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【ノルウェー】新婚旅行がサバイバルに!?🇳🇴北欧コロナ感染で見つけた新しい人生

ノルウェーで見つけた新しい人生のかたち

こんにちは!

リラトレトレーナーの前田です!

2022年8月、私たちは新婚旅行でロンドン🇬🇧、ストックホルム🇸🇪、オスロ🇳🇴を訪問しました。

どの街もかけがえのない経験となり、私たちの人生観を変えてくれました!😆


ところがオスロ空港で人生最大の危機が・・・

最終目的地ノルウェーで新型コロナウイルスに感染して、

しばらく日本に帰国できなくなりました💦


まさか自分が、という絶望感。

しかし、この予想外の出来事が、私の人生を大きく変える転機となります。


今回は、【北欧新婚旅行記】スウェーデン・ストックホルムで出会った、洗練された暮らしと温かい心に続き、

オスロで「想像していなかった未来」を経験することになった新婚旅行についてお話しします。


楽しみにしていたはずの新婚旅行が一転、サバイバルのような日々に。

当時は予想外の展開に戸惑うことも多かったですが、その経験を通して「人生を良い方向に変えるきっかけ」になったと今では感じています。

この記事では、そんな“想像していなかった未来”の中で何が起こったのか、どのように私たちの人生観や価値観に影響を与え、夫婦としての絆がより深まったのかを振り返りたいと思います!


想像していなかった未来が、私たちに新しい成長の機会をもたらしてくれた――そんな貴重な経験談です。


コロナ禍の旅路、予期せぬ人生最大の危機

午前中にストックホルムを出発し、飛行機に揺られて1時間。

ついに3カ国目、待ちに待った最終目的地ノルウェーのオスロ空港に到着しました。

この旅は新婚旅行でありながら、コロナ禍の特殊な状況下でのものでした。

日本ではまだ水際対策が行われており、

日本への帰国にはPCR検査の陰性証明書(自費)が必要です。

しかし、何の運命のいたずらか、、、

空港でのPCR検査で、妻が無症状の陽性反応を示し、

突然の不安と混乱に飲み込まれたのです。


宿泊先のホテルがあるのは「オーケルン」という、少し郊外の街でした。

新婚旅行のために奮発したラディソン・ホテル。

本当ならワクワクのはずが、状況の理解が追いつかない・・・!

まずは妻を介抱しつつ、私は必要な物資の買い出しに行くため、1人でオスロ郊外の街へ出ることにしました。


オスロでの生活と親切なノルウェーの人々

普段は隠キャで内向的🧙‍♀️

あまり積極的に行動しない私ですが、この時ばかりは状況に飲まれるように行動せざるを得ませんでした。

オーケルンの街並みは、日本の多摩ニュータウン(耳をすませばの舞台)を彷彿とさせ、どこか懐かしい気持ちに。

都会すぎず、それでいて必要なものは揃っていて、快適な生活を送ることができました😎


スーパーマーケットやショッピングモールがあり、必要なものは揃っています。

特に印象的だったのは、人々の温かさです。

私のつたない英語にも笑顔で対応してくれたり、道を尋ねると丁寧に教えてくれたりと、

ノルウェーの人々の親切心には本当に感謝しています。

無事に交通電子マネーカード食料の調達に成功し、ホッと胸を撫で下ろしました!


そして、もう一つ驚いたのは、物価が高いイメージのあるノルウェーで、意外にも手頃な価格で手に入る食品がたくさんあったことです。

パンやチーズ、そして意外にもカップスープまで、日本のスーパーと変わらないような価格帯で販売されていました。

物価が高い国だからこそ、庶民も安心して暮らせるような工夫がされているのかもしれません。

スーパーでは、現金を使わずに全てがタッチ決済で行えるシステム


私たちの新婚旅行はさらに波乱に満ちたものとなっていく

しかし、数日後に再度のPCR検査を受けた結果、妻と私の両方が陽性であることが判明しました!

ワクチン未接種の妻は無症状であったにもかかわらず、ワクチンを3回接種していた私は39℃を超える高熱に苦しむことになりました。

ワクチンの効果を信じていただけに、少なからず失望しましたが、これによりノルウェーでの延長滞在が確定(理由は後ほど)。

先行きの見えない不安と、当時の職場への心配がピークに達しました。


そんな中、在ノルウェー日本大使館を訪れた際、

「ヨーロッパではもうコロナへの対応は終了している」

と言われた時には、言葉を失いました。

ヨーロッパではすでに、日本でいうところの5類移行のような状態になっていたのです。

しかし、日本は依然として水際対策を強化しており、帰国するためには数々の手続きと隔離が必要でした。

要するに、日本側だけが未だ帰国を拒んでいる状態。

新婚旅行の真っ只中、愛する妻と過ごすはずの時間を、ただただ日本への帰国を待つ日々。

世界は動き始めているのに、日本だけが立ち止まっているような感覚でした。

喜びに満ち溢れるはずの新婚旅行が、こんなにも辛い経験になるとは、想像もしていませんでした。。


ノルウェーでは、かかりつけ医の仕組みであったため、旅行者は医療を受けることができず、

妻が持参していたロキソニンとカロナールでなんとか高熱を抑えました。

彼女が持参してくれた薬がなければ、どうなっていたかと考えると、感謝の気持ちでいっぱいです😳

また、喉の痛みに対しては、薬局で購入したのど飴(トローチ)を使用しましたが、これが意外と効果的でした。


PCRの検査費用、50万円に達する!?

定期的にPCR検査を受けに、オスロ市へ行く日々が続きました。

地下鉄やトラムが非常に快適で、列車から見える港や街並みが私たちの心を癒してくれました。

しかし、その影で、私たちを悩ませ続けていたのが、高額なPCR検査費用です。

一回のPCR検査に2.5万円、二人で5万円。(再び言うけど自腹)

お金がどんどん無くなっていく中、現地の医師から「なぜこんなに何度も検査を受けたがるのか?

と問われることもありました。

事情を説明するしかありませんでしたが、日本へ帰国するためにはどうしても陰性証明書が必要だったのです(しかも紙に手書きサイン)。

新婚旅行のはずが、まるでサバイバルゲームのような状況に。果たして、私たちは無事に日本に帰ることができるのでしょうか。

帰国までに5万円×10回ちかくPCR検査を受けました。破産してしまう。


熱は3〜4日で下がり、その後はコロナウイルスが完全に抜けるのを待つのみとなりました。

ヨーロッパでは既に行動制限がなく、

感染していても隔離されることはない状況でした。


そのため、私たちは少しずつ街中を散策するようになりました。

妻とオスロ市内を散策し、オシャレなカフェをいくつも見つけては立ち寄るようになりました。

コーヒーが非常に美味しく、カフェと洋服店が提携しているお店もあって、新鮮で面白い体験でした!

私たちは何度もそのカフェを訪れます。


街中で見つけたフルーツを丸ごとすりつぶすジューススタンドも印象的でした。

機械でリンゴを丸ごとすりつぶし、そのままジュースにして提供してくれるのですが、その程良い酸味と新鮮な味わいがたまりません!


インドカレー店のようなものも発見し、久しぶりにアジアの味を楽しむことができました🍛

長い粒の米がこんなに美味しく感じたのは久しぶりのことでした。


ノルウェーの街並みと文化に触れて

のんびりとした時間の流れ

ノルウェーでの生活の中で、日本にはない光景にも多く出会いました。

例えば、街中の公園では、人々が芝生の上で読書をしたり、寝そべって過ごしている姿が日常でした。

ノルウェーの気候上、夏限定だとは思いますが、

時間に追われることなく、のんびりと過ごす人々の姿にほのぼのとした気分になりました。


ハイテクなランドリーと、意外なベランダの使い方

洗濯はランドリーで行いましたが、

アプリから洗濯機を予約、クレジットカードで支払い

というハイテクなシステムを利用しました👕

洗濯が終わると、メールで通知が届くので、その間に近くの公園でゆっくり過ごすことができます。

旅行の服を何度も洗濯し、着回しながら過ごしました。

また、ノルウェーのマンションでは、ベランダに洗濯物を干す代わりに、アウトドアテーブルや椅子を置いて、バーベキューを楽しんでいる家庭が多く見られました。

景観を重視する一方で、平日の昼間でも生活を豊かにする工夫がされていることに感心しました!🍖


妻と過ごした2週間の滞在中、私たちはオーケルンのショッピングモール周辺の公園によく足を運びました。

近所の公園では、子どもたちがモルックというアウトドアスポーツをして遊んでいる周りを、

大型犬(おそらくゴールデンレトリーバー)が嬉しそうな顔で走り回っている姿に心が温まります。

自然の中でリラックスしたり、家族と過ごす時間を大切にするなど、

オスロの街での生活を通して、日本の暮らしとは異なる価値観やライフスタイルに触れることができました♬

日本との違いに気づいた「幸せ」とは?

また、ノルウェーでは、パパさんたちが子どもたちを見守りながら立ち話をしている姿を多く見かけました。

日本ではママさんたちが子育てを中心にしている印象が強いですが、

ノルウェーでは父親が子ども園に子どもを迎えに行き、

そのまま公園で遊ばせているという光景が普通で、驚かされました。

仕事を15時過ぎで切り上げる職場も多いようで、父親が育児に積極的に関わることが当たり前になっているのです。

この光景を目の当たりにし、日本との文化的な違いに驚愕しました。


さらに、立ち話をしているパパさんたちの表情は非常に明るく、日本の社会とは対照的でした

日本では常にライバル意識が強く、仕事で孤独感を感じやすいですが、

少なくともここでの光景ではそうした緊張感が見られません。

ベランダでバーベキューを楽しむ家族の姿や表情からも、彼らの日常生活がとても幸せそうに見えました。

世界の幸福度ランキングで常に上位に位置する国の生活が垣間見えた気がしました。

人生の大きな決断、新しい働き方と夢の追求

そんな中、私はふと「幸せとは何か」を考えるようになりました。

安定した仕事で安定した給料を得ているものの、早出残業が常態化し、妻との時間はわずか。

そのため、家族と一緒にいる時間を大切にしたいと感じる一方で、

仕事に追われる毎日を過ごしている自分に疑問を持ち始めたのです。


ノルウェーでの生活を垣間見たことで、私は自分の価値観が揺らぐのを感じました。


幸せな生活とは何か。

これまでの日本での生き方が本当に正しいのか、問い直さずにはいられませんでした。


妻との2週間の滞在を経て、無事に陰性証明を得て帰国した後、

私はついに大きな決断を下しました。


ノルウェーでの経験が決定打となり、

私は早出残業が常態化した正社員から、非常勤勤務へと転職することを決意。

転職先を探した結果、給与50%アップの勤務先を発見!

その決断により、自分自身の時間を大切にし、妻との時間を増やすことができるようになりました。


そして、その時間を使って、かねてからの夢であった大学院進学に向けて本格的に取り組むことにしました。

仕事の枠にとらわれず、

自分の夢や目標に向かって一歩踏み出す決意が固まったのです。

💪🌿


人生は、予想外の連続。でも、きっと大丈夫。

このノルウェーでの新婚旅行は、単なる観光ではなく、私にとって人生の転機となる大切な出来事でした。

新しい環境で、新しい価値観に触れることで自分自身を見つめ直し、真に大切なものが何かを再確認することができました。

この経験を通じて、私は幸せな生活を求め、安定よりも幸福を優先する選択をしたのです。


次回予告
次回は、なぜ今社会人大学院に行くのか?(2024年より修士課程スタート)についてお話しします。お楽しみに!

前田 啓人 : ライター(リラトレトレーナー)

東京都中野区生まれ。理学療法士。
2013年に国家資格の理学療法士免許取得後、病院(急性期、回復期、療養、訪問)、デイサービス、訪問看護ステーションで10年臨床経験を重ね、2023年4月にリラトレ トレーナーとしてリラトレを開業。
3月にタイ現地にて政府認定タイ式マッサージのインストラクターの資格を取得。
2024年より整形外科クリニック勤務。4月大学院(保健医療学修士課程)入学。
野球と筋肉が好きなオタク。


リラトレで出来ること


① お話を伺って、病院受診が必要かどうかのご提案が出来ます。

② 痛めた直後の場合、痛めた箇所の周りの箇所のリラクゼーションやストレッチ、トレーニングを行い、痛めた箇所への負担を楽に出来ます。

③ 痛めてからしばらく経っている場合、痛めた箇所のリラクゼーションやストレッチ、トレーニングを行い、痛めた箇所そのものを楽に出来ます。

④ なぜその場所を痛めたのか、間接的な原因を探り、その原因へのアプローチをすることが出来ます。

⑤ ご自身で行える対処方法のご提案が出来ます。


ご予約はこちら


お体についてお悩みの方、ぜひお待ちしております。

宜しくお願いします。

リラトレトレーナー 前田 啓人


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