持ち主です。 僕はピロウズ結成年の1989年に生まれた35歳で、ピロウズを聴き始めたのは17歳の時です。そろそろ人生の半分、バスターズ(=ピロウズのファン)だったことになります。 今回の記事のテーマはそんな僕自身の、「ピロウズと歩んだ半生」です。 半分以上は自分語りになりますし、どうしても暗い話が多くなります。 が、どういう人間がピロウズに惹かれて、ピロウズの曲やライブをどう受け取って人生を歩んできたのか、バスターズの人生の一つのサンプルをご覧になりたい方は

ニンゲンドモは30周年アニバーサリーソングである

どうも中野梓です。 今回ピロウズ35周年ということでピロウズ30周年ソング??の「ニンゲンドモ」の歌詞を考察していこうかと思う。もともと曲の考察のようなものは一度やってみたいと思っていて、良い機会だと思いこの文を書きました。よろ。 この曲を誰もそう思ってないだろうしそんな扱いもされてないが一応30周年ソングにあたるのかなと個人的には思っている。Rebroadcastという30年目に出した今のとこのラストアルバム、そのアルバム曲の中からPVも作られたリード曲として存在していて

そこに在るもの

私のピロウズとの出会いは元会社の上司からいただいた【BUSTERS ON THE PLANET】のビデオ。 Fool on the planet tourの模様が収録されている。 何気なく見始めて、1曲目のPaper triangleで鳥肌が立った。 2曲目のLITTLE BUSTERSで確信に変わった。 このバンド、好きだ! そこからピロウズにのめり込んでいくのであった。 あれから約20年の月日が過ぎた。 あの時0歳だった息子は、今年20歳になった。 『ピロウズのおかげ

テーマソング

はじめに まずは改めて。ピロウズ結成35周年おめでとうございます。わたしが初めてピロウズを観たのは20周年、武道館の時でした。あれから15年! 偶然が重なって出会い、もっと早くに!って悔やんだ時期もあった。あの時だからこそ出会えて、(音楽自体実は聴くことから遠ざかっている現在も)わたしの中でテーマソングとして鳴り続けてる、って思えるようになったのはここ数年のことなので、熱量と共に始まった出会いからの10年についてはまた違う機会に。 5年前の今日、からお付き合いください。

それが全て

「あのときこういうことがあったから、今の自分がある」という感じの言い回しは、けっこう耳にする頻度の高いフレーズである。誰かしらがうまいこといって、その背景について掘り下げたり、あるいは単に持ち上げたりしたいタイミングで使うと効果てきめんな表現だからだ。 しかし、個人的にはこのフレーズが腑にスッと落ちないことが、実はしばしばある。 というのは、このフレーズが用いられるタイミングは割と限定されている。たいていMCが成功者の過去についてインタビューして、なんか格好付くことを成功者

the pillowsが自分に与えてくれた大きな影響

今年の9月16日でピロウズ35周年。 持ち主さんの企画に乗っかって自分とピロウズを振り返ってみようと思います。 1.出会い 出会いはフリクリのタイミング、2000年。 ただフリクリを観るのは少し先で、地元のローカルな音楽番組で「I think I can」を観てピロウズを初めて認識した記憶がある。 その後「Ride on shooting star」のMVを観て衝撃を受け、買ったCDをMDに録音してライドンをずーっとリピートしていた。 退院して短大に入って誰とも友達が出来

Bran-new lovesong

キミが全てをくれたんだ ピロウズのライブに行くようになって ちょこちょこ遠征もするようになって そこで会う知っている顔も増えた最近 よく思い出すひとがいる 彼は 大学生のころにつきあっていた わたしにライブハウスでの遊びかたを 教えてくれたひとだ チケットのとりかたとか チケットとドリンク代以外の荷物は 全部ロッカーに入れるとか 長い髪の毛は低い位置で結ぶとか ヒールのある靴では行かないとか いまではあたりまえにやっているそれらは ぜんぶ 彼から教わった LITTLE

わたしとバスターくん

前回は日記だったので、今回はうちのバスターくんについて書こうと思います! 彼が我が家のバスターくんです。 一度「先輩」というあだ名をつけられたもののあまり定着せず、ずっとバスターくんと呼ばれています。 (我が家にはあと2人バスターくんがいて、彼がいちばん最初に出会った子なので「先輩」なんだけど…) どうでもいいこだわりポイントですが、公式さんは「バスター君」表記なので、うちの子のことをいうときは「くん」をひらがなで書くようにしています。 ◾️出会いと初おでかけ バスタ

日記:DON'T FORGET しふーの916

40周年のときくらいに読み返したら面白いかなと思って、まだ記憶が新しいうちに日記を書きました。 みんなの916の話も聞かせてくれよな! というわけで目次です。 わたしにとっての「35周年の916」 中学生の頃にピロウズに出会って、もうちょっとで20年くらい経ちます。 途中で聴かなくなった時期や少し距離をおいていた期間もあったけど、ずっと心の拠り所みたいな感じでした。 ここ数年は夫の影響もあってまたライブに行き始めるようになって 今までで一番熱量高くさわおさんの音楽を聴

the pillowsとの出会い

 私のthe pillowsとの出会いは漫画から。「あひるの空」の単行本で目についた紹介文がファーストコンタクトでした。  作者の日向先生が仕事をする上での必須アイテムとしてthe pillowsのCDを挙げており、気になったのがキッカケ。当時私が聴いていたバンドと日向先生が好きなものとして挙げていたバンドに共通点が見られ、「ならこのバンドも自分に合うのではないか」と思ったのが最初でした。  まだ自宅の近辺にTSUTAYAがあった頃。まずはレンタルで聴いてみようと3枚のアルバ

35周年に寄せて

はじめに そろそろおしりに火が付きそうだな。 なんならちょっと煙が見えたような… はりきってnote登録してみたけれど考えがまとまらない 書きたいことはたくさんある。 …なにより記憶がとても曖昧である。 Wikiで調べれば調べるほど自分の記憶が怪しい そんなことある?あるんだよ…30年前だもん…計算しやすい ヤメテ 感情の赴くまま、チラ裏のrkgkにお付き合いください。 記憶を辿って わたしとピロウズとの出会いは1995年、19歳の春ごろ 岩井俊二監督の『Love L