晴れの日も雨の日も#302 Well-being 今を楽しむ
Well-beingとかパーパスという言葉が一種の流行になってしばらくになる。なんかこういうカッコいい言葉を使うといかにもわかったような気がする。が、実は上滑りしているだけということが起こりやすい。掛け声だけで中身のないツマラン話になりかねず、きちんと自分の言葉で考え、語らないと本当に実のあるものにはならないだろう。
Well-beingについては慶応義塾大学の前野教授が提唱する幸福学がわかりやすい。幸せの4因子として、「やってみよう」「ありがとう」「なんとかなるよ」「ありのままに」をあげていらっしゃる。
私の場合はどうか。
まず、やってみようは大丈夫。チャレンジ大好き人間だ。もともと迷ったら行くことを好んでいる。
たとえば、行くか戻るか迷うというのは、既に前に行く方に関心があるのだ。が、前途に不安もあって迷う、ということだろう。こういう時私の心は、関心があるんだったら行ってしまえ、と言っている。
前途なんかもともと全部は見えず、不確定要素をはらんでいるものなのだ。もちろん結果がうまくいかないこともある。でもそれは自分が選択したことなので失敗とは思わない。うまくったかどうかは自分の主観が相当入っているし、うまくいかないことからも学びはある。そう考えれば「失敗」なんて存在しない。少なくとも後悔はしない。やらない後悔の方がイヤだ。
ありがとうもたぶん大丈夫。ありがとうが幸せへの王道であることは、私も何度も思い至ってきた。「こんな自分が今日を無事に過ごせた」ことだけで感謝なのだ、というお手本にも出会った。神様への感謝ということを思うようになったり、「今日の感謝」を毎日振り返って書き連ね始めもうすぐ2年になる。
なんとかなるもまあ合格点かな。「悲観的に準備をして楽観的に取り組め」なんて言葉もあるが、キツイ場面に直面しても絶望したり行き詰まったりはあまりしない。
幸いなことに、生まれてこのかた63年間、死にたいと思ったことは一度もない。こんな会社辞めたろかとか、細君との中もここまでか、というのは何度かもあるが🤭🤣
ひょっとしたら生まれつき鈍感で、ネジが1本足りないのかもしれない🤭🤣
問題はありのままにだ。意地っ張りのクセがなかなか抜けない。これと思ったことは無理矢理にでもなんとかしたいとしがみつく。肩の力を抜いてあるがままを受け入れ、自然体で生きるというのは苦手だ。むしろその対極でやってきた。
それで大して痛痒を感じずにきたのだが、ここにきて考え方が少し変わってきた。サラリーマンを卒業して、コーチングというこれまでと毛色の異なることを勉強し始めたことが大きい。
「あるがまま」は自己肯定感と関連が深い。自己肯定感が低いとあるがままを受け入れにくく、幸せから遠くなる。私の場合は自己肯定感は低くないが、何につけても自分のこだわりが強すぎるのだろう。あるがままの自分を受け入れてあるがままの今を楽しむ、ということを今後のテーマにしていきたい。
(以上本文1223文字)
(2年以上前に書いてお蔵入りしてきた記事です。いよいよストックが底をつき始め、ついに在庫一掃セールで登板🤭🤣)
今日も最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました♬ 長井 克之
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