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お金を稼ぐこと に、疲れたとき

こんにちわ。
今回は「年収90万円で東京ハッピーライフ」という本を紹介します。

突然ですが、私の両親の話をします。

  • 異性愛者同士結婚

  • 関東近郊にマイホームを建てる

  • こども3人

  • 共働き(会社員と公務員)

  • 定年退職し、のんびりと老後を過ごす・・・

娘の私もほとんど同じ生活を送っています

  • 異性愛者同士結婚

  • 関東近郊にマイホームを購入

  • こども2人

  • 共働き(会社員と会社員)

どうですか?ほぼ親とコピー&ペーストの生活を送っています。(老後は未知・・・)
私は今、とても幸せで満足した毎日を送っているのですが、無意識に親の生き方をマネて、その通りに生きなければならない と思い込んでいたのかもしれません。また、親自身も自分の人生に基づいて、子どもを教育している節がありました。

私の場合、たまたま親の人生モデルと自分が合っていたので、問題なく幸せに過ごせていますが、みんながみんな、そうとは限りません。

結婚しなくたっていい
こどもがいなくてもいい
稼ぐことに一生懸命でなくてもいい

今回は、いろいろな幸せの形の一つを教えてくれた、大原扁理さん「年収90万円で東京ハッピーライフ」という本を紹介します。


年収90万円で東京ハッピーライフ 大原扁理

大原扁理
東京都在住。高校卒業後、3年間引きこもり、海外ひとり旅を経て、現在隠居6年目。著書に『20代で隠居 週休5日の快適生活』

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「進学とか就職って本当にしなきゃいけないの?」
著者は、進学や就職に疑問をもち、働いて稼ぐよりも節約や工夫で生活費を抑え、最低限働く(週2日の労働)だけで生活しています。

その生活術は「東京の郊外に家賃の安いアパートを借りる」「服・三食の食事は必要最低限」「娯楽は散歩と図書館から本を借りてきて読むこと」など、節約の極みです。しかし、摘んだ野草を料理して使ってみたり、散歩で季節の移ろいを感じてみたり、読書にいそしんだりと、本人はとても楽しそうに生活を送っています。

節約は我慢に結び付きがちですが、実践されている大原さんの生活はとても楽しそうです。

充実した日々の生活と、そこに至るまでの本人の考え方など 「勉強して働いて稼ぐことが本当に幸せなのか?」という現代の常識に、新しい価値観を与えてくれます。


「自分の」幸せを考える


人にはどうしても得意なこと、苦手なことがあります。得意を活かして生活に役立てることができればいいのですが、そもそも自分にとって何が「得意」で何が「苦手」かよくわからないですよね。自分のことをよく分かっていないまま、流されて進学し就職し、結婚して子どもを産んで・・・という世間の常識に沿った人生を送っても、必ずしも満足した生活を送れるわけではありません。

大原さんは、20代のころから「自分にとって何が幸せか」を考え、今の生活にたどり着き、世の中の常識とは違っていても充実した毎日を送っています。

自分の身近な人間や、子どもたちが、今の人生や行き先に迷ったときに「こういう道もあるよ」と優しく教えてあげられる。そんな新しい価値観を、この本は教えてくれました。

気になる方は是非読んでみてくださいね。

読んでいただきありがとうございました。

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