【身体が自由になること】その先にある楽しさと上達
『自分が思ったアイデア・想造したことをプレーで体現出来たら、サッカーって楽しいだろうな』
このおもいを高校時に抱いてから、サッカーに対しての捉え方が変わりました。怪我を経験し、人としてパフォーマンスはなぜ衰えるのか?もっと、サッカーを楽しむためにはどうしたらいいのか。そのコトをずっと探りながら続けてきました。その結果、
【身体が固まってしまうこと】
これが原因だということがわかりました。現在、行っているゆるトレーニング・球軸トレーニングの元となっている理論を通じ身体が『ゆるむ』概念を学んだことでわかりました。
そもそも、身体に限らず全てのモノに共通する【固まる】と【緩む】は、共通しておりこの2つは相対的なことです。
大雑把ですが、固ければモノは跳ね返ったり、反発する。柔らかければその威力を吸収し衝撃は逃げていくイメージは、想像しやすいと思います。
身体を例えてみました。
【コンクリートのような硬い身体】
【柔らかい羽毛布団のような緩んだ身体】
もし、スゴく速いサッカーボールが飛んできたら、どちらが威力や衝撃を受け止め吸収し、滑らかなトラップ・足に吸い付くようなドリブルやボールタッチ。どちらが自由性があり、プレーの幅も広がるでしょうか。想像はつくと思います。
僕は、大学時に【固め踏ん張って動く】意識でサッカーをプレイすることへの限界を感じたので、それまでの概念を切り捨て【緩む=脱力した結果動く】身体・意識でサッカーをするために0から始めました。
その結果、『こんなプレー、自分は出来るんだ!』と試合や練習をする度、プレーと身体に現れる変化はスゴく不思議なものです。それまで、ミスに対するネガティブな意識から、緩んだ身体の動きに身をまかせられるようになってゆくので、直感的に感じたコトをプレーで表現出来るようになってきたので、サッカーをすること・純粋にボールに触れることが楽しく感じます。
後は、『自分には出来ない』と決めつけている固定概念を一つ一つ解いて行くことで、表現への制限はなくなりいつまでも上達して行くのだなと感じました。
これから先も『ゆるんでセンター・自由自在に動ける身体』でサッカーをプレーしどんどんサッカーの楽しさを、身体で感じていく為に、身体を緩めていきたいと思います。
ここまで読んでくださいりありがとうございました!
(※写真はgetty imageより引用)