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頭の良すぎる子の最初のステップアップで現れる【不都合】なこと

1.頭の良すぎる子と【前後の不随意運動】

子どもに赤ちゃんの運動パターンの初期段階
【前後の不随意運動】が残っていると、
子どもは、前後・上下・左右の三次元での【空間感覚】が分かりにくくなります。

そして、【平衡感覚】【眼球運動】【運動感覚】に苦手が現れます。

そうすると空間が分からないのですから、当然のこととして、

☑ ダンスや体操の模倣が出来ない
☑ 文字が書けない
☑ 算数が苦手


と、いうことが起こってきます。

ところが【頭の良すぎる子】は、体の状態は全く同じであるのに、
全ての問題を

頭で置き換える、
頭で考える、
頭で覚える、


という方法で、問題無くこなすことがあります。

本来は、体を使って体だけで行うことを、頭を使って行っているのです。

そうすると、ますます頭が鍛えられて、
勉強がよくできたり、
知能指数が非常に高かったりすることがあります。
特に【言語性】が高くなる傾向があります。

全てを頭でこなしているので、【それで問題無い】と思うかもしれませんが、それは、人間の機能としてあまりにも無理があるのです。

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