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学校に関わるスペシャリスト

学校内でのつながり先は、どんな人がいるのかご存知ですか?
担任
の先生以外にも、こどもや保護者をサポートしてくれる多くの専門職や関係者がいます。

担任の先生以外もこどもと関わってくれたり
相談にのってくれたりしますよ

ちがう視点やアプローチでこどもを支援してくれる人たち。時には〝居場所〟ともなってくれる存在。
  1. 担任の先生

  2. 特別支援学級担任(支援担)

  3. 特別支援コーディネーター

  4. 養護教諭

  5. 用務員

  6. 図書館司書

  7. 通級の先生

  8. スクールカウンセラー(SC)

  9. スクールソーシャルワーカー(SSW)

  10. 特別支援学校のセンター的機能

  11. 管理職

  12. 教育委員会

  13. 保育所等訪問支援

「スクールカウンセラー(SC)」
「スクールソーシャルワーカー(SSW)」
「特別支援コーディネーター」は、こどもの成長や環境の調整において重要な役割を担っています。
知っておいて損はないかと…
似たような名前から、頭が混乱することもあります。面談して今年度の担当の人のお名前を確認するのがオススメですよ。

面談したい場合は、担任の先生もしくは教頭先生へご相談ください。



スクールカウンセラー(School Counselor:SC)

心理職の専門家

こどもや保護者、教職員の心理的なサポートを行います。公認心理師や臨床心理士などの資格を持つ場合が多く、相談やカウンセリング、授業観察などが主な仕事です。

特徴
・こどもや保護者、教職員の相談に対応。
・教育委員会に所属し、複数校を掛け持ちすることが多い。
・第三者的な立場で、担任の先生には言いづらいことを代弁してもらったこともあります。

必要資格
公認心理師、臨床心理士、心理カウンセラーなどの心理職の資格が必要な場合が多い。

所属
教育委員会
出勤日数は様々で、週8時間程度。1年契約の非常勤職員という雇用形態をとる自治体が多いです。
スクールカウンセラーさんは、2~3校を掛け持ちで担当されてるケースもある。

注意点
勤務日数が限られるため、来校日を確認してみてくださいね


スクールソーシャルワーカー(School Social Worker:SSW)

福祉的な視点で学校と家庭、地域や行政機関との橋渡しを行います。

こどもや家庭が抱える複雑な問題(不登校、いじめ、虐待、貧困、ヤングケアラーなど)を環境面から支援します。直接支援と間接支援をしてもらえます。

特徴
①直接支援
・こども、保護者との相談(面談・家庭訪問・電話 など)
・こども、保護者と学校を関係機関につなぐ

②間接支援
・こどもの問題に関する情報収集と課題分析、支援方法の策定
・校内ケース会議の開催
・連携機関への情報提供、支援体制の構築
・教職員の相談対応、研修の実施 など

必要資格
社会福祉士、精神保健福祉士などの資格が必要な場合が多い。

所属
こども若者相談センター

注意点
校区内を循環していたり、こども若者相談センターで仕事をしている場合もあるので、前もってアポイントを取りましょう


特別支援コーディネーター

特別支援教育の中心的役割を担い、校内外の連絡調整や教育相談の窓口を務めます。

教職員や保護者、外部機関の連携を推進し、こどもの個別ニーズに対応します。

特徴
①学校内の関係者や外部の関係機関との連絡調整役②保護者に対する相談窓口、担任への支援
③校内委員会の運営や推進役
④専門家チーム,巡回相談員との連携

所属は、学校
校長が指名する形で配置され、特別支援学級の担任や教頭が兼務することも多い。

必要資格
教員免許

現状
特別支援コーディネーターの存在が伝えられていないこともあるため、担当者を確認することをおすすめします。毎年、担当者がかわることもあります。


困ったときには担任の先生だけでなく、専門家ともつながり、チームでこどもの成長を見守っていきましょう。その場合は、略称で呼ぶことが多いです。
SC、SSW、特別支援Coは…と言われたときに
どの人で
どんな立場か
を頭で描けるようになっているといいですね。
学校や教育委員会に、面談日や支援体制を確認してみてください。
学校以外の人とおしゃべりしたいときには、わたしを思い出してね♪

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なぎちゃん✤発達障害特化型親子カウンセラー
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