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ピーマン鶏コブミカン風味 とタイカレー

コブミカンの果汁をとり、皮をそぐ作業をしたあとの台所は
その日ずっと、コブミカンの良い香りでいっぱいに。
爽やかでした◎

◍材料◍
・鶏むね肉 1枚
・ピーマン 2ヶ(みじん)
・コブミカンの皮 少々
・コブミカン汁 少々
・コリアンダーホール 少々(潰す)
・塩 
・オリーブオイル 
・ナンプラー
◍作り方◍
①鶏むね肉は鍋に少しの水を入れ蒸して、さいておく
②鶏むねを蒸した残り汁少量にコブミカンの汁と皮、ピーマン、塩、コリアンダーをいれ、さっと沸かす
③①と②を和え、ナンプラーで味を決めて完成

かなりのコブミカン臭。
汁より、皮の方が、香りが強く残ります。
タイカレー風味になって、とてもおいしい。びっくり。

柚子より、レモンより、加熱後も、香りが残る。びっくり。

ピーマンの切り方は間違えた。。
細長く切った方が、鶏となじんで良い。
ホールのコリアンダーは、相性バッチリ。気に入った。
ココナッツファインを加えたら、よりタイ感。

それにしても、コブミカンには驚いた。

タイカレーの名店「ピキヌー」の山口シェフが
「タイ料理はバイマックル(コブミカンの葉)が支配しているような気がしないでもない」
と、語っております。(カレーの奥義 :水野仁輔・著 より)

コブミカンの香りがタイを呼ぶんだと、体感したので、
この発言、とても納得。

そして、この本を読むと、ピキヌーのカレーには
「だし、ペースト、バイマックルー、油」
というキーワードが出てくる。これらがバランスよく調和して、
あの味になると思うと、不思議。
コツや、ポイントも書かれていますが、
そのコツや、ポイントのさじ加減が、絶妙に効いてあの素晴らしい味が生まれる奇跡の加減に感動します。

人間て、すごいな。
知識でなく、意識なのかな。
意識でなく、もう感覚なのかな。。。。。

すげぇ。

水野さんの本「カレーの奥義 プロ10人があかすテクニック」
は、とてもかっこよい良本です。
掲載されている、どのシェフの話もとても面白くて興奮します。



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