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like a ghost | 解離性健忘

病気がまた一つ増えた。解離性健忘というやつらしい。

思い返せば、中学生の頃にてんかん発作?が出て、急に自分の感情が制御できなくなって罵詈雑言を誰に向かってでもなく体育館で叫んだり、自分を俯瞰して(精神的な営みではなく、物理的に、といった方が近い)見ているような離人感に悩まされた時期も長らくあった。留学から帰ってきた時には昏迷状態にもなって、本当に抜け殻みたいになっていた。

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きっと、解離性障害ってやつなんだ。自分が自分じゃなくなる感覚は双極症だけでもお腹いっぱいなのだが、そこに記憶が失くなるのがやってきたらもうそれは大変なことです。

昨年の中頃からその気配はあって、好きな人と出掛けたりした記憶が部分的にしか残っていなくて、なんかその時はきっと楽しかったんだろうけど、感情としての記憶が無かったり…苦しい、悲しい記憶はいくら消えてくれても一向に構わないのだが、楽しい記憶を僕から奪わないでほしい。

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どうやら深夜徘徊をしていたようです。光を探していた。


誰かに話を聞いてほしかったのかな。


暗闇の中で光を探していた。ずっと。


そうこうしていると、あさやけだ。


飲みきったからって他人の郵便ポストにビール缶を置くのはいただけないな。僕はそういう人、嫌いです。


新しい今日がやってきた。月はずっと僕を照らしてくれる。

こうした一連の記憶がなく、意識レベルがある程度戻ってくると、Oh…となるのであった。今のところは解離しても、自分以外に迷惑は掛けていないっぽいし、まあ何か別の自分みたいでこれはこれで楽しいかも。

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ずっと前からこのnoteで計画していることがある。メンバーシップを立ち上げたい。僕のnoteは優しすぎて疲れてしまう人がよく読んでくれている。ずっと昔から、話すことより書くことの方が得意だったし、特に資格も何も無いし、大卒ぐらいの心理学の知識しかないけど。

というか、そういうロジックはさて置いて、自分のnoteを読んでくれている人とちゃんと話がしたい。きっと僕には具体的な問題解決能力はない。それでも僕のnoteにコメントを残していってくれる優しい人たちは僕を本当の意味で肯定してくれる。そのお返しがしたい。コメント返しだけじゃなくて、もっと小さい村みたいな緩やかな共同体を作りたい。

何ができるか考えている。Podcast?文通みたいなリアル手紙のやり取り?偉そうにこんなことを考えている傲慢な僕にも、傲慢な人間として振る舞える居場所が欲しい。それがこれを読んでいる君にもそう思えてほしいから。

メンバーシップを始めたとして、何をしてほしいか、どんなメンバーシップだと嬉しいか、などご意見お待ちしております。前半の新しい病気について何か感じるものがあれば、それも言語化してぜひコメントしてみてほしいです。

僕たちは幽霊じゃなくて、一人ひとり今日を生きている人間なんだって、ちゃんと言いたいよ。

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