わたしの未来を変えた3つの習慣
大学卒業後、就職するために上京して働き始めた。
しかし、結婚を機にたったの1年で会社を辞めた。
結婚後は体調が良くなかったことと、夫の希望もあり、専業主婦になった。
慣れない家事に苦戦する毎日。
家事以外にすることがなく、ゲームをしたりアニメを観たりしてなんとなく時間を過ごしていた。
結婚して1年半後に息子が産まれた。
それからは、家事と育児、ときどき推し活。
当時は推し活の時間だけが息抜きタイムだったし、それがあれば十分だと思っていた。
息子が幼稚園に上がるころ、コロナ禍へ。
少しでも体調不良があれば休まなければならない。
普段の外出もしづらくなった。
コロナ禍になる前にぼんやり考えていた、「体調も落ち着いているし、息子が幼稚園に行くようになったらパートでも始めようかな」という軽い気持ちは、あっという間にどこかへ消え去ってしまった。
そんななかでも推し活は続けていたが、満たされない日々が続いていた。
心のどこかにある「これじゃない感」。
Instagramを開くと、魅力的な情報で溢れていた。
SNSで稼げる時代だと知る。
SNSなら自分にもできるかも。
そんな気持ちからInstagramをよく覗くようになった。
そこで出会ったのが、3つの新しい習慣。
・ノートと手帳
・読書
・note
ノートと手帳で気づく自分の本音
ノートや手帳を、シールやペンでオシャレにデコったり、素敵な文房具を使っているInstagramの投稿を見るたびに、心がワクワクした。
自分もやってみたい!と。
ノートを使ったジャーナリングも。
「ノートに書くだけで本当に人生って変わるのかな?」
はじめは難しく感じたジャーナリングだったが、続けていくうちにコツを掴んできた。
書くことはなんでもいい。
「眠い」でも「寒い」でも。
とにかく心の思うままに書いてみる。
そうすると、どうでも良い内容から思考がどんどん広がって、「自分はこんなことを思ってたんだ」と気づくことがある。
「へぇ。ジャーナリングって面白い!」
手帳で日々の記録を書いたりするのも面白かった。
自分の好きな色のペンや、お気に入りのシールを見つけることに心が躍った。
そうやって、ノートと手帳を使い始めて、自分のやりたいこと、本音が分かってくるようになった。
苦手だと思ってた読書
何か新しいことを始めたいと思っても、自分は何も知らないし、社会経験も少ない…。
そんな自信のない自分を変えたくて始めたのが読書。
本を読むことは苦手だった。
いや、「苦手だと思っていた」が正しい。
心が満たされない、だけど家事と育児に追われる日々のなかで、読書の楽しさを忘れてしまっていたのかもしれない。
読書を始めようとして本屋に行っても、自分が何を読みたいのか分からなかった。
とりあえず、Instagramでオススメされていた本を順番に読んでいった。
それを続けていくと、新しいことを学ぶことが楽しいと思えるようになった。
そして本来それは、わたしの好きなことだったと気づいた。
そこから、わたし自身が気になった本もどんどん読むようになった。
図書館にも行くようになった。
本は、わたしの知らない世界をたくさん教えてくれる。
noteが導いてくれた新しい挑戦
noteを書こうと思ったのは、Instagramでフォローしていた発信者さんがよくnoteを書いていたから。
わたし自身、昔はよくブログを書いていたし、久しぶりに書いてみたいという気持ちになり、始めることにした。
まずは月1の更新を目指して。
そこから週に1回、毎日、と頻度を増やしていった。
魅力的なnoterさんがたくさんいるなかで何度も埋もれてしまいそうになりながらも、なんとかわたしなりの書き方が確立してきた気がする。
noteをマイペースに続けてきて、こうやって書いて発信することが好きだと分かった。
「書くお仕事がしたい。」
そんな想いとリンクしたのが、地元広報誌の編集委員の活動だった。
これまでのわたしだったら、やってみたいと思っても「何も知らないわたしなんか」と思って、応募することすらしなかったかも。
ただただ真っ直ぐに突き進んでいけたのは、noteを書き続けてきた経験があったから。
noteをやってきて、発信する楽しさや、文章を作る面白さを感じたから。自分のスキルアップを感じたから。
「ここで培った経験を役立てたい」
自信を持って、そう思えるようになった。
3つの習慣は人生となる
・ノートと手帳
・読書
・note
この3つのことは、習慣を通り越して、わたしの趣味となり、もはや、わたしの人生となっている。
わたしの生活を説明するためには欠かせない要素である。
どこか物足りなさを感じていた生活から、幸福度の高い毎日に変わった。
新しいことを始めると、不思議と次々にやりたいことが見つかって、趣味の幅も広がる。
そして今が楽しくなる。
今日も楽しく行きたいから、ノートと手帳を書き、本を読み、こうやってnoteに綴るのだ。