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不登校になりがちな子が持つ『頭が良すぎる』というアンバランス


不登校の問題は、あまりにも色々な要素が関係していて、
なかなか、一元的には論じられない複雑な問題だと思います。

それを充分承知の上で、私自身が多くのお子さん出会い、
アセスメントをさせていただいた経験から、思うことを述べさせて頂きます。 

不登校になりがちな子どもは、
際だって『頭が良すぎる』という傾向を持つようです。


そのように言うと、
『うちの子は、お勉強が苦手なんです』
と、言われるかもしれません。

または、
『発達検査をしましたが、知能指数が低かったのです』
『数値の凸凹が大きかったです』
と、言われることもあります。

あるいは、
『文字が苦手なんです』
『算数が苦手なんです』
と、いうケースも多いです。

私が『頭が良すぎる子』と、言うのは、
成績や、知能のことに限らず、
本人の中にある『頭』と『体』のバランスを見た時に、
『頭』の方にエネルギーが偏っているということです。

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