見出し画像

ビジネスチャンスの見つけ方

こんばんは!今日も学んだことを書いていきます!
今回はビジネスチャンスの見つけ方です!

どんなふうにビジネスチャンスを見つけているのか、一つ一つ見ていきます!

◆ビジネスのチャンスは石ころ以上に転がっている

画像1

まず私たちは何に対して普段お金を払っているのでしょうか?
それは「不」です。

図にあるような「不」への目の向け方が、ビジネスチャンスを見つける上で重要になります。

画像2

こちらの写真はフィリピンの街並みです。
どのような「不」があるでしょうか?

次にフィリピンにある病院の写真です。

画像3

この画像を見て何を感じるでしょうか?
そして2つの画像から「不」を抽出します。

画像4

上の2枚の写真と実情からわかることが以下の通りです。

○表面的な真実
・広告看板が多い
・病院は待ち時間が長い
・病院が綺麗
・高級車の乗り付け(フィリピンは医療保険制度がないので、基本的にお金持ちが行ける場所であり、富裕層は画像のように綺麗な民間の病院に行くことができます)

表面的にわかったことだけに意識を向けているだけでは、ビジネス機会は見つかりません。
その裏側を探求することを意識します。

そうすると以下のことがわかります。

○裏側の真実
・無駄な広告費(不経済的)
・待ち時間イライラするなぁ(不満)
・貧乏な人多いのになぁ(不平等的)

◆ビジネスチャンスを生み出す(不の解決)

『表面的な真実』と『裏側の真実』を組み合わせて導き出したことは、『病院内に広告を出す』ということです。
(日本では、規制などがあり難しいですが、、、)

そして広告を出すクライアントに対して解決できることが3つあります。

画像6

「効果の効率化」「コスト削減」「ブランディングアップ」
この3つを見ていきます。

○効果の効率化

画像6

・マス広告・OOH広告
⇒マスリーチ
リーチ数に対してコスト増。
全員にリーチを行うとコストがかかります。
⇒ダイレクトリーチ
病院にいるお金持ちのお客さんだけに対してリーチする
マスリーチよりもコストがかかりません。

画像7

そしてタイムボリュームが大きく違います。
タイムボリューム=教育広告
広告を見る時間が変わるということです。
病院の待合室:1時間  車:5秒

見る時間が長ければ長いほど、教育が可能になります。

○コスト削減

画像8

広告看板:
400万人へリーチ。
400万人のうち看板を見る人は30%の120万人。
その中から病院に来れる富裕層が10%だと仮定。
=広告看板は月に12万人を呼ぶのに120万円/月
ダイレクト広告:
25万人へリーチ。
病院に来るのは富裕層。
その待ち時間で病院内看板を見るのが50%だと仮定する。
その中から実際にそのサービスを金銭的に利用できる人は100%だと仮定。
病院内看板は12.5万人呼ぶのに60万円/月

効果の効率化を実施することで仮定ですが、同じターゲットで広告費を半分以下に削減できます。

○ブランディングアップ

画像9

病院での広告によってスポーツドリンクが栄養ドリンク、健康飲料に変わります。
病院がおすすめしているんだ、というような印象になります。

またドクターとつけることでイメージが変わるドクター○○商法というものがあります。

◆事業戦略

病院内に広告を出すという事業を成功させるための戦略は3つあります。

①無在庫商法
②独占契約
③競合排他

画像10

病院側に対しての営業方法としては、
クライアントが決まってからスペースを借ります。
利益が確実に出せる状態にしてから借りるということです。

『確実に出る利益から何%支払う』ということにすれば、病院側としては、自動的にお金が入ってくる仕組みとなります。

画像11

自動でお金が入ってくる仕組みとクライアントを必ず取るということを伝え、独占する。

病院とは独占契約の形が取れているので、クライアントに対して今契約しない場合は、他社に売ってしまうよという強気な営業が可能になります。

◆新規事業の立ち上げのポイント

・新しいものを探すな
・ターゲット層を絞るな
・シード(種)はどこにでもある

○新しいものを探すな
アインシュタインになろうとしないこと。
今の時代、新しい大発明が生まれづらくなっています。
ではどうするのか?

画像12

今は、情報がオープンソース化されています。

新しいアイデアを探すということではなく、情報と情報を繋ぎ合わせて、新しいビジネスに進化させるということです。

そのためにはとにかく情報に触れることが重要です。

○ターゲット層を絞るな
先ほどのメディカル広告において、トップクライアントは次のどれだったでしょうか?

A製薬業界
B不動産業界
Cアパレル業界
Dフード業界

同じ業界のA製薬業界と思われる方が多いのではないでしょうか?
実際は、
1位不動産業界(時間と所得でリーチ)
2位車メーカー(所得にリーチ)
3位健康器具(健康意識にリーチ)

ターゲットを絞らなければ可能性は広がり、結果として的確なリーチができます。

ちなみに、製薬業界にも規制が多くありますので、日本では広告を出すのは難しいです。。
CMなどでもチャッチコピーや開発・製造の映像やイメージばかりなのはそのためです。

・・・・戻ります。

ここで「ニッチ戦略」と「ターゲットを絞る」をしっかり分けて理解しておきます。

画像13

ニッチ戦略
自分のお店がウイスキー、ワイン、日本酒、カクテルの提供するお店だとします。種類が豊富すぎるとコストが高くなるので、最低コストのカクテルにコストを集中させよう。
ターゲットを絞る:
カクテルで攻めよう!カクテルだから20代の女性に絞る。

「ターゲットを絞る」は最大マスの中からさらに絞ってしまうことになるので、NGです。

○シード(種)はどこにでもある

画像14

これは冒頭の図ですが、ビジネスの種はどこにでもあるということです。
つまり「不」を見つけ出すということです。

今回学んだことで、世の中の新しいビジネスが普段スルーしてしまっているような「不」に対するアプローチであることに気づかされました。

探せば確かに「不」は至る所に転がっているかもしれませんね!
寝正月ならぬ寝盆となっていますが、ボーッと何気なく過ごさないようにしていきたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?