端午の節句
以前、3月の、ひな祭りの時に、こんな記事を書いた。
家内は、その片付けの時、早くも、端午の節句の飾りを出したのだ。
ところが、早すぎた。
長女が、鯉のぼりを気に入ってしまって、ほどなく自宅に持ち帰った。
心の中の、リトルkojuroが、呟いた。
相変わらず、目ざといな。
こんなとき、家内は、こういうのだ。
別に、いいでしょ。
私は、なんとなく鯉のぼりが恋しかったので、近所の100均で、これを、購入してきた。
そして、長女の自宅に行くと、我が家の鯉のぼりは、こんな感じで、飾ってあった。
長女のこだわりポイントは、ドラえもんと、まいやん(注1)と、オシャレである。そして、可愛いものが、好きなのである。
そして、先日、長女の自宅に立ち寄った。その時、この鯉のぼりが、まだ、置いてあった。
そして、我が家にも、端午の節句の飾り物は、そのまんま、置いておかれている。
心の中の、リトルkojuroが、呟いた。
ひな祭りは、すぐに片付けるのに、な。
迷信に踊らされているんじゃないか。
長女宅も、我が家も、こどもの日からかなり経っているにも関わらず、飾りを放置している。
そろそろ片付けようか。
私が、家内に声をかけると、家内が言った。
コジくん、片付けておいてよ。
……。
鎧兜のツノが、ひとつ折れているのが、気にかかるのだが、折れたところは、知らない間に、どこかに紛れて、無くなってしまっている。
だから、容易に修復できないでいる。
そんなことを考えながら、私は、何も言わずに、片付けた。
家内は、そんなことには、お構いなしに、寝そべりながら、にこやかに、録画のドラマを見ている。
コジくん、一緒に観る?
心の中の、リトルkojuroが、呟いた。
いやいや。あなたの目的は、足の、マッサージでしょ?
……。
我が家は、家内が、にこやかであれば、平和で明るい。
……。
心の中の、リトルkojuroが、私の代わりに呟いた。
これで、いいのだ。
(注1)まいやんとは、元乃木坂46の、白石麻衣のあだ名である。長女は、まいやんが、大好きでなのである。