プレゼンは相手を動かすためのもの?
こんにちは!今回も学んだことを書いていきます。
プレゼンは相手を動かすためのもの?ということで例えば、電球を開発した人は?
エジソンではありません。ジョセフ・スワンです。
このようにアイデアを頭に浮かべるだけ、発明するだけでは意味がありません。
誰かに発信する、社会に出すことで価値を成すということでプレゼンによって自分に価値をつけるため学んでいきます。
◆プレゼンテーション
現代はモノに溢れている時代であり、その一つ一つのモノにそこまで大きな差はありません。
ではどこで違いを生み出すのか?
モノをいうスキルや伝えるスキルというのが重要になってきます。
さらにこのプレゼンがうまい会社や営業というのはAI時代だからこそ価値が上がります。
そして人とのコミュニケーションが楽しくなり、仕事も楽しくなります。
素晴らしいアイデアを持っていたとしてもそれを誰かに伝えなければ、次の日には忘れてまた何となく仕事をしてしまいます。
逆に自分のアイデアを同僚・上司・部下などに伝えること・発信することで今の仕事も今以上に楽しくなります。
スキルを上げる=自分の価値を上げるということは所得を上げるということになります。
しっかり自分の価値を高めていきたいですね!
「御社のサービスを聞きたい」「来週役員にプレゼンして」という事はよくあると思います。そんな時「うまくできるかな」、「ちゃんと相手に伝わるのかな」と不安になりますね。
しかしプレゼンというのは才能によって決まるということではなく、
コツを掴むことでうまくなることができます。
そのコツについてです。
上の図も5点について学んでいきます。
今までは1つの情報を得るためにも一苦労しました。そして情報を得る時にはほとんどが新聞やテレビでした。
でも今ではスマホ1台があれば何でもどんな情報でもある程度は取得できます。プレゼンもそうです。
今であればYouTubeで調べればいろんな人達のプレゼンを実際に映像で見ることができます。TEDなんかもそうですね。
なので昔よりも今の方がプレゼンに対する聞く側の目というのが厳しくなってきています。
5点をさらに区分し、プレゼンの基本・聞き手の導き方→スライドの作成→立ち振る舞い・話し方のコツという順番で進めます。
◆プレゼンの基礎
このプレゼンの最終目的は何か?
相手を動かすことです。
サービスを説明する・サービスを理解するというのはもちろんですがこれが目的になってはいけません。
サービスを理解してもらうことではなくてその後の動かすまでがプレゼンです。
契約を締結する為なのか?決済者に承認してもらうためなのか?代理店に自社のサービスを販売して欲しいのか?などの目的によって理解というのが違ってくるということです。
では相手を動かすためにはまず資料が必要?この資料作りに時間をかけている方は私も含め多いのではないでしょうか。。
しかし、まずは資料準備!ではありません。
プレゼンは3のステップから成り立っています。
STEP❶ 目的を明確にする。なぜこのプレゼンが必要なのか
STEP❷ 聴き手理解。誰に理解してもらいたいのか
STEP❸ 理解した相手をどう動かしたいのか
まずは資料を作る前に何を(誰を)どのように動かしたいのか。
この部分をまず明確にしないとせっかく作った資料も意味がなくなります。
◇STEP❶ 目的
目的は5W1Hで考えます。
何について聞きたいのか(What)
何故それを聞きたいのか(Why)
どのように(How)→1対1なのかセミナー型なのか。
特に重要な聴き手は誰(Who)
いつどこでそれをやるのか(When/Where)
まずは上記の目的について考える必要があります。
◇STEP❷ 聴き手理解
仮に自分がライザップにインスタの運用代行の提案をしにいくとします。
まず相手は平社員、メンバーだとします。
この時にこの人の責任は何なのか?そこまでありませんね。
では次にこの平社員が求めている事は何なのか?
作業の効率化や面倒や手間をなくしたいという事であれば、そのニーズに合わせた提案をします。
相手は中間職の人です。
先ほどの平社員と違い、売上事例や短期的な効果を求められています。
そういった責任を解決する為の提案を行うことが重要です。
社長であれば求めているものは経営安定やファンを作る・新事業・コスト削減など長期的な戦略を求めています。
同じ商品を提案するにしても全く同じ提案ではなくて、相手が求めている本当のモノは何なのか?
誰に提案するかによって目的を変えることが重要です。
◇STEP❸ リード「相手をどのように動かしたいのか」
話したいことはたくさんあります。
上の図のようなものですね。
しかし全て伝え切れるほどの時間を与えてくれるとは限りません。
伝えたい事を並べます。その次にその伝えたい事の順位づけをします。
この順位づけしたモノをどうやってできるようにするのか「根拠」を最後に伝えます。
話し方、進め方が大事ということについてです。
人は話が始まった時は集中力が低い状態からスタートします。そこから興味のある話だったとしても30分しか集中力を保つ事ができません。
30分を超えると共に集中力も下がっていきます。
プレゼンを1時間かけて行っているほとんど相手の頭に入っていない事になります。
この30分の間にどれだけ内容を伝える事ができるかが重要になります。
では先ほどのインスタグラムの運用を提案する際に、
・そのシステムの機能を先に説明する方が良いのか?
→「弊社のインスタ運用は管理画面からレポートがダウンロードできます。それによって今までかかっていた時間の削減をすることができます」 機能→解決
・そのシステムにより解決できる事を先に説明する方が良いのか?
→「弊社のインスタ運用によって時間の削減になります。何故なら管理画面からレポートをダウンロードをできるからです」 解決→機能
どちらが良いのでしょうか。
正解は解決→機能です。
聴き手が知りたいことを最初の30分で伝える必要があります。
では30分を過ぎた上の図の赤の部分はchit chat雑談や世間話の時間です。
もうプレゼン自体は終わって、お互いを知る時間にしていかないといけません。
◆スライドの作成方法
ぜひ行政から出されるスライドを一度ご覧になってください。
何が何かわからないボリュームになっていると思います。
しかし気付かぬうちに自分もそのようになりがちです。
そのためスライドの基本は、
例えば「自社の強みと競合との比較」を1つのスライドの中に入れ込むのではなく、「自社の強み」と「競合との比較」は分けて2ページに分けてスライドを作成します。
ページ数は増えていい、しかし1ページあたりのの内容は減らす必要があります。
それをどうやって考えるのか?
T(時間)P(場所)O(場合)で考えます。
T=例えばどのくらいの時間があるのか
P=どこで資料は見られるのか
O=誰にどうやって見られるのか
このTPOを資料作成前に書けるようにしておく必要があります。
青がセミナー用、赤が提出用です。
セミナーなど前に立って説明をする際、文字がたくさんあったら見づらいですね。
自分が今回提案するのはセミナーなのかそれとも資料を提出するのか。その時によって資料作成の仕方も変わってきます。
タイトルではなくメッセージを記載します。
「売上の推移」というタイトルだと大きな枠組みになるため結局何を話したいのか?というのが聴き手に理解されにくくなります。
「売上が30%増加」というメッセージであればこのスライドが何を伝えたいのかこれだけで理解をしてもらえます。
タイトルだけでページを理解してもらえるメッセージを書く事が重要になります。
図がなければ箇条書きを心がけます。
上の図を見ると差は一目瞭然ですね。
箇条書きの方が見やすく、わかりやすいです。
チャートをつけてみます。
このような資料もよくみますね。しかし見にくい!
ではどうするか?
まずはタイトルではなく、メッセージをつける。
グラフを読み解くのではなく、グラフに
「中国が急上昇で第二位」「日本横ばいで成長なし」という結論を加えます。
◆プレゼンの立ち振る舞い
止まっていると相手は、ついつい資料に目が行きがちです。
自分に注目してもらうためには動いて
注意が自分にいくように仕向ける必要があります。
❶プレゼンを聴いている人に対して、自分に話しをされているんだと思わすために一人当たり1秒から2秒はアイコンタクトを取ることを心がけます。
❷アイコンタクトを取るためにもスライドやスクリーンを見ているわけにはいきません。
パワーポイントの発表者ツールを使って次のページを頭に入れておき、自分が説明する時にスクリーンを見ずに説明する必要があります。
そしてプレゼンの話し方として意識するべきことは3つあります。
まずヒゲ言葉とは?
これをなくします。(めっちゃ言ってます笑)
そのためにはプレゼン資料を暗記する必要があります。
5回はスライドを読み、しっかり睡眠を取ることも必要です。
重要な何かを伝えたい時は前置きが重要になります。その前置きの後に結論を伝えることで聴き手に今から伝える事は重要なんだと理解させる事ができます。
話し方の例は上の図のように前置き10秒、結論を5秒で、その根拠を3点10秒でとまとめると内容を相手に伝わりやすくなります。
淡々と説明していては相手の興味を引きつける事ができなくなります。
「ここだけは覚えといてもらいたい」「ここが一番重要です」という前置き言葉をしっかりとプレゼンの中で1回だけでなく何回も使ってでも相手に興味を持たす事が重要です。
3つを定義する。
先ほども結論の後に根拠を3点と書きました。
なぜ3つなのか?
自分がプレゼンした際にそのように考えた根拠が、
・1つだと信頼度が66%
・2つあると信頼度が75%
・3つあると信頼度が80%
根拠が4つになると信頼度が約83%、さらにそれ以上上がらないので根拠を3つ準備します。
今自分はどこを話をしているのかという事を表すために、
このようなポイントを入れてあげることで聴き手に今どの内容を話しているのかがわかりやすくなります。
会社員、起業をする、何をするにしても自分が誰かに伝える時にプレゼンをする機会はあると思います。
前にたちスライドを用意して行うプレゼンだけでなく日常で誰かに何かを伝える際にも使えるスキルがたくさんありました。
しっかり意識し、実践することで身につけたいと思える学びでした!!
今回も最後までご覧くださりありがとうございました!!!
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