信じること、考えることを諦めたあなたへ贈る本
考えること。さらに言えば、自分や他人を信じることを諦めてしまったあなたへおススメの本の紹介です。
タイトルは
なぜ銅の剣までしか売らないんですか?
著者は、キャリアコンサルタントとして活動を続けるもっぱら、その経験から得た見解を、YouTubeにていらすとやを活用した物語として週2回投稿している方となります。
動画の内容は社会への風刺です。
Fラン大学と言われる日本の教育システムの負け組とされる彼らを中心に、働くこと・クズと呼ばれる人間の思考やビジネス関連のお話を山のように作っています。
人間の醜い部分を飽きるほど見てきた方だからこそ作れるコンテンツです。
話を本に戻すと、今回の本は社会の現実的な黒い部分を、ファンタジーという非現実的な世界観で隠しつつ表現したような本となっております。
あまり、内容を語ってもしょうがないので、今回は心に引っかかった言葉をいくつか。
これを見て、興味がそそれば手に取っていただければと思います。
親を助けたい?馬鹿言うな。人を助けるっていうのは、もっと真面目で、現実的な行動の積み重ねなんだ。親を盾に自分の無謀な行動を正当化するな。俺は貧乏人のそういう愚かさを見るのが嫌なんだ。奪われるべくして奪われる様子を見るのが。 p35 10行目
あー。金がないと怒りを娯楽にするんだね、人間って p85 12行目
この世の中の仕組みそのものが、不平等で不公平なんですよ。でも人間は下手に知能や欲があるものですから、未来に希望がないことを認めながら生きてはいけません。・・そこで精神的な”救い”として、教会の教えが必要なんだと思いますよ p224 2行目
愚かな者ほど、複雑な問題の結論を性急に出そうとする。意見や考えを一旦保留にすることができないのだ p299 17行目
きっと、この人の考え方は賢く”なりたい”人にとって面白いコンテンツになりえるのかなと思います。
欲を満たすために考えることを諦めないあなたへ。
欲にまみれた人の愚かさを知って信じることを諦めてしまったあなたへ。
ぜひ。
本へのリンクはこちら。
あ、ちなみにメルカリで買ったほうが安いですよ。
(上のやつアフィリエイトリンクなんで)
今の時代、購買動機は特に情報ではなく人でお金を払うんですね。
ではでは。