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目から鱗の授業・ホームレス小谷と稲田ズイキ

作業中のBGMとして、「ほぼ日の學校」のコンテンツを流しっぱなしにしている。
昨日公開になった授業がおもしろかった。


世界一ハッピーなホームレスと煩悩にまみれる僧侶の話 〜家もお金も持たない生き方〜
#ほぼ日の學校


手持ちのお金がなくなったらどうしよう。仕事がなくなったらどうしよう。売れなかったらどうしよう。この先どうやって生きよう。
などと、私たちは毎日心配や不安を抱えて生きがちだけど、ホームレス小谷さんはそういうことを心配したり不安に思ったりしない。
自分の1日を50円という商品にして売って生活していて、ひと月の売り上げは最大50円×31日=155円。まじで?信じられない。なんて思っちゃうけど、彼は起こる事を楽しんで生きている、世界一ハッピーなホームレスらしい。

ホームレス小谷さんの話は聞いていると「え?」と驚くような事もあるのだけど、僧侶である稲田ズイキさんが仏教の話と照らし合わせて解説してくれるのが面白い。
ホームレス小谷さんの話は仏教的には正しいのだそう。

インタビュアーがする質問にホームレス小谷さんが質問で返し、応えを受けてまた質問で返すという場面があって、ブッダ的だと稲田ズイキさんは言っていた。
どうしてそう思うの?それはどうして?なんでこれではいけないの?
そういう問答から自らの思い込みや間違いに気づき、物事の心理に近づいて行くと言うソクラテス式問答法を私は思い出した。
稲田ズイキさんはホームレス小谷さんの話を聞いて、「こういう人を私は”野生のブッダ”と呼んでいます。」と言っていた。
仏教を学んでいなくても自然と行動が仏教的、仏的な人の事を言うらしい。

悟りはたどり着くものではなく、たどり着こうとするその道中にある、という話も胸を打った。

昨日私はやけに感傷的な日で、だからこそ色々刺さる授業だった。
また今日もリピートしよう。

*思い出して書いているから、私の解釈入りまくりです。言ってることとはちょっと違うかも。
やっぱりまた今日も聴こう。


*ほぼ日の學校は月額680円(税込)のサブスクなのだけど、その道のプロや裏道、脇道、路地裏のプロなどいろんな人がいろんな事を教えてくれるから好き。
ご存知ない方へおすすめアプリです。


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