その一瞬の感情
人生で何かによって感情が動かされる時がある。
だが、それはその時に感じることであって時間が経てば忘れ去られてしまうなんてことはよくあることだ。だからこそ、思ったことがあったら書き留めていきたいしどこかに残しておいておきたい。
彼と半年間会えない遠距離が始まった。離れる前やその瞬間、離れた後の感情は人類たくさんの人が味わえるわけではない。その感情を味わえる機会があることに、彼がその機会を与えてくれていることにありがたいなと素直に思う。
人は誰かに頼ったり支えられたり迷惑をかけることもあるだろうが、なんやかんや一人でも生きていける。というか一人でも生きていけるように強くならないといけない、いわゆる願望。
一人でも生きていけるが、それでも一緒にいたいと思う人がいるのであればそれはあなたにとって大切な人なのであろう。今、頭に浮かんだ人を大切にして欲しいし大切にしたい。
彼とは出会って、もうすぐ7年が経とうとしている。容姿も考え方も話す会話でさえも、大人になってしまった。毎日、公園で遊んでいた中学生の二人が、お酒を飲みながら会話している。なんて感慨深いのだと、たまらなく愛おしい時間であった。
長い道のりなような気がするけれど一生懸命生きていればきっと短く感じる。終わってみれば意外と短かったねって笑い合える瞬間を待ち侘びながら今日も強く生きていく。