こだわりだけが自由を殺し続ける。
こだわりだけが自由を殺し続ける。
吉本ばななさんの『私と街たち(ほぼ自伝)』に出てきた言葉。
これを読んだとき「あぁ、そうだなぁ」と納得した。
わたしにはこだわりがありすぎる。
だからこんなにも苦しいのだ。
起きる時間。
朝のノートタイム。
使うもの。
毎日の掃除機。
夜に飲むもの。
寝る時間。
心地よく生きるために決めたこだわりが自分の首を絞めている。
こだわりってつまり自分なりのルールってことだ。
気づいたら、ルールに縛られて生きていた。
ルールがあるから胸がざわつくんだ。
こうじゃない。それじゃない。違うって。
こんな言葉がぐるぐる聞こえてくる。
もっと自由になりたい。
自由ってなんだ。
自分の「今」に目を向けること。
今どうしたいのか。
何をしたい?
何がほしい?
自分の声に耳を傾けることをいつのまにか忘れていた。
そうやって大事なことを忘れ、また思い出し、忘れ、思い出す。
その繰り返しなのかもしれない。
忘れたら何かをきっかけにして思い出すことがある。
だから忘れても思い出せばいいんだ。
覚えておこうなんて決めなくていいんだ。
忘れたことを責めなくていいんだ。
自分との対話はもっと自由でいい。
こだわりを手放して自由に生きたい。
もっと柔軟に。もっとのびのびと。
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