黄砂の歌「Kisikaの日記」26
H16/04/06
舞い上がる黄砂の中を
私は歩いています
見渡すばかりの砂漠の上を
頭にはターバン
鼻や口を布で塞いで
オアシスを求めて
ひとり歩いています
黄砂の向こうに
現れては消えてゆく
セピア色の人影が
黄砂の歌を
口ずさんでいます
そんな夢を見て
今朝は目覚めました
お庭に出て
今日は洗濯日和かどうか
確かめましょう
青空は出ているけれど
遥か西の空を眺めてみれば
うっすらオレンジ色の
黄砂の空
洗濯はまたにして
夢で聴いた黄砂の歌でも
歌いましょうか
セピア色した珈琲を
いただきながら