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暑中見舞と手紙

先日、暑中見舞を出した。折角出すならと2通出した。前回の郵便料金の値上げがついこの間のように思える。当時読んだサライの記事を見返したら、2017年だった。時代は進む。

文豪夏目漱石はかつて、手紙を待つ愉しさを説いている。作家とはまだ見ぬ読者へ手紙を書く職業といえば、作家全体が手紙好きのきらいがあるかもしれない。
かくいう私も手紙のやり取りが好きで、重要でないことほど手紙にしたくなる。手紙は一度出してしまうと代えが効かない反面、すぐに返事が返ってくることもなく、何もしない時間がかならず来る。
そんな時間が楽しいのである。待つ愉しさ。妄想する時間。

アナログにはこれ以上できないという意味で、終わりが一度くる。その意味でデジタルには、終わりがない。

もちろんデジタルも良いのだ。なんてったって気軽に「手紙」が出せて、つながっていられる。

残暑見舞い申し上げますm(_ _)m
これからもよろしくです(⁠◡⁠ ⁠ω⁠ ⁠◡⁠)

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