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初心者マークが取れた
2019年12月27日。
私が普通自動車免許を取った日です🚗
あれから1年強、ついに、初心者マークを外して車を運転する日が来ました。
「いや直感関係ないやん」と思った方。
正解です。別に直感で運転する方法を書くわけではありません。
今回は、皆さんが新しいことにチャレンジし、感性を磨いていくにあたって大事にしたい、「ビギナーの卒業の仕方」について書いていこうと思います!
ちなみに今回はすべて私の持論です。
先に結論から申し上げると、私が伝えたいことは、
「ビギナーの卒業をあなた自身で決めてはいけない」ということです。
これを、人間の心理と、技術の二つの側面をもとに考えようと思います。
先走る心
自動車の運転を例に心の変化を考えてみます。
一年前、私が免許を取ったばかりの頃。
運転することの楽しさなんて感じられませんでした。
教習所の車がいい意味でシンプルで、
多彩なギミックのある家族の車を運転することがとても怖かったです。
だから、初心者マークは欠かせない存在でした。
運転している自分はわからないけど、他の車が初心者マークをつけていると、やっぱり目立つ。
それを見て、配慮してくれる人もたくさんいるから、運転している自分も安心することができました。
しかし、半年もすると、なぜか心に余裕が生まれてきました。
当初感じていた不安や緊張も感じなくなり、気持ちよく運転することができるようになりました。
同情する家族との会話や、音楽も楽しめるようになりました。
そして、
「もう俺は立派なドライバーだ、初心者マークなんて要らない。恥ずかしい。」
と、あんなに重宝していた初心者マークをつけるのがめんどくさく感じるようになっていたのです。
追い付かない技術
さて、同じように技術の変化も振り返っていきます。
免許取りたての頃は、教習所で教わった最低限の技術しかありませんでした。発進、停止、ミラー、合図、バック。
これさえあれば一応路上を走行するには十分なんですね。
あれから1年が経ちました。
じゃあ今はどうかというと、実際そんなに変わりません。
交差点で横断歩道ギリギリで止まってしまうことがあるし、
停車中のバスを追い抜くのは苦手だし、
車線変更でバックミラーを確認せず後ろの車と被ってしまうこともありますし、(つい昨日)
自宅の立体駐車場では、駐車のときにタイヤを段差に擦って、母に怒鳴られます(毎回)。
なるほど、やはり一年たって初心者マークを外せるとなっても、
それ相応の技術が身についている訳ではないということなんです。
ギャップが危ない
教習所でこんなことを言われたのを思い出します。
「一番大事故が多いのは、免許を取って1~2年経った頃だよ。」
免許を取って1年経った今なら、その理由が身に染みてわかる気がします。それも、今回の2つの考察に如実に表れました。
結局一言で言うと、技術が相応に身についていないのに、ビギナーを卒業したと錯覚して、調子に乗ったことをしてしまうこと。
このギャップの無自覚が、大事故につながる一大要因なんだと思います。
結び
これは自動車の運転だけでなく、人生の様々なことに当てはめて考えることができると思います。
進学や就職、新しい趣味を始めるときなど、物事の始まりにおいて、私たちは必ず初心者(ビギナー)でスタートします。
最初のうちは、周りについていくのに精一杯。
でも慣れてくると次第に真面目にやらなくなります。
でも、そのままいくと、大事故にはならないにしても、
あなたの優れた成績を残す可能性をつぶすことになってしまいます。
そうならないためにも、教えをしっかり守りましょう。
地道に、コツコツです。
みなさんも気をつけて、新しい趣味をどんどん見つけて下さいね!
それでは
SHOMA