「自己肯定感」って、いったい何なの?
あなたは「自己肯定感」が、実は2層構造であることを知っていますか?
これ、知ってるといないとでは、自分らしく生きていく上で大きな違いが生まれます!
2024年6月22日(土)10:07
山羊座で1回目の満月を迎えました。
(来月もう一度、山羊座で満月を迎えます)
今回の山羊座の満月は、揺るがない自分軸=土台を創ることを促すエネルギーが流れていますので
「自己肯定感」の土台について、記事を書こうと思います!
自己肯定感には、2つの要素がある
「自己肯定感」は、もともと英語の self-esteem の訳語の1つです。
そのため、自尊心や自尊感情をいう言葉を使う学者も多くいます。
教育学者で心理学者の 近藤 卓先生の提唱されている
自尊感情モデルの図を見てみて下さい。
図のように、自己肯定感は、実は2層構造になっています。
1)基本的自尊感情:ありのままの自分を認める気持ち
・体験と感情を共有することの繰り返しで形成される
・比較を伴わない、絶対的で「無条件」の自尊感情
2)社会的自尊感情:私はできる!という気持ち
・人から認められることによって、膨らむ。逆に、しぼむこともある
・他者との比較による優劣で変化する自尊感情
この図でいうと
黄色の部分が「基本的自尊感情」(ありのままの自分を認める気持ち)
ピンクの部分が「社会的自尊感情」(私はできる!という気持ち)
「基本的自尊感情」と「社会的自尊感情」のマトリクスで4つのグループにわけられます。
一つずつ見ていきましょう!
① 基本的自尊感情も社会的自尊感情も両方とも育っていない
このエリアの人は、
自分に自信がなく、孤独感を抱えることも多いタイプです。
② 社会的自尊感情が育っていない
このエリアの人は、
人からの評価に振り回されることは少ないのですが
のんびり屋で、マイペース
空気の読めない人も多いかもしれません。
③ 基本的自尊感情が小さく、社会的自尊感情が肥大化している
このエリアの人は、
人からの評価を求めるため、周囲からの期待に敏感で
とても頑張り屋で、はた目には「いい子」ですが
本人は、漠然とした不安を抱えているケースが多くなります。
④ 2つの自尊感情がバランスよく形成されている
このエリアの人は、
ありのままの自分をそのまま認めることができ、その上に、私はできる!という自信も育っているので
精神的に落ち着いていて、他者にマウントを取ったり
必要以上に自分を卑下したり、他者のリクエストに応えすぎたりはしません。
自己肯定感の「土台」は、基本的自尊感情
今の自分を認められないところに、「私はできる!」を積み上げても
それは外側だけがふくらんでいるシュークリームの皮ようなものです。
頑張り屋さんのあなたは、③の基本的自尊感情が小さく、社会的自尊感情が肥大化しているタイプの可能性が高いのです。
周囲の期待に敏感で、空気も読み過ぎるほどなので
他者からのリクエストに応えすぎて、気がつくと自分のココロやカラダに無理をさせていることも!
【まとめ】
「自己肯定感」は、2層構造になっている。
「自己肯定感」の【土台】は、基本的自尊感情である。
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