死ぬ気でやれよ、どうせ死ぬんだから
の方が個人的にはしっくりくる。
悔いのない死を迎える為に死ぬ気でやるぐらいの気概が今の私には必要なのかもしれない。
あと1ヶ月で世界が滅びるなら、私は何をするだろう。
少なくとも自分史上一番満足いく姿で死にたいと思っている。
世界の終焉が近付くにつれて秩序もクソもなくなっていく世の中を生きる一つの「家族」のエピソード。
笑いどころもあり目頭熱くなるところもありで、読み終わった後はなんともいえない感情で余韻に浸った。
そこで思ったのだ。私ならどうやって過ごそう…と。(冒頭に戻る)
好きな子に気持ちを伝えたい者、かつて愛した人に会いに行く者、死ぬ前になんとしても大好きなアーティストが開催するライブに辿り着きたい者、大好きな仲間達と共に使命を全うしたいと行動する者…
滅亡までの1ヶ月、主人公たちの原動力は「愛・好き」であって、対象にその全てを捧げている。
私もきっとそうするだろうし、そう思うとやはり人生のベースは愛であり、地球はあらゆる形の愛で回っているのだと感じた。
もちろん現実世界では地球はまだ滅亡しない。
だからこの先何十年と生きるのであれば
誰かに嫉妬する気持ちを抱いたり、より良く生きるために打算的になったりというのも
人生のスパイスとして必要になるだろう。
そんな“愛とそれ以外の感情”に揉まれながらも、いつか純粋な「好き」に囲まれることができるよう今日も奮闘するのである。
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